整理収納アドバイザーのsaikoです。
いつもブログに訪問いただき
ありがとうございます。
ファミリーサポートで
毎週1回老人ホームの方の
お買い物や散髪の付き添いをしています。
80代後半の男性
平成27年からの介護サポート。
はじめのころは歩行も
少し出来ている状態でした。
現在は車いすでの移動です。
毎月、文芸春秋を購入している方で
時々本屋さんにも立ち寄ります。
10月初旬に11月号が発売されます。
中旬になると
「もう12月号が発売されているはず。」
と言って、納得されません。
仕方なく本屋さんに行きますが、
発売日前なので、
置いていません。
「ここは、古本屋だ。」
と言って、
自分が正しいと言い張るんです。
これが、ほぼ毎月。
なだめるのにひと苦労。
もともと几帳面な方でしたが、
最近は、お部屋に伺うと
机の上に本が積みあがっている。
空いているスペースがあまりありません。
以前はもっとすっきりとした机でした。
目の前にないと探すので、
介護スタッフさんも
あえて片付けないようです。
本人のプライドを
傷つけないように
会話も配慮します。
買い物から帰ってきたら、
購入品はどこに置くのかは
本人に決めてもらいます。
「どこに置きましょうか?」
「果物は、冷蔵庫に入れますね。」
ひとつづつ確認。
何がその方にとって大事なことなのかは
なかなかわかりません。
こだわりも強くなりますから。
見えないところに片付けることで、
かえってストレスになる場合もあります。
見えるところにあることで、
安心なのかなと感じました。
認知症の症状は
人それぞれです。
周りの人の対応が大事。
一番大事なのは
コミュニケーションでしょうか。