トリプルオルタナティヴズ -24ページ目

トリプルオルタナティヴズ

上野樹里ちゃんのこと、本のこと。

こんばんは!とうとう買ってしまったヾ(@°▽°@)ノ

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もとから入っている洋菓子屋さんを見られればいいなと思って降りたのだけど、デパ地下はすっかりバレンタイン仕様で、特設コーナーに有名なショコラのお店がいろいろ来てました!

テオブロマのお店もあったよ~。毎年、狙って行くわけじゃないけどこの時期のデパ地下でチョコレートを物色するのは大好き。あげる相手はいませんが。笑 ショコラティエ見ていてどうしても食べたくなっちゃった。ふぇっふぇっふぇ~( ´艸`)
散々うろうろした挙句、オランジェットをひとつ、買いました。美味しい幸せ!来週の5話までは多分もちませんなw


さて。
何をこんなに浮かれているかというと、今日はとってもうれしいことがありました。
1月に
陽だまりの彼女ファンサイトで主催した陽だまり会で、みんなで三木監督にメッセージを書いて、色紙にまとめてお送りしたのですが。

なんと!監督がツイッターで紹介して下さいました…!わーわー

びっっっくりしたよwww

@TAKAHIROMIKI「今日、事務所に行ったらステキなプレゼントが!『陽だまりの彼女』ファンの方々からの熱いメッセージボード。ファンサイトのオフ会で寄せ書きしてくれたんだとか。こんなに映画を愛していただいて、監督としては最高の幸せです。大事にする!一生!w



うう…なんてあったかいんだ監督~・°・(ノД`)・°・
無事に届けばいいなと思っていましたが、まさかこんな風に言葉にして下さるなんて、しかも写真付きwみんなのメッセージ大公開w本当に驚いたし、嬉しかったです。

陽だまりの輪は、チーム陽だまりが生み出してくれた言葉。それを受け止めたファンのみんなで大切に育ててきました。そして、これからも映画を観て心に響いた全ての人が大きくしていってくれる、なんだかわからないけどあったかいもの。
陽だまりをきっかけに出会った人たちであったり、
作品を観て振り返った日常の大切さであったり、
そばにいる、もしくはこれから出会う大切な誰かのことだったり。

陽だまり会でお会いしたみなさんにもまた会いたい!
熱いLOVEが届いてしまいましたよ監督よろこんでくれたよ
次回は行きたいと声かけて下さった方々ともいつかお会いしたいです

そして、改めて感謝したいこと。

我々がファンサイトを立ち上げたのは、まだ公開前の8月末でした。ようやく完成披露試写会が行われた頃です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、仲良くしてもらってる樹海のみんなで真面目に会議(笑)したのが始まりでした。
もっと何か、わたしたちファンに出来る事はないかな?
陽だまりの輪という言葉が、クランクインの前から暖かく楽しい広報をしてくれたスタッフのみなさんが、わたしたちを単なるお客さんとか口コミを期待する相手ではなく、まるで仲間のような気持ちにさせてくれたんだと思います。よくわかんないけどとにかくもっと応援したい!陽だまりの彼女を盛り上げたい!そんな思いでスタートしました。

私設ファンサイトですが、チームで運営していて、そしてたくさんの人に協力してもらってわいわい作ってました。
膨大な試写会情報&雑誌の番宣情報をまとめてくれた北マングスさん、ネットニュースとトゥギャッターをまとめてくれたセブンさん。おすすめ作品のレビューと試写感想を書いて下さったみやいさんスタッフレビューを書いて下さったスランさんてんてんさんやいさんマハハンさん試写会の感想を寄稿して下さったみなさん。ツイッターやコメントで情報を下さったみなさん。

何かあるたびにチームLINEで話し合って進めてきました。いろいろあったけど、どれも貴重な経験だったなあと思います。
なんていうか、わたしの良い所は、こんなことが出来たのはほんとに協力してくれたみんなが凄くて、見守ってもらえたことがありがたいことで、要するに信じられないくらい奇跡的だっていうことがちゃんとわかっているところだと思います。笑 強調しておくよw

そしてそれは、わたしたちみんなに陽だまりの輪という合い言葉があって、その温度を一緒に感じていて、応援したいという気持ちが生まれたからだと思うのです。
陽だまりの広報って本になるんじゃないかと思うよわたしは。書こうか?うちのスランさんが
(/ω\) ←

一度どこかで、改めてファンサイトの中の人たちにも感謝の気持ちを書き残しておきたくて、ここに書かせてもらいました。こっそりと。笑
本当にありがとうございました!

そして監督。
貴方がまさに陽だまりでした。サービス精神と芸術は両立すると教えてくれた。お会いしたことはないけれど、三木さんの笑顔が心の中にあるのです。陽だまりの彼女という作品といっしょに。

色紙が届いたということは、わたしの超絶長いお手紙も読んで下さったのかな…。失礼があってはいけないと下書きをしたら、理路整然と超長くて少々反省しているよ…やっぱり手紙はライブ感が大事だと思う、ちょっとくらいひっちゃかめっちゃかなくらいが微笑ましいと思う!←
目上の方へのお手紙なのだからと自分をかばう気持ちと、かわいげのないファンレターを送ってしまった心許なさの間で揺れる夜でした。

いやいや、うそ。ひたすら感謝と感動の夜です!
陽だまりさいこー!だいすき!!!

こんばんは。ショコラティエの職場視聴率が右肩上がりな今日この頃です。
昼休みすっごい盛り上がってるからww今日はさとみ絶賛でした。サエコさんもさとみもほんと凄いよいろんな意味で。目が離せません!そして潤くんの最後のカットの切な美しいことよ。展開にはあんまりついていけてないけど、見どころが強烈で離してくれない感じはgleeを見始めたころの気持ちに似ているよ。
なんにせよ、頑張って帰ってこようと思うドラマがあって、それだけで楽しいよね。

樹里ちやんの次回作を待ちつつ、過去作品を振り返っています。
何かがあった時の備忘録という風にブログを捉えていると、ね。滅多に書くことないからさ?我々は…。笑
でもこれ超楽しいです!持ってるDVD片っ端から観て行こうと思ってます。今は、

上野樹里5つ

WOWOWオンライン・上野樹里と5つの鞄

三作目、となりのとなりのあきら
監督は
山下敦弘さん
脚本は
向井康介さん

陽だまりの彼女の向井さんんんん!!!!
これは、山下監督とタッグを組んだ「いつもの」テイストの方でしょうか。陽だまりみたいな恋愛ものは新しい挑戦だと仰っていたので。確かに雰囲気は違います。が、しみじみと素敵な脚本です。ほんっと…好きだ!!



役名は美鈴。声優になるために上京してきたはずが、冒頭シーンで妊娠検査薬を前に眉を寄せている。そこへ幼馴染みが突然訪ねてきて…と、まあ初めて聞く設定ではないような。でもこの「普通」さが、この作品の持つ力をいちばん引き出すポイントなのです。



幼馴染みのあきら。沢木ルカちやん。美人なのにボーイッシュ。この子じゃないと出来ない役だと思います。もう大きくなったんだろうなあ。綺麗になってるんだろうな~

回想シーンが面白いwジブリヒロインなら樹里ちやんはナウシカ、というのが樹海の定説ですが、まさか見れると思わなかったよw
それともこれがきっかけなの?わたしスナナレ新規だからわからないよ。教えて先輩方!



思わず笑っちゃうけど、この場面で美鈴とあきらの距離感が一発でわかるってすごい。台詞も地味にパンチがきいてます。
「美鈴やったら絶対いけんで。全部暗記しとるもん」とか、そういう問題じゃねーよっていうのがいかにも子ども同士って感じでくすぐったいw

「なんで産むか堕ろすかって考え方しか出来ないの?」
「…だってそうでしょう?」というやりとりが、彼は物理学の教授だとあとから説明されて腑に落ちたりもする。
面白い小説を読んでる気分に似ています。映像や音楽に頼らない、きちんと人物同士の会話で成り立っている。それに映像や音楽が加わることでよりよくなる。

病室で、彼がお医者さん相手に暴走する場面は、美鈴もわたしもお医者さんも恥ずかしいんだけど、すごくぐっとくるんですよね。笑えるんだけど、鼻の奥がツンとする。



笑い合う二人がとてもいい。

この美鈴という役は、誰がやっても成立すると思います。別の女優さんでも。たとえば、戸田恵梨香ちゃんとか、ガッキーとか。可愛いと思います。上野樹里にしか出来ないと言わしめる、のだめや真緒とはある意味違う。これはいろんな方面に失礼なことを今書いているかもしれないのだけど、そうじゃなくて。
極端な話、ジュリエットみたいな。スタンダードとかそういう意味です。脚本自体に力があると思う。自立しているというか。
もらとりあむタマ子も面白いんだろうな~。観たい。

だけど夜明けのバスターミナル、夜行バスに飛び乗ったあきらを車で追いかけてきた美鈴の、「あの人と結婚しようと思う」と告げる時のこの表情。ああ、これか。こういう女の子を上野樹里が演じるとこうなんだって、もう瞬きすらしたくない引力に負ける。
わたしは暖かい部屋で座ってこれを見ているけど、きっぱりと冷たい夜明けの風と匂いを感じる。



美鈴はきっと、子どもの感情の起伏や行き詰まりやいろんな精一杯をないがしろにしない母親になると思う。
もとからそういう人間だったんじゃなくて、あきらとのこの再会が、美鈴の中にずっと残っていくと思う。
あきらにとっての幸せっていうのも、美鈴と一緒にいることじゃなくて、自分の世界を一生懸命生きていくことで。だからラストシーンがとても愛おしいのです。
となりのとなりのあきら。すごく好きな作品です。



じっくり見ていて思ったことなんですけど。
なんていうか、樹里ちやんが上手いから、やっぱり凄い、というのではなくて。
彼女が生まれ持った才能を引き出してくれる監督、脚本、共演者、スタッフ、タイミング、そういうもの全てが作り上げた「作品」として、ものすごい面白かったり、凄い芝居っていうのがある。もちろん、能力やポテンシャルが高いから凄いものが生まれるんだけど。だから、樹里ちやんの芝居を見て感心しているっていうのは、アスリートを応援しているのと似ている気がするんですよね。「凄い試合を観たぞ」っていう感覚と同じかなあと思いました。
だから、樹里ちやんだけがいればいいんじゃないっていうか。当たり前のことなんだけどね。
陽だまりがまさにそういう作品でしたよね。のだめも、毎回作品ごとまるっと感動するもんな。ひとりひとり、ひとつひとつ、全部に。

そんな「凄い試合」を、これからも沢山観て行けたらいいな。究極の贅沢だなあと思います。長いスパンで、一喜一憂しつつ、だけど目先の数字や自分の好みに振り回されたくない。
小劇場で30人しかお客さんがいない芝居だって、ものすごく面白いときがある。ま、滅多にないけど。面白いものっていうのは、「そうじゃなきゃ駄目」なんじゃなくて、奇跡なんだよなあと思うのです。

奇跡を生み出そうと四苦八苦する人たちを、客席に座ることにしたわたしは、時間と都合の許す限り見守っていたいと思う夜でした。
おすすめレビューというスタンスを完全に忘れ去った。笑

こんにちは2月さん早いよ~
今日は節分ですね。2011年の成田山は樹里ちやんが参加して我々もたいへん盛り上がりました。わたしは行けなかったのだけど、お友達に写真を見せてもらったり、WSを編集したり。楽しかった♪
新しいお仕事に想いを馳せつつ、確定情報がくるまで過去作品を振り返っています。

上野樹里5つ

WOWOWオンライン・上野樹里と5つの鞄


二本目は「HOPE」
監督はマイケル・アリアスさん。
脚本は金子ありささんです。




5つの鞄の中でも特に「企画ものっぽい」というか、オシャレな映像と不思議な設定で、印象的な作品です。世にも奇妙な物語っぽいよね。笑 別に怖い話ではないんだけど、追いつめられた人間が陥る空間のゆがみみたいな、トランス状態みたいな。それらを表現するのに、エレベーターという空間をうまく使っていてかっこいいのです。

そうそう、マイケル・アリアス監督は陽だまりの現場に陣中見舞に来て下さってました!何かあるのかな、とわくわくしています。たまたまだったとしてもそうやって気にかけてくれるのはとても嬉しい事です。

映画.com「愛される女優・上野樹里の魅力とは?「陽だまりの彼女」現場に有名監督たちが陣中見舞い」

そしてプロデューサーが陽だまりの宇田充さんでした。

さて。まずはこれを言いたくてたまらないよわたしは。
見て下さい、この美しい手!!!



樹里ちゃんの手はね、本当に綺麗なんです。指が細くて、繊細な印象で、すごく芸術家っぽい手なんですよ!!なんでこんな断言するかというと、わたしの親友がイラストレーターなんですが似てるんです、手が。彼女の手も昔から大好きだったな~( ´艸`)
こうやってアップにされるとほれぼれしてしまう。絵を描く手、料理をする手、何かを作る手、そして楽器を奏でる手。素晴らしいです。ずっと見ていたいから樹里ちゃんが何かをしてる手元をずっと撮影したDVD欲しいです。
それはさすがに無理だろうから、ほら、昔の嵐コンのDVDで、潤くんだけ見れる設定できるやつあるじゃないですか?あれお願いしたいです。手元アングルVer

みんな頸動脈とかほくろとか脚とか、樹海人って変態ばっかりで怖いなと思ってたけど、わたしは手フェチだということが判明しました、たった今。素晴らしいよ樹里ちやんの手。
もう一度どうぞ。


はい。わたし気持ち悪いね…でもいいんです。自分のブログだもん! 

役名は美由紀。新人アニメーターで、締め切りを前に徹夜仕事中。ちらっと映った時計は0時を回っていました。彼氏(と思っている男)にメールで励ましてほしかったのに彼女ヅラすんなと言われたり、制作に使えねえゆとり世代と言われたり、疲れて眠いし、その辺のやるせなーい感じは金子さんの脚本がリアルです。美由紀のお肌は荒れてないけど目元が重くて。そういう仕事の仕方をしてた時期もあったので、この感じすごくわかるんだよなー。夜中を含むシフト勤務の方は、わかってもらえるんじゃないでしょうか。あの重ーい感じ。たいてい、頭もこんがらがってるんですよね。


気分転換に外に出ようとして、エレベーターに閉じ込められてしまいます。めっちゃ焦るwwwここの美由紀のキレっぷりが半端なくて、どんどん引き込まれて行きます。どうなっちゃんだろう、緊急ボタンも監視カメラも気付いてくれないし。




レシート並べはじめちゃうw
いっぱい詰め込み過ぎだろー!ツモリチサトの二つ折り財布が可愛くて、わたしも前に持ってました(/ω\)お財布こわれちゃうよ美由紀~

このあと、エレベーターの空間を活かしたトリッキーな映像があって、すごく面白いんです。どうやって撮ったんだろう?って思うような。美由紀の追いつめられっぷりも突き抜けていて、ひたすらハラハラタイム。

やっぱり、樹里ちゃんのお芝居を見ていて凄いなと思うのは表情。
そう、この作品の大半は一人芝居なんです。最後、美由紀は会社を飛び出すんですけど(クビになったとも言う)そこに至るまでの変化が凄い!
もう後は無いよって言われてた仕事の締め切り前日に、いやなことが他にもたくさん起きて、エレベーターに閉じ込められて。
自分が本当にしたかったことは何か?
吹っ切れることと逃げることはどう違うか?
仕事を無くしてこれからどうするのか?
我慢の限界と言うか…美由紀も美由紀なりに一生懸命やってたと思うんですけど、どうしようもない閉塞感で人生が行き詰まった瞬間。
何かの糸が途切れてしまった瞬間の表情というのを、こんなにじっくり見ることが出来て。マイケルありがとうすぎる。
Thank you!!!



もう何も出来ることがなくて、踞ったときに見つけた鉛筆。
鉛筆を手にしたときのこの顔…!わたし、樹里ちやんには芸術に生
きた女性の作品をいつかやってほしいです。と思いました。
詩の朗読をしていた金子みすゞさんとか、激動の女流芸術家でぱっと浮かぶのは与謝野晶子さんとか?カーネーションみたいなやつが見たいです。尾野さんとそのへんの役をうまくシェア出来ないでしょうか。


何もかも過ぎ去って空っぽの表情。

ほんとスクショのしがいのある作品でした。
何度見ても好きだなあ。

毎日、忙しくて過去の作品ってなかなかじっくり見返す機会がありません。でも、思いきってDVDを再生してみると、いつも新しい発見がある。何度でも惚れ直してしまう。
当分は、離れられなさそうだよ樹里ちやんー。変態でごめんね(/ω\)