たまさんのおすすめ韓国映画、「ケナは韓国が嫌いで」は、実は「キムジヨン」より共感できる映画です! | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい、バレエの先生から、こんな話が

ありました。先生の先輩で、40年間バレエを

やってきた女性がいて、もうすぐ50歳、

なんとバレエを辞める、新しい生き方をすると

みんなに明言して業界を去るそうです。

子供の頃からバレエ一筋。

でもバレエ以外の生き方をしたいと!

すごいわ、、どうなるの?って思うけど

こういう人は絶対成功するのよ。

ど根性があるわけじゃん。何かを極めた人は!

他の何かを始めても成功する!そう思います。

でも、今が嫌で逃げ出す人は、どうなるのか?

今日ご紹介する映画「ケナは韓国が嫌いで」も

28歳で新しい世界へ旅立つ女性の物語です。

この映画そんなに大ヒットは

してなかったけど、女性の生き方としたら、

かなり話題作だった「82年キ生まれムジヨン」より

私は断然こっちの方が共感でした。」

「たまさん!今日は一人語りしたい気分だと

思いますが、俺らは離れませんよ!」

 

「なんなのあんたたち!

あんたたちにこの映画は理解できないわ」

「理解できなくても、お腹は空くっす」

 

「え?」

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「まあいいわ、ざっとストーリーを

説明するわね、最初に少し語ったけど、

これもキムジヨンと同じ女性の生きづらさを

描いた映画です。ジヨンと違うところは、

結婚したから、子供を持ったから、ではなくて

韓国の若者たちが直面している現実はこれ!って

感じの映画で、共感は呼ぶと思う」

 

「へえええ」

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「でもこの主人公は28歳だけど、

50代の私でも、共感したから、

要するに女性の生きづらさは、

昭和から令和になっても相変わらずって

ことなのよね。」

 

「へええええ」

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「ソウル郊外の小さな団地で両親、妹と

四人で暮らす28歳のケナ。ど貧乏って

訳でもないけど、大学卒業後に就職した

金融会社に片道2時間かけて通勤!」

 

「へえええ」

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「おいおい、興味ないのバレバレだろ」

 

「へええ、、で乗り切るっすよ」

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「要するに、一人暮らしのお金がない。

まあ、残りの家族が貧乏だから、

寄り添って実家に4人で暮らすのよね。

そんな彼女にも恋人はいます!

学生時代からの恋人ジミョン。彼は

自分が就職したらケナを養うとか言ってるけど

ケナはそんな彼にイライラ。」

 

「へえええ」

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「むううう、あなたたち、

一切興味が見ないじゃないの!

もう帰って!」

 

「あ、怒ってる」

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「ちゃんと相槌やらなきゃっすね」

 

「そうだよ!ご馳走食べれないぞ!」

 

「背筋伸ばすっす!」

「ケナの母は、裕福な家庭で育ったジミョンが

娘と結婚して欲しい。そしてケナたちが住む団地は

老朽化のため再開発が予定されててて、

母は転居先の購入費用もケナに頼ろうとしてる!」

 

「家族が重荷!ああ、、

ケナ可哀想っす、俺は泣きそうっす」

 

「重荷なんですね、、」

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「それよ、、、大して親らしいことしてないのに

ケナには、裕福な男と結婚しろ、実家の引越しの

費用を出して欲しい、、図々しい親たち」

「彼氏のことも、そこまで好きじゃない?」

 

「どうなるんだ!」

 

「どうなるんすか、ケナは!!」

 

「いや、急に前のめりすぎだから、、、」

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「なんか、お金のために結婚とか嫌だし、

親はうざいし、仕事もうざい!

ああうざいうざい!、、、って

バン!よ、彼女の中で爆発よ。」

「ばん!」(倒れる)

「だから、わざとらしいよ」

「もう、ふざけないで!

ケナは自分はこのままじゃ絶対幸せになんか

なれない、、。全てを捨てて、私は行く!

いざ、ニュージーランドへの移住!」

 

「うおおおお!!!」

 

「声がでかいよ!」

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「でも、そこで、ドリームがある訳じゃなのが、

韓国映画よ。これがアメリカ映画なら、

でっかいドリームを掴んで、

10年後、、すごい女になって自家用ジェットで

韓国に舞い降りるけど、現実はそんなに甘くないの」

 

「でしょうね」

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「映画の中で、ニュージーランドで

暮らす彼女が、だんだん華やかな顔に

なってゆくのが見える。メイクも上手くなって

夜遊びするのも似合う女性に。

寒くないから肌みせの薄い服で

縮こまってた体は、しなやかに動くし」

 

「おおおお」

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「ニュージランドで恋人もできるし、

それなりに自由で遊んでるけど、

さて、キャリアアップはどうなのか?っていうと

別に、すごいサクセスストーリーがあるわけじゃない」

 

「じゃあ、ビックになって韓国に帰るとか

ないんですね」

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「ないのよ。で帰りたいとも

思わないけど、でも、一度帰ります。

同級生のお葬式で、、、なんと

頑張ろうとしてた就職浪人の友達が

命を絶ってしまうの、、、」

 

「ええ」

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「辛かったと思うけど、それこそ、

同級生も、海外移住すればよかったのかも。

ケナもあのまま韓国にいたら、

苦しくて死んだかもしれないし、

逃げることは大事よ!」

 

「確かに!」

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「この映画の中ですごく好きなシーンあります。

ミニネタバレだけど、この死んだ同級生と

ハンバーガーを食べるシーンがある。

ハンバーガーを頬張る同級生、、

君はそんなに頬張って食べる子だっけ?

楽しそうに、食べる様子は微笑ましい。

俺ケチャップ、もらってくるよ、、

レジに取りに行ったけど、彼は戻らず、

ケナはテーブルに突っ伏して寝てしまう。

起きたら彼はいなくて、テーブルにも

何もなし、、、、ああ、、、彼に最後に

会った時、飯食べようよ、、って話したなって。

このシーンを見て、私はなんだか泣けました。

すぐ長く会ってない同級生に連絡しました」

 

「ええ?泣く意味がわからないっす」

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「そうよね、、ミケちゃんには

この映画、1ミリも理解できないと

思うわ、、、」

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「いつ会えなくなるかわからないから

会える時に会っておきたいですよね」

 

「さすがマズル刑事、、

ああ、、語りたい気分だわ、、、」

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「たまさん、俺、たまさんが、

いついなくなるか

わからないから、たまさんと

できるだけたくさんご飯を食べたいっす!」

 

「何言っってんだ、お前」

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「あのね、私は長生きするわよ、、

生きづらいって思ったら、

生きづらくしてる奴らを

まず、毛散らかすわ!」

「たまさんに生きづらさなんかないよ。

署長も、注意するときビクビクじゃんか。

たまくーん!今週お休みって、

もう少し早く行って欲しかったなって

言ったら、睨まれて、あわわって

なってた、、署長が生きづらそうだよ」

 

「そうでしたっす」

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「さあ、お肉に行くわよ!」

 

「はーい!」

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「さあて、皆様とはこの辺で。

いとっぺさんがこの映画を上げてくれたので、

そこでも私は同じようなコメントしてますが、

私はこの映画好きでした。まず設定が良かった。

ケナが28歳で旅立つとこが、ベスト年齢で、

これケナが20歳なら、

興味を失ったと思うんです。

若い時n「自分探し」なんて探さなくても、

まだ誰も自分を見つけてないから、

目の前のことをこなそうぜ!って言いたくなる。

でも女子の30歳前って、

ある程度社会を経験して、

社会の期待してた自分が裏切られ、ほとほと嫌に

なってる年なんですよね。今変えなきゃ、

私は腐る!って思う気持ちに共感。

38過ぎたら諦めと保身、

48過ぎたら、あたらしい世界が怖くなる。
で、私みたいに還暦前になればもう怖いもの

無しなんですが、そうなると海外に飛び出して

そこに永住する体力がない。この映画、
登場人物みんな演技うまかったし、

映画「グエムル 漢江の怪物」の

コ・アソンが主演!彼女も大人になりましたよ。

アソンさんの気だるい感じの演技が最高でした!

私はこの映画3.5マズルかな
それでは来週までちゃお!」

 

予告編・公式サイトはこちら

 

 

 

 

 

 

 

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