たまさんのおすすめ韓国映画!「ブルドーザー少女 」は、散々文句を言いながら最後はぼろぼろ泣く私。 | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!今日は久しぶりの

文句満載の映画をご紹介するわ!

もう、全てが漫画じゃないですか?

映画にする意味があるんですか?って

聞きたいほどの映画、ブルドーザー少女よ」

「ええ!」

 

「まず、配役があかんのよ。

この主人公の女子高生役、女優としたら

猟奇的で面白い女優さんだけど。

まず、女子高生に見えない。30近い女に

見えるし、実際27歳だしね、

こめかみに膏薬をはったら3人の

子持ちの長屋のオンマに見えるわ、」

「でも、たまさん、絶賛の中国映画

少年の君の女優は高校生役ですけど、

20代後半って、、」

 

「いやあ、、あの人は、化け物よ。

みずみずしい女子高生に見えたし

違和感なしだった。っていうか

あの素晴らしい映画と、この

大人の漫画風劇画が浮かぶ

ブルドーザー少女を一緒にしないで」

「これ、監督と話をする機会があったら

なんで、これを撮ろうとしたんですか?って

聞きたいぐらいよ。アクションは町のケンカだし

悪い奴も普通のクズ止まり、30歳近い女優が

偽女子高生よ、、、登場人物の設定がすべて

しょーもないのよ。まずは、いいところが

見つからないわ」

「厳しい、、、」

 

「厳しくもなるわよ、、

世間の評価もきっとよくないはずよ、、

ってええ!映画.comさんが3.7をつけてる!

ありえない、、、」

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「たまさんには

理解できない良さがあるんすよ」

 

「それよりストーリーを」

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「そうね、いくわ。まあ韓国映画には

よくある、金持ちと貧しい人の争い。

貧しくてどうしようもない主人公ヘヨンは、

韓国社会の理不尽に怒りを爆発させる」

「まって!調べたら、

演じてるキム・ヘユンは初主演の本作で

第43回青龍映画賞新人女優賞を受賞!

さらに第59回百想芸術大賞では、

監督のパク・イウンが新人監督賞、

主演キム・ヘユンが新人女優賞に

ダブルノミネート!ええ!」

「どうしたんですか?」

 

「だって評価が高い、、

私がおかしいの?」

 

「だから、聞くっすよ、ストーリー。

それでみんなで検証っす!」

「そうね、主人公は女子高生、腕に

ドラゴンのタトゥーがあるの!多分自分を

強く見せたいって感じよ。とにかく

彼女は喧嘩ばかりしてる!母亡き後、

ギャンブル中毒の父とは仲が悪い!

親の代わりに幼い弟の面倒をみてるの。」

 

「貧乏でかわいそうな子じゃないっすか!」

「まあね、ある日、父が盗んだ車で

事故を起こすの!意識不明の重体に。

車に乗ってた父親は死にかけてるけど

その車にぶつかったっていう被害者は

かすり傷。でも暴走した父の車が悪いから

賠償金っていうか和解金を請求されて、

女子高生はそんなお金あるわけないし、

どん詰まりよ!」

 

「どん詰まり!」

「それよ、でね、お父さんだけ死にかけてるし、

この事故、おかしいぞ?って女子高生は

思うわけ。お父さんは自殺しようとして

車を暴走させた?お父さんはそんなことしない!

みたいにね。でもお父さんには借金があって

死んでしまったら借金の遺産放棄すればいいし、

叔父さんから、もう騒ぐなって言われちゃう」

「でも父親の事故の真相を

知りたいって、当たり前じゃないですか?

全然おバカな暴走少女じゃないですよ」

 

「まあね」

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「実は、私だって少女の憤りはわかるのよ。

誰でもこんな目にあったら、

ブルドーザーで嫌な奴の家を壊したいって

思うと思う。でも、それは言葉のあやでしょ。

腹がたつから燃やしたいとか、

ブルドーザーで壊したいとか

思うけど誰もしないじゃん。

それをこの映画では、本当にブルドーザーで

家を壊すのよ」

 

「おおおお」

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「ちょっと見たいっす!」

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「私は平和主義だし、暴れるのを理解できない。

なんやこれ??ってなるけど、

ブルドーザーで壊していく少女を

見ていたら、なんだろう、胸に刺さるっていうか

腹がたつけど悔しいけどどうしようもなくて

自分で壁を殴って手から血を流す感じに似てる。

そんなことしたって最後に痛いのは自分なのに」

 

「、、、、、」

「実はこの映画のラストで「良いこと」が

あるんですよ。でもそのラストがあまりにも

あざとくて、私は嫌いでしたね。

ブルドーザーで相手の家を壊しながら

涙を流して、そこで終わってほしかった。

あまりにもラストがご都合主義で

「そんなわけない。世の中そんなに甘くない、

それは漫画のラストやん」ってなりました。

そんなこんなで評価が落ちたのよ」

 

「ああ、、良いところまで行ったのに、

ラストでまた地に落ちたんですね。」

「詳しくは

Dさんのブログを読んでね。

前半はイソンギュンさんが亡くなったお話

だから中盤から映画紹介が始まります。」

 

「ああ、、そういえば、

コンクリートユートピアのラストも

納得いかないけど、あれは私に

いろいろ考える機会を与えてくれた。

でもこの映画のラストは、

すべてを台無しにしたわね。」

 

「じゃあ、この映画オススメしないんすね?」

「うーん」
 

「でも、説明きいたら、

この子はいい子ですよ。

幼い弟の面倒も見るんですよね?

泣かせるじゃないですか」

 

「マズル刑事鋭いじゃない。

、ま、、まあね、たしかに、、」

「ところでブルドーザーは

中盤に登場ですか?」

「もうねネタバレするけど、

最後の最後よ。みんなにひどい目に

合わされ、どうしようもないどん詰まりの彼女。

父親が死ななきゃならないほど追い詰めた悪の

政治家とか、のうのうと生きてるし。

彼女は爆発しちゃうの!それで政治家の家を

ブルドーザーで壊しまくるのよ!

もう彼女には残されたものも何もない。

怒りだけ、、悔しい悔しい、、」

「たまさん、泣いてるじゃないですか!」

「そうよ、最後のブルドーザーで

壊しまくる彼女を見てたら、自然と

ボロボロ涙が出てきて、、、」

「感動してるじゃないっすか!」

 

「、、ま、、まあね、、」

 

「いい映画なんですね、、本当は好きなんだ!、」

 

「、、、、イライラしたけど

最後は泣くわよ、、彼女の気持ちが

突き刺さるもん、、、」

「あれ?説明してたら、結構感動もあるし

面白い映画だったかも、、うふふ

オススメかも、、」

 

「あはは」

「さ、意地はってないで、

お肉を食べに行きましょうっす、

気持ちはわかるっすよ。

好きな俳優が1人も出てないせいっすね。」

 

「そ、、そうね、、、あはは」

 

「そんなこんなで皆さんとはこの辺で。

実はこのとんでもないお話、実際に起きた

出来事をモチーフに物語を立ち上げてるらしい。

ブルドーザーのことはわからないけど、

社会への怒りをぶつけまくって高評価らしいの。

格差社会、不正の政治家や企業家、
誰だってこんな世の中はぶち壊したいって
気持ちになるわよね。

それより、後から調べたら、

スジュのイエソンが出てるはずなのに

気づかず、終わっちゃったのよ。

なんでスジュを出しといて、

印象に残る使い方しないの?って。

もしかしたら、イエソンが変わりすぎて

わからなかったのかも、、。

私は結局この映画、結局3マズルかな。

それでは来週までちゃお!」

予告編はこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

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