マズル刑事クラシック!映画「ストックホルムでワルツを」みたいに、どこで何をするのがいい? | マズル刑事

マズル刑事

マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

今日もおなじみ、昔紹介した

映画の記事を編集ありで再録!
マズル刑事クラシックだ!」

「今日はちょうど2年くらい前のもの!

では、お楽しみください!」

 

「マスター、今かかってる曲
ビル・エバンスの

ワルツ・フォー・デビイだよね?
歌ってるの誰?」

「スウェーデンのジャズシンガー
モニカ・ゼダールンドです」

「へえ、いい声だねえ」

「マズル刑事、彼女の

伝記映画見ましたか?
ストックホルムでワルツを」

「見てないな、そんなのあるんだ」

「まだ、レンタルDVD 店の

スタッフ君に
すすめられてないっすね」

「スウェーデンの片田舎で電話交換手を

しながらジャズクラブで働く

シングルマザーのモニカは有名な

評論家から、NYのクラブで都合が

つかなくなった歌手の代わりに
歌わないかと誘いを受けるんです」

「ああ、チャンスっす!」

「しかも共演はモニカが憧れている
エラ・フィッツジェラルドの伴奏者の
トミー・フラナガン」

「最高じゃないっすか!」

「でも、そのステージはクリスマス。
娘を置いていくモニカに、元々歌手に

反対してる父親から非難されるんです」

「ああ~、母親と自分の夢の狭間で
悩むんすねえ」

「それで、せっかくのチャンスも
ステージは失敗。偶然バーであった
エラ・フィッツジェラルドに歌を聞いて

もらうと、あなたはこの曲に秘められた
気持ちをわかって歌ってるのか、誰かの

真似をするんじゃなくて自分の気持ちを

歌わないとダメだ、ビリー・ホリデイは

心で歌ったと辛辣な言葉を
かけられるんです」

「うわあ~、憧れの人に、、、」

「傷心で帰国したモニカは
バンドのベーシスト、ストゥーレと

話すうちに、母国語のスウェーデン語で

歌うことを思いつくんですね」

「自分の歌を見つけたんですね?」

「これがきっかけで、

スターへの階段を上がっていくんですが、

出場したコンテストでの屈辱や
恋人との生活の破綻、父親との確執、

アルコール依存など
波乱万丈の人生なんです」

「ああ~、スターにとって

依存症と家族との確執は

ある意味つきものっすよね」

「この映画は、彼女の伝記で
恋愛要素もありますが、私は彼女と父親の
確執と再生の物語だと思いますね。
彼女はスターになっても本当に

褒められたい相手は父親なんですよ。」

「なんか良さそうっすね、
今日借りていくっす!」

「素敵なジャズナンバーも
ふんだんに盛り込まれてますからね」

「タイトルはリオデジャネイロで

ボサノバをでしたっけ?」

 

「違いますよ!!」

「ニューオリンズでジャズをっすよね」

「違います!」

「メンフィスでブルースをだろ?」

「リバプールでロックンロールをっすよね」

「違う!」


「そろそろ、何かつまみます?」

 

「え?ストック食材でおつまみを?」

 

「じゃあ

スコッチウイスキーでボトルキープを」

言いたいだけやん!のくだらない夜は、

ジャズの音色とともに
更けていくのであった、、、

 

 

.................マズル刑事のオススメ映画.................

「ストックホルムでワルツを」
スウェーデンの田舎町に両親と5歳の娘と

暮らすシングルマザーのモニカは、電話交換

手の仕事をしながら、ジャズクラブで歌手と

してステージに立っていた。成功し町を出て

娘と何不自由なく暮らせる日が来ることを夢

見ているモニカに、父は母親失格のレッテル

を貼り、歌の仕事にも反対していた。ある日

モニカの歌を聞いた評論家に誘われ、NYで

歌うチャンスを与えられたモニカ。しかし、

ライヴは無残な結果となり、偶然あったエラ

・フィッツジェラルドから、自分らしい歌を
歌いなさいと厳しい批判を浴びる。NYでの

評判はモニカの住む町まで届き、父はモニカ

に歌をやめ母親業に専念するよう言い放つ。

落ち込むモニカだったが、バンドのベースを

務めるストゥーレと話すうち、母国語である

スウェーデン語でジャズを歌うことを思い

つく。誰もが予想していなかった歌声は、

次第にストックホルムの人々の心に響く

ようになり、モニカは夢のステージへの階段

を上がり始めるのだが…。

スウェーデンの伝説的ジャズシンガーの伝記

ドラマに、マズル刑事もハートじ~ん。

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