たまさんのおすすめ韓国映画!「マルモイ」は、母国語を残したい!って気持ちで頑張る人々に感動! | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい、金曜日のうぐいす嬢、たまよ!

今日はね、もう、大感動の映画よ!

みんな大好きな、あのユへジンさん主演!

学校では朝鮮語禁止で日本支配の時代に、

なんとか母国語の辞書を作ろうと頑張るお話、

マルモイをご紹介するわ」

「おお!おもろおっさんですね」

 

「オモロのことならお任せくださいっす!」

「ところがね、、今回は、

オモロさを残しつつ、いい映画なのよ」

 

「え?」

「ストーリーをお願いします。」

 

「いくわよ!1940年代の日本統治下の

朝鮮半島が舞台!もうね、日本帝国軍が、

偉そうにしてるの!!!無理やり朝鮮人から

母国語を奪って、日本語を話さないと

えらい目にあうのよ、、

学校でも先生が厳しい!」

「そんな中でね、母国語を残したい、

早く独立して、自国の言葉を話したい!って

人が集まって、母国語の辞書を作ろうとするの」

 

「あのソンガンホ主演の

「タクシー運転手」の脚本家が初監督と

脚本を担当って書いてあったからとにかく

笑いあり、涙ありよ!期待して!」

「オモロおっさんはどんな役柄っすか?」

 

「辞書を作ろう、立ち上がろうっていう感じの

革命家風?」

「うううん、、オモロおっさんの

ユへジンさんはどうしようもない役なの。

盗みなどで生計をたててるパンス役!で、

辞書を作ろうとしてるのは、親日派の学校の

理事長の息子のジョンファン!!

裕福な家で育ってるから

お坊ちゃまなんだけどね、

朝鮮語を守りたいって正義感に溢れてるのよ。

この二人は、ユへジンさんがジョンファンの

バッグを盗んだことをきっかけに、出会うのよ」

 

「泥棒役?」

 

「オモロ泥棒!」

「いや、泥棒は前半だけよ。

後半はいい人になってゆくし、

もともと、心はいい人なのよ。

ただ下品で字も読めないし、

おぼっちゃまのジョンファンは、

最初、ユへジンさんを馬鹿にするの」

「上から!」

 

「それっす!」

「そうね、、上から、、

でもね、ここからは映画を見て欲しいけど、

泥棒だったユへジンさんと、おぼっちゃまの

ジョンファンは、お互いがお互いを

良くするのよ、、知り合って

仲が深まって行くごとに、

二人は、本当に人間ができてゆく、、、

少しネタバレするけどね、感動シーンがあるの」

「どんなっすか?」

「字が読めないユへジンさん演じるパンスは

辞書を作るメンバーに字を教えてもらったり、

独学で頑張ったりね、、ようやく

ゆっくりだけど字が読めるようになる、、

そうすると、辞書を作るメンバーが集まる

学会の部屋があるんだけど

そこに置いてある本をね、貪るように読むの。

本を読んで、感動して涙を流すの、、

字が読めないと、本を読むっていう

素晴らしい楽しみを知らないじゃない。

それを知ってしまうの、、」

「ヘレンケラーの

ウオーター!状態!!」

「それよ!ヘレンケラーが

電流に打たれたように

言葉を理解した時みたいに、、

小説を読んで涙するの、、、、

文字ってすごいって思わせる

重要なシーンよ、私はもう涙ポロよ!」

「おおおおお!!」

「二人は、好きな小説はある?」

「俺は、やっぱり、

村上春樹です、、たくさんあるけど、

どれかって言われたら、、、」

「ミケットは、、?」

「俺は、」

 

「お前、本なんか読まないじゃん」

 

「そんなことないっす!

ドラえもんとか愛読書っす!

いつも羨ましいグッズで楽できるっす」

 

「漫画やん」

「まあ、映画好きな私たちだけど、

文字を読む楽しさを知ってるじゃない。

私は、翻訳された小説はあまり読まないの」

 

「え?なんでですか?」

「言葉って、いくら翻訳しても

翻訳しきれない、母国語だけの

伝えたいことがあるのよ」

 

「ああ、、、、」

「訳できない言葉もあるのよお。

ちなみに私の母方の田舎では、

100%のオレンジジュースの

コップをずっと置いておくと、

下にオレンジが沈んでくるでしょ、

それを「とごる」って言うのよ。

まあオレンジジュースだけじゃないけど。

でも、それを表す標準語が

「沈殿する」しかないの!

そんな科学的な言葉じゃ「とごる」を

表現しきれてないっていつも思うのよね、

「とごる」は「とごる」なのよ」

 

「へえええ」

「ちょっとザラついて、こう、、、

「とごってる」ものが下にあると上は

上澄みの水分になるから薄いのよ、、

沈殿するは下の部分だけでしょ!

ちょっと違うのよ、、ああ、、、」

「言葉って生き物ですから、

変わっていきますよね、たまさんが

小さい時は、やばいは、本当に

大変な状況のみ使いましたよね」

 

「それよ、今や、なんでも使うじゃない」

「でも、使ってるからこそ、

言葉は生き物になれるのよ。

戦争で母国語が何年も禁止になったら

言葉は死んじゃうかもなのよ」

 

「そういう意味で、深い映画ですよね」

 

「めちゃ深いのよ。

早く見て!辞書ってすごいな、、って思うわよ」

「でも今はなんでも、スマホで、、、」

「むうううううううううう!

それを言っちゃおしまいじゃない、

もうお肉の気持ちも無くなったわ」

 

「う、、、、」

 

さあて、おバカなミケットは置いといて

皆さんとはそろそろ、この辺で。

この映画はね、日本から独立できない

朝鮮が辛くて独立すら諦めかけようと

するとても苦しい場面があります。

支配する日本人に朝鮮語から日本語を

強制され、名前すら日本式となっていく中、

母国語の辞書を作ろうと集まった人々は、

どうやって母国語を遺していくのか、

じっくりみてください。

 

なんと実話ベースですよ。ユ・ヘジンさんと

ジョンファン役のユン・ゲサンが

本当演技がうまい!ユン・ゲサンは、

ドンちゃんと「ゴールデンスランバー」で

共演してるからみんなも知ってるわよね!

私はこの映画4マズルです。

ではまた来週までちゃお!

 

 

 

 

 

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