たまさんのおすすめ老活映画「マルタのやさしい刺繍」は80歳からの未来が楽しみになってくる! | マズル刑事

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マズル刑事(デカ)と読む。ネコ刑事、299分署勤務
今日も朝から張り込み捜査、大真面目な性格が長所!

「はーい!またまた老活映画のご紹介よ!

もう、老活映画専門家になろうかしらww

いつもは金曜日に韓国映画を紹介してるけど、

実は実は、私は他の国の映画もまあまあ

見てるんですよ。「今日はスイスの映画で、

「マルタのやさしい刺繍」というお話」

「そうだ!言っとかなきゃ!

終活って言葉は数年前からみんな口にするけど

あえて言うと!!!!たま独自の解釈では

老活と終活って全然違うのよね、、

人生の終わりに向かっての活動は終活、

人生を綺麗に後片付けするイメージでしょ。

これも大事でわたしもいつぽっくり

いくかわからないから、エンディングノートを

買ったのよ。まだ書いてないけどね。

でも「老活映画」は、エンディングじゃない。

まだまだ生き散らかすのよ!

老活は死ぬことを目的に前に進まない、

老いたけど、私の生活は続いていきます!って

感じですよ。」

「女は50歳からっすよね。

フランスでは、、、」

 

「そうよ!だから70代80代は

女盛りよ!90になってちょっと、

スタイルが緩んできたわって感じ。

フランスなら、ちょうどわたしは

今はお肌の曲がり角かなって、、」

 

(スルーする二人)

 

「映画の紹介をお願いします」

 

「はーい」

「いくわよ!この映画は

マルタのやさしい刺繍ってタイトル案だけど

どんなお話が想像できる?」

 

「え?丸太って?」

「バカね、マルタは名前!

マルタって名前の80代の未亡人の

お話よ。ん、もう!

なんなの初っ端から腰を折るわねえ」

 

「名前!すいません」

「たまさん、こんなおとぼけ刑事は

置いといて、早速ストーリーを

お願いするっす!」

 

「何だと!」

「そうね、いくわよ。場所はスイス!

スイスの小さな村、ハイジほど山ではないけど

結構な田舎よ。トループ村って名前。

そこに住む80歳のマルタは、最愛の夫に

先立たれ生きる気力をなくして、もう

この世とさよならしよう、、ってシーンから

始まるの」

「でも、結局、そんなことはできず、

ちょっと遅れたけど日課の

教会のお祈りに行ってしまう、

何しろ息子は牧師なのよ」

 

「最初は人生に悲観ですね」

 

「そうなの」

 

「夫が死んだ事実から抜け出せないで、

毎日喪服を着て生活。でもね、

そんなある日、彼女は忘れかけていた

若かりし頃の夢、“自分でデザインして

ランジェリー・ショップをオープンさせる!

それを思い出すの」

「でもね、そこは田舎。保守的な村だから、

レースのランジェリーなんて破廉恥!って

思われて。マルタの夢は軽蔑されるだけ。

「でもねマルタは友人3人とともに

夢を現実のものとするために動き出すのよ!

まずは生地を買い出しに、街までバスに乗って

出かけるの。その時の彼女はもう、喪服なんか

着てないわ!普通の服に着替えて

生地やレースの買い出しにGO!」

「やがて店はオープンするけど、

そこは保守的な街。

レースの下着屋さんなんて、

いやらしいって

受け入れられないの。

でもね、彼女も仲間も諦めない!!

しかし、横槍も入る!さておばあさんたちは

どうやって立ち向かうの?

素敵なレースの下着はどうやって世間に

認められるの?スイスの伝統的な小さな村で

80代から夢に向かって頑張る

マルタおばあちゃん!

それを支える仲間たちの夢と希望の輪」

 

「おばあちゃんが頑張る映画ですね!

「そうよ!マズル刑事は

そういうおばあちゃんを

応援したくなるタイプよね」

 

「そうですね、俺は

お年寄りはもっと自由に羽ばたいてほしいって

タイプです。今はコロナが危ないから

あちこち行けないけど、、」

「この映画はね、おばあちゃん以外に

主人公のマルタおばあちゃんを

励まして店を開くために

一緒に頑張ってくれる多分私のような

50代の女性が出てくるんだけど、、」

「だけど?」

 

「何すか?早く行ってくださいっす!!

早くううううう!」

 

「声がでかいのよ!あのね!

ここからネタバレするのよ!

もしこの映画を見たいって思った方は

この先は映画を見てから読んでね!」

 

「あ、、」

 

 

「この50代の彼女はとても

素敵な女性だけどね。

とても悲しいシーンがあります。

マルタを励まし続けた彼女には武勇伝があって、

若い頃、好きな男を追いかけて

アメリカに行ったことが自慢なの。

でも経歴の真意を村でたった一人だけ

嘘だと知ってるその男が

「彼女は本当はアメリカなんか行ってない」

って村のみんなにバラしちゃうの」

 

「嫌な奴がいる!」

 

「今で言ったら、SNSで、

「あの子ったら、本当は外国なんて

言ったことがないのに

嘘をついてる」って書かれたようなものね」

「彼女にとって、アメリカ人との間にできた

娘一人抱えてスイスの田舎町で

生きてゆくために、アメリカに行ったって

お話がたった一つのプライドだったのよね。

だってアメリカに行ってないと、

たまたまスイスに来ていた

アメリカ人との間に子供ができて

捨てられたって思われるじゃない。

それを暴露されちゃったら辛いの」

「で、みんなに暴露されてね、、

落ち込んだ彼女。ある日娘が家に帰ったら

嘘がばれた彼女は、えらいことに!」

 

「ええ!もしかして!」

「みんなそうだと思うけど

歳を重ねるごとに、

自分の昔を語るとき、

少し脚色して素敵にして何が悪かしら?

誰も損も得しないのに、夢のある嘘を暴露して

必死で生きてきた人の「支え」を

壊して何が楽しいのかしら、、、」

 

「うーん」

 

「世の中で、人の秘密を暴露して

それを英雄気取りになってるより、

80代から自分でランジェリーショップを

開業したマルタのように、

自分のために時間を使ったら、、って

私は思います」

 

「ですね!」

「今からでも全然遅くないって

思ったわ!だった私はまだ55歳!

80代になるまで

25年もあるのよ!今からピアノを始めたって

25年弾き続けたらピアニストになれるわね!

スケートを滑り始めたって

羽生くんは26年歳だし、

同じくらいになれるかもよ!

80歳からの人生は楽しみだわ!

ゴルファーになるかもね!」

「いやそれは、、」

 

「え?」

 

 

「うるさいわね!可能性の問題よ!」

「はいっす!俺はたまさんの

可能性は無限だと思うっす!」

 

「こいつ」

「うふふ、ミケットも美味しい味を覚えて

20年後は一流シェフになるかも

しれないから今日はね、北欧の

コース料理を食べに行くわよ!」

「はいっす!なるかもしれないっす。

味を覚えなくっちゃっす!」

 

「え?」

「何が味を覚えるだ、、

シェフより、今の仕事を

覚えろよ!先に!」

 

「おーほほ」

 

「さあて、皆様とはこの辺で!

あ!!映画を見る方は見逃さないで!

最後のシーンに近づくに従って、

マルタおばあちゃんの服装が

どんどん素敵になっていくの。

最終シーンなんか胸がすごく空いた

オーガンジーみたいな生地の

透けるトップスよ!素敵なの。

最初に喪服ばかり着ていた

悲しみに耽る年寄りと同一人物と思えない!」

「仲間のおばあちゃんたちも、

マルタに刺激されて、どんどん

活発になっていくの。この映画はね、

当時小さな劇場での公開にも関わらず、

多くの観客の共感を得て同年公開の

ハリウッド超大作を次々と抜き、

堂々の動員数No.1になったのよ。

監督は弱冠35歳の新鋭女性監督、

ベティナ・オベルリ。

女性の映画を女性が撮る!素敵ね!

私のこの映画4.5マズルよ!

ぜひ見てください!

 

それではまた不定期の老活映画

お楽しみにね!ちゃお」

ここでちょっと豆知識よ!

刺繍王国スイスって言われるくらい

時計とならんでスイスで有名なのが

実は刺繍です。今回のマルタの映画でも

下着に伝統的な刺繍を入れるシーンがあるんだけど
刺繍の切手、テーブルクロス、

ハンカチなどにかわいいモチーフや

レースを施したものが主流です。

映画の中で下着に入れたのは画期的よね!

 

またコロナが増えてるよ!

外食する時も気をつけて!!!

みんな!手洗いでコロナ予防だよ!

「あ!お知らせがあるっす!

マズル刑事のツイッターが始まったす!」

 

「そうそう!これです!

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