突撃は午前３時。
そんな指令を受けたマズル刑事とミケット刑事。
時間つぶしに深夜映画を見る。
映画が始まる前、
アニメの二人組がコントまがいに
劇場利用説明の動画に出ていた。
「映画のキャラクターか」はあああいいなあ。
ため息交じりの声。
「マズル刑事、、」
「ん？何か言ったか？」
「俺、これが、やりたいっす！」
「え？」
「刑事の仕事は大事だけど、こうゆうのに
出演したい俺、、、」
「ミケット刑事！こんなの出ちゃったら、
面が全国に割れちゃって、もう張り込みとか
潜入捜査とかできなくなるぞ！
お前、、ゆとり育ちにしては出たがりだな」
「ゆとり育ちじゃないですよ、ゆとり世代！
俺って映画好きだから、
向いてるっすよね、映画マナーの説明キャラクターとか」
「お前は、事件解決のために
ずっと署で働きたいと言ってたじゃないか！」
「言ったけど。うーん、、」
「諦めるのか？俺のような刑事になりたいと
面接で言ったじゃないか！」
「いや、、俺、考えたんすよ。マズル刑事じゃなくて
うちのボスなら、窓から覗いたり、電話で、なんだと！とか
お前ら、頼んだぞ！とか言うだけでいいし、、」
「お前、いきなりボス狙い？」
「はい！」
「お前って、、、、いったい、、」
はああ、、ため息いっぱいだけど
いつか名コンビと言われる日のために
ミケット刑事を教育するマズル刑事なのある。
後輩に尊敬はされないけど、愛すべきキャラクター
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.................マズル刑事のオススメ映画....................
「素敵なウソの恋まじない」
内気な老人が、下の階に越してきた女性に恋を
した。ペットの亀の成長が遅いと嘆く彼女を
喜ばせようと、内緒で少しづつ大きな亀に
すり替えていくことを計画するが…。心温まる
ラストに、マズル刑事も涙ポロン。
