マズル刑事は公園で聞き込み捜査をしていた。
その時、子供の泣き声が、、
「エーーーーーーン、エーーーーーーーン」
振り返ると、小さな女の子が泣いていた。
思わず駆け寄るマズル刑事。
「どこか痛いのか？どうした？」
マズル刑事は、しゃがんで子供に目線を合わせて問う。
「ママがあ、、、ママがあ、、」
「ママとはぐれたか、、
かわいそうに、、」
住所もまだ言えない歳かな、、
よし、名前だけでも聞こう、、
ペンを出す。
「君の名は？」
「おじさんは刑事だよ、
け、い、さ、つ、だよ。君を守る正義の味方だよ。
怖くないよ」
「こんにちわ、私の名前はミオです。３歳です！
６月２０日生まれの女の子です。
あ！もうすぐ４歳です。
芸歴は０歳の時にキャットフードのCMにでました。
ドラマも数本出ています。」
ぺこり！可愛い頭を下げる。
「ええ！」
「ミオね、涙の演技ができなくて、
涙の練習してたの、ママはあっちのペンチにいるよ」
「、、ええ！、刑事が騙されたんだから
君の演技は素晴らしい、騙されたおじさんは
刑事に向いてないかもね、カッコ悪いな、はは」
「大丈夫！ミオね、おじさんがすぐ刑事って
思ったよー。ドラマの刑事にそっくりだもん」
あかーん、、子供にすら刑事ってすぐわかるって！！
世間にバレバレって！一番あかんやつやん！！！
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