こんにちはブログ担当のナツです。
スイス人の夫の家族は、大所帯。
加えて
親戚や従兄弟などとも割と
頻繁に集まるので、
ドイツ語を
ひと言も話せなかった頃から
言葉の壁と文化の違いに
戸惑ったことも沢山ありました。
挨拶もそのひとつ。
スイス式の挨拶は、
こんにちはのチークキスを3回、
また帰り際には、
さようならのキスを頬に3回します。
その際、同じように挨拶を
する人達の会話が終わらずに
数分待ったり、
やっとキスをして
さようならと言った後も
やっぱり世間話が続きます。
また帰ると言って
とっくに挨拶を済ませた人が
数十分後にまだ
他の人と挨拶をしていて
「ああ、まだ居たんだね...」
というシチュエーションも、
スイスではよくあること。
さて、この
「スイス人あるある」を以前、
ステージ上で披露した、
あるドイツ人有名
コメディアンがいました。
カヤ・ヤナール (Kaya Yanar) 氏です。
スイス人
パートナーが居る彼によると、
彼がドイツからスイスに来た時、
そのスイス人独特な
親切心や優しさ、
そして囁くような静かな話し方に
心底驚いたのだとか。
おなじドイツ語圏でも、
様々な違いはあるようです。
ケセルルーク(Chäserrugg) (独・英)
「じゃあね」と言ってからまた、
しばらく会話が続きます。
「素敵な夜をね、奥さんによろしくね、
あ、子ども達にも。
来週は〇〇をする予定なんだ...
(と続く)」
ある意味ネタですが、
ある意味本当にこうなんです。
これが
彼の祖国ドイツであれば、
「時間がないから、じゃあね」
とダイレクトに
伝えられることも、
スイスでは
その大らかな人柄と話の長さに、
時計と睨めっこを
することもしばしばだとか。
そこで彼は言います。
「それでも電話を切らなくては
ならないとき、
スイスでは、誰もがこのひと言で
電話を終わらすことが出来ます。
Also(アルゾー)」
Alsoは、日本語で
「(それ)では」という意味で、
日本人にも、
使いやすい言葉です。
スイスの
ドイツ語圏あるあるなので、
中々伝わり
にくいかも知れませんが、
わたしは聞きながら何度も
ふふふ
と笑ってしまいました。
一説では、
心地良い笑いは身体が緩まり、
リラックス
効果があるそうです。
このときも
夫が爆笑していたのが気になって、
わたしも一緒に
動画を見始めたのですが、
当のスイス人も
スイス在住外国人のわたしも大納得の、
心がほぐれる漫談なのでした。
10年ほど前には
摩訶不思議な「宇宙語」
だと思っていた
スイスドイツ語を含めた漫談を、
こうして笑って
楽しめる日が来るだなんて。
そう言えば
わたしもスイスでよく使う
Also(アルゾー・それでは)
という単語は確かに便利、
そして効果的なので、
スイスのドイツ語圏にお住まいの方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
アルプス最大のアレッチ氷河から
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