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豊田電車区(東トタ) -Next Generation-

中央線沿線民が気分・ノリ・テンションで更新していくブログです。
主に鉄道模型・旅行を中心に記事を投稿していきます。

こんばんは、渋谷くずはです。
この投稿は予約投稿になります。
投稿されている頃は、恐らく埼玉県某所に居る事でしょう。

本日、5月から追いかけ続けていたライブツアーが最終公演を迎えました。
ここ最近の私の楽しみが一つ減ってしまったので、どうしたものかなと考えています。
何をするにもお金が掛かるので、しばらくは休日は家で模型弄りに専念するべきかと思案中です。
同じ日に国際展示場でやってたアレは、大人気企業ブース都営バスの視察だけしました。

9日にTOMIXから新製品の発表がありましたが、特に目新しい物は無く……。
ただ、733系3000番台の販売形態を見て少し悪巧みを思いついたのと同時に、これは基本が先になくなるかもと思いました。
実際にやるには先頭部のカプラーをどうにかする必要がありますけどね

大阪市交通局10系は鉄コレで製品化されていましたが、お得意の2両セットでの販売でしたので先頭車の余剰が出るというあまり好ましくないもの。

ですが、今回は先に出た207系900番台と同様に5両ずつの販売です。
走行化のパーツも含めると定価でNゲージ10両買うのと大差無い値段になる上に、製品そのままだとライトも点灯しませんが、きっと買ってしまうんでしょうね……。
何やかんやで御堂筋線にはかなりお世話になってますし、10系自体が好きな車両なので資金繰り含めて要検討です。


さて、前回は大雪牽引用に入線したED76-500を紹介しました。
しかし、ED76-500が牽引出来るのは当然ながら札幌~旭川の電化区間のみ。
その先へ向かうには、電気を使用しないディーゼル機関車か蒸気機関車が必要です。

大雪の説明書には旭川~遠軽、遠軽~北見、北見~網走と非電化区間の推奨牽引機が載っています。
それぞれ順番にDD51(後期耐寒形)、D51、C58となっています(常紋峠区間は9600が後部補機として連結)。
個人的には旧型客車なら蒸気機関車だろうと言う事で、DD51が投入される前の牽引機を調べる事に。

調べた所、DD51が投入される前はD51が旭川から北見まで牽引していた事がわかりました。
それならばD51を導入するしかない、と言う事で当区にやってきたのがこちら。

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KATO製、D51北海道形です。
ゆうマニを買いに行った、鉄道模型コンテストの販売ブースで新品として置いてあるのを発見。
定価とオークション価格の双方より安かったので、躊躇わずにお買い上げと相成りました。
(その説ではyam様にお世話になりました。ありがとうございました。)

実車解説は省略して、プロポーションから。
比較用に、同じKATO製のD51 498号機(オリエントエクスプレス仕様)を並べてみます。


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プロトタイプが現役蒸機と復活蒸機とで異なっているので一概には比較出来ませんが、北海道形はより物々しい印象を感じます。
本州とは比較にならないほどの極寒の大地、北海道の厳しい環境を走り抜く為の装備が各所に散りばめられているのも要因でしょう。

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また、498号機は最初の運転と言う事もあって、光るほど艶があります。
一方で北海道形は、現役蒸機ですので煤が付いて汚れたような印象を受けますね。

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デフレクターは北海道で活躍したカマ特有のもの。
実車は様々な形態があったようですが、この形の物が一般的だったのでしょうか?

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また、先頭部には寒地では必須のスノープラウを装備。
現在の498号機にもスノープラウは取り付けられていますが、これは後年になって後付けで搭載された物ですので、この時点では装備されていません。

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運転室部分にはモールドながら、単線区間用のタブレットキャッチャーが再現されています。
これが無いと、北海道のカマとは言えません。

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テンダー側はモールド表現のパーツが多いです。
牽引時に連結面で目立たなくなるので、価格を抑える為の策と言った所でしょうか。
TOMIXのSLと異なり、テンダー側のライトは点灯しません。

KATOの蒸機でもファインスケール化後の製品ですので、出来は素晴らしいです。
ですが、ここで問題が一つ。


この製品に入っているナンバープレートに、大雪の牽引を担当していたであろう遠軽区・北見区のナンバーが入っていません。
(旭川区にもD51は所属しているので、こちらが入っていた可能性もありますが……)


これは後発のギースルエジェクター仕様と共に、無煙化直前のSL最末期に追分区に所属していたカマがプロトタイプになっている為です。
仕方ないと言えば仕方ないのですが、実車を見れなかったのでせめてナンバーは実際に大雪の走行区間にあった機関区に所属していたカマにしたい。

そこで少し調べた所、レボリューションファクトリーと銀河モデルからそれぞれ、D51北海道形用のナンバープレートが発売されていました。
しかし、レボリューションファクトリーの製品には北海道仕様にも関わらず、遠軽区・北見区のカマのナンバーは付いていません。

河モデルの製品には遠軽区・北見区のカマのナンバーが入っていますが、店舗・販売元・主要通販サイトの全てが売り切れで探すのに一苦労……。
諦めかけていた時、秋葉原の某店に通販限定で在庫があったのを発見して直ぐに確保しました。無かった場合は製品のナンバーを付ける予定でしたので一安心です。

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ナンバーも揃ったので順番に整備を行います。
まずはテンダー側のカプラー交換から。


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テンダーの連結面側の台車を外して、付属のKATOカプラーに交換しました。
拘る人は更にホースも付けたりしていますが、私は整備が面倒なので付けません。

テンダーのカプラー交換は、一度台車を外してから行います。
慣れない内は面倒だなと感じていましたが、何機も整備を続けていく内に慣れてしまいました。

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重連運転用にスノープラウ付きKATOカプラーも付属していましたが、現段階ではダミーカプラーのままとします。
主目的が大雪牽引用なので重連運転を想定していないのも理由ですが、スノープラウ付きのカプラーは見た目があまり格好良くないので極力使いたくないと言うのも理由の一つです。

当区の蒸機は重連仕業が前提のカマのみ、重連カプラーを付けるようにしています。
北海道地区ですと、現状は小樽築港区のC62のみですね。

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続いて、ナンバープレートの取り付け。
今回導入したカマは遠軽区の311号機にしました。
実車は現役時代を過ごした石北本線沿線の北見市にある、留辺蘂町民会館広場に保存されています。
最もポピュラーだった故に、日本各地にある保存機の数もD51は他の蒸機と比べると群を抜いて多いです。

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他には特に弄る所も無いので完成です。
ナンバーが付いた事で、逞しい顔付きとなりました。
機関車は前面のナンバーが無いと、のっぺらぼうのように見えますね。


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横から。
テンダーのナンバープレートは取り付けに少し失敗してしまい、接着剤跡が残っているのでお見せ出来ません(汗)
普段の運転では見えない位置にあるので、タッチアップで誤魔化そうと思います(オイ

D51は全国各地に散らばっていた為、特定の車番の再現は難易度が恐ろしく高いです。
私は今回311号機をプロトタイプに選びましたが、判明しているのは遠軽区に所属していたと言う事だけです……。
311号機は実車が保存されているので、機会があれば現地まで足を運んで実車調査をしてみたいですね。

D51も北海道各地に居たので、様々な列車を牽引していました。
五稜郭区・小樽築港区・釧路区に居たカマは、とある有名な列車も牽引していたようです。
もう1機入手出来た場合は、小樽築港区に在籍経験のあるカマにしたいですね。

これで無事に大雪も旭川から先の電化区間へ運行出来るようになりました。
ただ、これでもまだ北見までしか行く事が出来ず、網走へ到達するには更にC58の導入が必要となってきます。

C58はまだ市場で流通しているのを見かけますので、余裕があれば導入しようと思います。
後は、常紋峠の後部補機用に9600が欲しい所ですね……。

どちらかと言うとJR寄りだった当区の北海道車も、徐々に国鉄色が強くなっています。
国鉄時代を堪能するには、もう少し気動車と客車が欲しいですね。
電車は……余裕があればと言った所でしょうか。

それではこの辺りで失礼します。
お付き合い頂きましてありがとうございました。

こんばんは、渋谷くずはです。
運転会を一週間後に控え、仕事の合間に持ち込む車両選びをしています。

が、未走行車両を中心に据えると、どうしても特定のジャンルに偏りがちになってしまいます。
未走行車両も、幾つかは持ち込むのを諦めようかなとも検討しています。

さて、前回は旧型客車の寝台急行大雪を紹介しました。
客車がある、と言う事は牽引機が必要になってきます。
当区には大雪を牽引出来るカマが所属していませんので、新しく調達してきました。

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それがこちら。ED76-500です。
これまで交直流電機は在籍していましたが、交流専用電機は初めての配置です。

函館本線の小樽~旭川間が電化される事に伴い、先行試作機として投入されていたED75-501の運用結果を基に、同区間の客車列車・貨物列車牽引機として製造されました。

当時の道内の客車列車では一般的だった蒸気暖房(SG)を搭載し、重連統括制御も装備。
旅客列車から重量貨物列車まで、ありとあらゆる運用へ投入出来る機関車として登場しました。

製造後は予定通り、小樽~旭川間の函館本線の電化区間で主に活躍。
C62重連が長万部~小樽間で牽引していた急行ニセコも、小樽~札幌の僅かな区間ですがこのED76-500が牽引を担当していました。

しかし、国鉄末期からディーゼル機関車を電化区間へ直通させる方針を採用した事で、運用が徐々に減少。
JR化後に721系の導入で客車列車の電車化が進められた事に伴い、1994年までに全て廃車されています。

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モデルを見て行きましょう。
基本番台よりも1mほど車体長が長い事から、長さはF級電機並みとなっています。
比較用にEF81を隣に置きました。EF81とほぼほぼ車体長は同じですね。

屋根周りは極寒地での運用を想定している為、とてもすっきりしています。
耐寒仕様のEF81と比べても、その違いが分かりますね。
また、国鉄仕様なので無線アンテナも当然ありません。

他にも冷却風の車内循環や自然通風による粉雪の侵入防止、各部への凍結防止ヒーターの追加、耐雪ブレーキの装備など強固な耐寒装備を持っています。

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横から見ると、中央の軸重調整用の台車が目立ちます。
しかし運用区間は全線軌道強化が済んでいた為、実際に使用したのは重量列車の起動時と冬季のSG稼動に伴う水と灯油の消費量に合わせた調整程度だったそうです。

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前面ガラス破損防止のつらら切りも特徴的です。
EF81にも装備したカマは居ますが、私の所有するEF81はいずれも非装備機ですので、並べると違いが良く分かります。

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前面から見ました。
貫通扉がある分、ED76-500の方が物々しい印象を感じます。
普通列車運用にも投入予定ですので、現時点ではヘッドマークの装着予定はありません。

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紹介も終わった所で、整備を行っていきます。
まずはナンバーとメーカープレートの装着から。
これが無いと引き締まりません。

今回は東芝製の若番機、503号機を選択。
KATO製の機関車を買うのは久々でしたが、プレートがすんなりはまるようになっていて少し驚きました。

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次にカプラー交換。
これもアーノルドカプラーを原則的に使用していない当区では必須作業です。

カプラーは付属品ではなく、EF81 95号機の時に使用した#Z01-224を装着します。
こちらの方がカプラーの長さが短く、連結面の間隔が短くなる為です。

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作業自体は単純ですので、15分ほどで全て終了。
例によってエアーホース不足ですのでスカート周りの作業が出来ていませんが、走らせる為の最低限の整備はしたので良しとします。

銀河モデルのエアーホースが手に入れば手持ちの機関車にまとめて施行したい所ですが、果たしていったいつになるのやら……。

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これで当区の大雪は、札幌運転所を出区して旭川まで運行出来るようになりました。
が、旭川から先の非電化区間を走破するには、またまた機関車が必要になります。

その為の牽引機を先日、鉄道模型コンテストの会場で入手しました。
次回の記事は大雪の非電化区間の牽引機を紹介出来ればと思います。

それではこの辺りで失礼します。
お付き合い頂きありがとうございました。

こんばんは、渋谷くずはです。
最近はゲーム内でアイドルのプロデューサーになったり、勇者となって世界を救う旅に出たり、農業と狩りを両立する冒険者になったりと、忙しい生活を送っています(どこかだ

模型の工作の合間に出来るゲームが増えたので暇潰しにはとても重宝していますが、熱中しすぎると作業に戻れなくなるのがちょっとした悩みですね。
何事も熱中しすぎには注意、でしょうか。

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先日、KATOから12月の新製品のアナウンスがありました。
E233系6000番台、DF200、DD54、急行だいせん。インパクトはちょっと弱いですね。
それだけ、四季島に力を入れているのかもしれませんが……。

だいせんはマニ35、スユニ60、マニ61と初製品化される車種が含まれているので、
ASSYパーツを組んでの購入は要検討ですね。

再生産で気になるのは、キハ283系スーパーおおぞらでしょうか。
北海道の気動車特急の中では唯一、キハ283系のみ当区に在籍していません。
いつでも買えるから、と言うのもありますが…

まだ最高速度130km/hで振り子を使いながら爆走していた時代に幾度と無く乗りましたが、
「これは本当に気動車なのか?」と言う加速とパワーがとても印象的でした。
中古で安く出回っているとは言え、新品が手に入るならそちらを選択しようと思います。

さて。今回は新規入線車両の紹介です。
ここ最近の当区はキハ183系を始めとする北海道地区の車両の増備に勤しんできました。
今回は、北海道地区でも歴史ある愛称を冠した客車編成が当区にやってきたので紹介します。

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それがこちら。寝台急行大雪です。
当区では全く出番の無いニセコ・妙高に次ぐ旧型客車の入線です。
ここ最近はJR世代の車両かJR化後の国鉄車の入線が続いていただけに、久々の純粋な国鉄世代の車両となります。

ここで軽く実車の紹介を。
大雪は元々函館~網走を函館本線・石北本線経由で結ぶ急行列車の愛称で、青函連絡船を介して本州連絡を担っていました。
愛称の統合で最大で5往復まで本数が増えましたが、同じ区間を走る特急オホーツクが本数を増やしていくと、入れ替わるように運転本数を減らしていきます。

国鉄最後のダイヤ改正で2往復残っていたうちの昼行1往復がオホーツクに格上げされ、大雪は夜行便1往復のみに。
残った夜行便も長くは続かず、JR化後の1992年の改正でオホーツクへ格上げされ、ここで愛称が一旦消滅。
その後はリバイバル運転での一時復活を経て、今年の3月に25年ぶりに復活しています。

今回、当区にやってきたのはKATOから製品化された1970年~78年頃までの編成です。
当時の道内急行としては標準的な編成で、郵便車・荷物車・寝台車・普通車の混成となっています。

それでは、まず編成から見て行きましょう。

青字:基本セット
緑字:増結セット

<札幌・網走

旭荷52  マニ60-245   札サウ(←ナロ20709)
北東航2マニ60-2596   北スミ(←オハニ61-220←オハニ25529)
旭郵31  :スユニ61-504  旭アハ(←オハニ61-399
←ナハフ24235)
 (1)    :オハネフ12-507 札サウ(=ナハネフ10-507←ナハネ10-507)
 (2)    :スハネ16-511  札サウ(=オハネ17-511←スロハ32-40)
 (3)    :オロハネ10-502 札サウ(←ナロハネ10-7)
 (4)    :スロ54-509   札サウ(←スロ54-1)
 (5)    :スハ45-12       札サウ
 (6)    :スハ45-7         札サウ
 (7)    :スハ45-18     函ハコ
 (8)    :スハフ44-3       
札サウ
 (9)    スハフ44-7      旭キミ

            遠軽>

基本セットと増結セットを合わせて合計12両になります。
このうち旭荷52のマニは上り札幌行きのみ、9号車のスハフは札幌~北見間のみ連結でした。

北見~網走間は普通列車として運転していましたが、北見回転の普通車を解放する以外はそのままのスタイルで走っていた事から、SLブーム末期は人気のある列車の一つだったようです。

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それでは順番に、各車両を見て行きましょう。まずはマニ60から。
戦前製の木造客車を戦後に鋼製車体へ改造して誕生した60系客車の一員で、荷重14トンの全室荷物車になります。

マニ60には当初から鋼体化改造され製造されたグループと、鋼体化客荷合造車として製造された車両を1960年以降に全室荷物室化改造等で編入したグループが存在します。
このうちマニ60-245は前者に当たり、マニ60-2596は後者に当たります。

マニ60-245はそれまで販売されていた単品とは異なり、床下に魚腹台枠を装備した金型を新規製作する形で登場。
KATOからはこの大雪セットで初めて製品化され、話題となりました。

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縦並びに無理矢理して、側面比較です。

マニ60-245は車体を新造した為、側面には小窓が並びます。
一方のマニ60-2596は、種車のオハニ61の窓割りを流用した為、大窓となっています。

上りで機関車次位となるマニ60-245は片側にアーノルドカプラーを装着。
当区ではアーノルドカプラーは使用しないので、運用前に換装予定です。

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次はスユニ61-504。(この車のみ後で画像を撮り直しています)
こちらも60系客車の一員で、改造によって製造された郵便荷物合造車です。
全国各地の客車列車に連結されており、北海道でも大雪を始め多くの列車に連結されていました。

屋根の煙突が目を引く他、合造車ならではの窓配置や表記類も特徴的です。

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ここからは旅客車になります。まずは寝台車のオハネフ12-507から。
軽量化設計で有名だったスイス国鉄に影響を受けて国鉄が試作し、その後量産化された10系客車の一員です。


元々はナハネ10形として戦後初の三等寝台車として登場。
その後、寝台の1区画を潰して緩急車化されてナハネフ10形に。
更に冷房化改造で自重が増大した事で、オハネフ12形を名乗る事になりました。

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この取って付けたような切妻の顔、たまらないほど好きです。
先頭車化改造をした中間車が大好きな私にとっては、昔の客車の緩急車は見ていて楽しい形式があるので良いですね♪

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続きましてスハネ16-511。
戦前製のボギー車から台枠を流用し、ナハネ11形相当の車体を載せて製造されたオハネ17形を冷房化改造して誕生した車両です。

種車の関係で完全新造のナハネ11形とは各部の寸法が異なる他、台車もオハネ17形として製造された当初は一般仕様の車両がTR47形、電気暖房搭載車はTR23形と異なる台車を使用していました。
これは車重がかさんだ電気暖房搭載車がTR47形台車を装備すると、車重がス級へと上がって列車牽引定数の点で好ましくなかったからだそうです。

しかし冷房化改造を施行してスハネ16形になった際、全車の車重が増加してス級になった事で電気暖房未搭載車でも幾分かの余裕が出来ました。
そこで乗り心地改善の為にスハ43形からTR47形台車を捻出し、スハネ16形は電気暖房の有無に関わらず全車がTR47形台車に統一されています。

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オロハネ10-502。
この大雪セットの目玉と言っても過言ではない車両で、A寝台とB寝台の合造車になります。

元々は勾配が多く、牽引定数が限られる亜幹線の夜行列車用に製造された車両です。
北海道では主に石北本線と宗谷本線方面へ向かう夜行列車に連結されていました。

こちらも当初はナロハネ10形として製造され、極寒地化改造と冷房搭載による自重増加でオロハネ10形に形式名が変わっています。
旧型客車は改造の度に車重が変わり、その都度形式名も変更されている車両が殆どですので、車番の変遷を辿るのには凄く苦労しました。

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外見の特徴としては、デッキが中央部に配置されている事でしょうか。
デッキを境にA寝台とB寝台に区画が分かれており、ナロハネ10形として製造された当初はA寝台区画のみ冷暖房が設置されていたらしいです。何と言う格差社会…


オロハネと聞くと真っ先に思い浮かんだのが北斗星の24系25形ですが、設備の差はあれど国鉄時代から既にオロハネが存在していたのは最近まで知りませんでした…。

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ここからは普通車です。最初はスロ54-509。
急行を始めとする優等列車運用に投入するべく国鉄が製造した43系客車の一員で、43系列で唯一冷房取り付け改造の対象となった形式です。

500番台は北海道向けに改造された区分番台で、台車がベルト式発電機から歯車駆動方式の車軸発電機に変更されているのが特徴です。
外見上では、グリーン車用の緑の帯が目を引きますね。

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スハ45形はまとめて紹介します。
43系客車の北海道版として製造された車両で、極寒地での運用に対応する為の二重窓や足回り等が特徴です。

北海道全土で急行・普通列車として、国鉄末期まで活躍。
EL・DL・SLのいずれにも牽引されていた事から、牽引機を選ばない汎用性の高い客車です。
後に近代化改造された際に窓枠がアルミサッシとなっており、銀色となっている事から目を引きます。

大雪セットに入っている車両はてっきり札幌区の車両だけかと思いきや、1両だけ函館区の車両が混ざっていました。
荷物車もそうですが、今では考えられない広域運用ですね。

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最後は緩急車のスハフ44。
43系客車の緩急車であるスハフ42の北海道版です。

車掌室側の乗降扉が、窓1つ分中央よりにずれているのが判別のポイントです。
それ以外はスハ45とそっくりな外見となっており、こちらも近代化改造によって窓枠がアルミサッシとなっています。

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ライトユニットは両方に装備されていますが、カプラーはスハフ44-7のみ片側アーノルドです。
札幌~北見間で連結されていたスハフ44・スハ45は北見区の所属ですが、大雪の北見回転車の為だけに両形式を配置していたそうです…。

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以上、大雪セットの紹介でした。
妙高やニセコを購入した当初は旧型客車に関する知識は全く無く、それぞれカプラーだけ交換してEF62やC62の重連に牽引させて走らせているような状態でした。

今回の記事を書く為に少しばかり勉強したのですが、今まで知らなかった事の数々と旧型客車の奥の深さにただただ驚くばかりでした。
よく見ていたのが宮原のマイテと高崎の6両ぐらいでしたので、昔はこんなにたくさんの形式があったのかと思うと、徐々に興味が出て来ました。

まだまだ旧型客車に関する知識は疎いですが、拘る所には拘り、妥協出来る所は妥協するスタイルで今後も組成出来たらなと思っています。
とはいえ、旧型客車は見た目のインパクトが強い車両が少ないので、当区では変わらず少数勢力になりそうな気がしますが……。

今回の記事に限らず、間違った点等があれば遠慮なくご指摘頂ければ幸いです。
知識が疎い分野もありますので、よろしくお願い致します。

さて、客車が入線したと言う事は当然牽引機も必要になってきます。
やはりここは、メーカー推奨の赤い交流電気機関車を調達しようと思います。
勿論、電気機関車だけでなく蒸気機関車の導入も予定していますよ~。

それでは、この辺りで失礼します。
お付き合い頂きましてありがとうございました。


~~おまけ~~

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本日、明日まで東京ビッグサイトで開催されている鉄道模型コンテストに参加してきました。
会場限定のKATOゆうマニタイプは、買う予定は全くありませんでしたが1両だけ購入しました。

しかし、使い道が全く無いのでしばらく保留車になりそうです。
(用途がEF64-1000の次位に連結して、209系配給ぐらいしか思い浮かびません…)

また、販売コーナーでは思わぬ掘り出し物がありました。
が、紹介はまた別の機会に出来ればと思います。