雑踏の場所に行くと、トイレが問題になる。アメ横の場合、「アメ横センタービル」の2階と地下にあるのでそこを利用させていただくと良い。
昼食時はどこの食堂もいっぱいなのだが、安さが売りのアメ横でも、メニューの価格は安くない。何とかならないものでしょうか。
再びアメ横
冬はどうしても冷えてくる。またトイレに行きたくなってきた。アメ横は良いのだが、トイレに困ってしまう。どこかのビルに入ればトイレはあるだろうと目星を付けていくと、アメ横のメイン通りを上野側から入ったところにある「アメ横センタービル」の三叉路が目に入ってきた。ビルの脇から中に入ると、左手に下へ下りる階段があり、地下食品街という表示があった。右手を見るとドアの向こうにエスカレーターが見えるので、中へ入っていくとたくさんのテナントがあり、エレベーターに乗ると地下と2階にトイレがあると書いてある。地下へ下りるとそこは魚や肉、野菜など生ものの売り場になっていて独特の生臭い匂いで満ちあふれている。中華料理や中国系食品のオンパレードといった感じがする。案内に従って一番奥のトイレで済ませてから、地上に出て食堂探しになった。
昼食は吉牛
食堂は上野駅不忍口の前から見てもたくさんある。寿司、ラーメン、定食、中華、焼き肉、うどん、韓国、点心、ケバブなど国際色も豊かだ。でもなぜかそこにはいるのに一歩ためらってしまう。お寿司でも良いのだが、昨日食べていたので連日というのはさけたい。ラーメンも良いのだが、お値段が800円くらいで高く、時間も悪かったので混んでいるのだ。ほかの定食や焼き肉などはどれも1000円以上もしている。どれか良い場所はないかと探し探し歩いてくると、いつの間にか御徒町に戻ってしまい、時刻も12時30分になっていた。するとそこに吉野家があったので、ここも気が進まなかったのだがとにかく入ってみることにした。中は満席で2階があると言われ、上がってみるとそこも満席。しばらく席が空くのを待ってから、2人で並盛り(280円)と大盛り(380円)を注文するとキャッチフレーズ通りにすぐに運ばれてきた。食べ始めるとどこか変だ。味が薄過ぎるのだ。それにご飯が硬くて少しポロポロしている。確か吉牛はもう少し美味しかったような気がするのだが。でもその価格からすれば少し不満はあっても文句は言えないだろう。ついでに言うと、丼も食べにくい形をしている。
12時45分に食べ終わってから、もう一度上野方面へ戻り、目星を付けておいたものを買いながら御徒町へ戻ってくることにした。
午後の雑踏
再び上野方面へ歩いていくのだが、午前のときと違って人出が2倍くらいに増えている。
信じられないのは、この雑踏へ乳母車を押しながら買い物に来る人たちだ。それも何人もいる。普通、雑踏に乳幼児を連れてくることはしないだろう。それに乳母車を押して歩くと言うことは自分たちとっても回りの人たちにとっても危ないはずだが、今時の母親はそんなことは関係ないのだろう。
やがて、上野側の一番端まで来た。もちろんそれまでもあちこちを覗いては品定めと目の保養だ。端に近いところに、独特のトークでお菓子を売っているところがあるので、それを見がてら買うことにした。「テレビを見た人」「ハーイ」と手を挙げさせ、レジ袋にお菓子をどんどん入れていく。見ていると1000円以上入れているように見えるから不思議だ。それにつられて買ってしまうのだが、それもお祭りのようでおもしろい。買い手が「もう一つ入れて!」と声をかけても売り手はそれに応じることはない。
どんどん入れていても、冷静に勘定をしているところもおもしろい。最も毎日同じことをしているのだから、そのあたりは計算され尽くしているようだ。これも商売のテクニックなのだろう。
アメ横のお店はトークで売っていると言っても良いのでしょうか。それも横丁を元気づけているのでしょう。その声を聞くのもここを訪れる楽しみでもありました。