メルハバトゥルキエもこれで終わりです。
飛行機に乗ると、あとはひたすらシベリア上空を飛んでくるだけです。
搭乗開始・離陸
4時50分になって、ようやく搭乗ゲートが開き、乗り込み始めた。45JK席についてみてみると、後ろの席に空きがあるみたいだ。しばらく待っていると45Hの席に人が来た。しかし、50HJKと51JKには誰も人が来ないので、さっさとそこへ行って座ることにし、45Hの女性には「JK席はどうぞお使い下さい」と言って移動をしてしまった。5時17分。
32分になると、キャビンアテンダントがアイマスクなどのセットを配ってきたが、機はまだ駐機場を離れない。35分に少し動き始めると、ギュウヒのような小さなお菓子が配られてきた。
5時48分にようやく滑走路に入り、離陸の順番がやってきて38秒の滑走で空の上。イスタンブルは一面の霧で、それを上へ突き抜けると明るい太陽の光が見えてきた。機は高度を上げながらUターンをし、霧に包まれたボスポラス海峡を後にしたが、高層ビルは霧の上に頭を出している。やがて数km離れると霧は全く消え、黒海の上空に出ていた。
6時にお手ふきタオルが配られ、04分に税関申告書も配られたので今回の旅行のアンケートと一緒にさっさと書いてしまい込むと、6時57分に1回目の機内食が配られてきた。
帰りの機内食1
時間的に見てこれは夕食。
最後のエフェスビールと機内食
メニューは
チキンのグリル、バターライス、トマト、ナスのピューレ、マメ、青トウガラシ、
青マメのオリーブオイルマリネ、サラダ(レタス、トマト、オリーブ)、モッツァレラチーズ、チョコレートムース、パン、水、
飲み物として、エフェスビールをいただいた。
ナスのピューレ、チョコレートムース、ビールはとても美味しい。味はマイルドなので、抵抗は全くなく完食。7時30分に食事終了
7時も過ぎているので、既に外は暗闇になり、機は高度10000mを時速964kmでカフカス山脈の上空当たりを飛んでいる。帰りはずいぶんと南を飛んでいくものだ。ジェット気流でも流れているのだろうか。今、バクー上空からカスピ海に入ろうとしている。
何もすることもなく、モニターを見ていると7時54分にカスピ海を横断し終わり、成田まで8時間40分のフライトだと表示されている。
2月20日(木)
少し寝たのだろうか?10時40分に、カザフスタンの大平原を通過し終わっている。ほぼ5時間飛んだところだ。そろそろ日本時間に戻そう。だから、トルコ時間午後10時45分は、日本時間で朝の5時45分。
また寝たのだろうか。気が付いた時は9時02分だった。北京上空辺りを飛んでいるようだ。外は夜が明けてきているが、一面の雲海になっている。この雲の下はPM2.5がたっぷりとたまっていることだろう。9時37分山東半島の先端を通過中。雲の切れ目からは渤海に浮かぶ船が見えている。
帰りの機内食2
2度目の機内食が配られてきた。
メニューは、
トルコ風ほうれん草入りペストリー、スクランブルエッグ、焼きトマト、白チーズ
サラダ(キュウリ、トマト、オリーブ、チーズ)、ヨーグルト、ケーキ、パン、水
飲み物は紅茶をもらった。
9時57分に美味しく終了したが、量が多い。これは朝食なのだろう。
モニターの航跡を見ていると、機は北京付近から朝鮮半島を横断するまでに、6回もその進路を変えている。北朝鮮を大きく迂回しているのだ。北朝鮮上空を通過できれば、30分程度は短縮できるのに。日本上空にさしかかってくると、相当ジェット気流が強くなっているようで、機の速度が時速1216kmを指している。音速は1225kmだから、それに近いスピードになっているが、機体は大丈夫なのだろうか。
1時になると高度を下げ始め、新潟方面から越後山脈を越え、前橋の北側を通過して、いわきで南に進路を取り鹿島灘に沿って飛んでいる。内陸には北浦が見え、鹿島アントラーズのスタジアム、鹿島港を通過して、利根川を渡り九十九里海岸に出て行く。
いわきから九十九里に至るまで、畑のほとんどはビニールハウスで覆われている。ここに大雪が降ったのだが、ビニールハウスは大丈夫だろうか。
11時30分に屏風ヶ浦から太平洋に出て、右に大きく翼を傾けて進路を真っ直ぐに成田空港に取り始めた。
11時39分、着地が分からないくらいスムーズにランディングをしたが、このようなランディングは初めてだ。このパイロットはうまい。誘導路を17分間も走って56分にようやく駐機をした。
12時00分に飛行機から降り、入国審査、荷物の受け取り、リムジンバスのチケット購入、バス乗車と進んで、1時39分無事横浜駅に到着。
横浜から電車に乗って我が家に着いた時は、2時30分ちょうどだった。
家に帰れば、座る間もなく今晩食べるものを、スーパーへ買いに行かざるをえない。
買った物をリュックに詰めて背負い、レジ袋をぶら下げているいつもの自分の姿を見ると、これが現実なんだよなと思うはいつものことだ。
今思えば、トルコのパンをもっと食べ、エフェスビールをもっと飲み、ヨーグルトの美味しさをもっと堪能しておくべきだった。
今度、アメ横でドネルケバブでも食べてみようか。
これで、トルコ旅行は終わりでが、なかなか面白い旅行でした。
トルコ旅行に人気がある意味が分かったような感じがしました。
次回からはイギリスですが、すこし間が空くと思います。