延世大学といえば日本の慶応あたりになるでしょう。韓国の大学の雰囲気に浸りたくていってみました。
地下鉄
乗換駅や下車駅では困ったことがいくつかあった。
1)韓国の地下鉄はとても深いところを走っている。
2)エスカレーターやエレベーターが完備されていないのでとても疲れる。
3)たまにエレベーターがあっても隅の方に隠すように設置されている。
4)路線の連絡が悪く、階段を何段も上下し、場合によっては数百mも歩かねばならない。
※韓国の地下鉄が深いところを走り、駅の連絡通路が長いのは北朝鮮との関係があるからではないだろうかと思った。これだけ深ければ爆撃を受けても影響は受けないだろうし、市民の防空壕としての役割を果たすことも出来るだろう。駅のところどころには砂袋などが置かれていたのはその時に備えてのものだろうか。しかし、現代の朝鮮半島を考えると、そのような状況になることはほとんど考えられないから、逆に地下鉄の利用者は実に不便を強いられていることになる。
延世大学
新村駅から大学に向かう並木道 延世大学正門
次の目的地は延世大学である。この大学は日本的にいうと“慶応大学”クラスでエリート大学であるという。中部市場を出発してから7番の入口から入って2号線に乗りユルシロサンガ、ユルシロイルガ、シティホール、チュンジョンノ、アイェヨ、イデと乗り11時30分にシンチョン駅で降りた。3番出口は珍しくエレベーターが地上までありそれを利用して地上に出ると、北の方にむかって幅の広い直線の歩道と道路が走り、濃い緑の銀杏並木が並んでいる。見上げると既に緑の銀杏がたくさん実を付け涼やかな木陰を作り出している。北へ向かう本通りの左右には学生街らしい雑然とした狭い路地があり、安そうな食堂が軒を連ねているのもまた風情があって良い。10分程ぶらぶら歩くと、前方に京義線の陸橋や、右手に大きなゴシック様の教会、その向こうに延世大学の正門が見えてきた。もちろんここにも京義線のシンチョン駅があり昔の学生はこの駅を利用していたのだろう。正門前の広い交差点を渡って構内にはいると、正門から続く幅の広い道には銀杏の並木が植えられ真っ直ぐ奥に続いている。正門を入るとすぐ左手には工学部、右手には広い敷地を占める医学部の建物が見える。大学は傾斜地に作られているので平坦な道はなくあちこちに坂道や階段があり、そこに配置されている校舎は比較的最近に建てられたものらしく、伝統的なものはほとんど感じられない。
学生会館
学食でラーメンを作っているアジュマ。 この日の昼食
5分程歩いて右手にある大学の学生会館に着いたのは11時46分だった。学生食堂が安いというので食堂の隅にある食券売り場で「トッポギとラーメン」を買うことにした。1500ウォン×2で3000ウォン(240円位)
学食はどこでも同じだから、食券を該当するカウンターへ持っていきトレーとハシ、スプーンを持って順番を待っていると、トッポギを持ってきてくれた。ラーメンはと見ると、鍋をいくつもコンロにのせ、スープと即席ラーメンを入れて煮立たせ食器に入れて出してくれた。即席ラーメンには驚かされたがこれが学食スタイルなのだからしょうがない。タクアンは自由に好きなだけ持っていっても良いようになっている。適当に席を確保し、食べ始めたがラーメンは麺がやや堅くアルデンテ状態。そのまま置いておかないと好みの硬さにならない。トッポギは美味しい。食べた瞬間は甘く感じるがそのうちに口中がひりひりしてくる。2つ頼んだのだが、量的には多すぎる感じがして、食べ終わった時は満腹状態になっていた。12時25分完食。確か韓国は夏休みに入っているはずだが、学生がたくさんいて休みの感じがしない。あちこちで、メモで埋まったノートを広げて一心に目を通している学生を何名も見ることができた。夏休みである証拠は、中学生であろうか、それらしい生徒達が集団で大学を見学している姿を見たことだ。どの顔にも「自分もこの大学に入りたい」という雰囲気があり、学食などで、一時的に大学生気分に浸っているようだ。大学生協のような売店もありに様々なものが売られているが、「延世大学」のロゴが入ったTシャツを探しても売っていない。聞いてみると2階へ行けという。2階の小さな売店でようやくそのTシャツを探して購入することが出来たが、8500ウォン(650円位)であった。これは安いのか高いのか?他にも初老のご夫婦が孫にでも買っていくのだろうかシャツの品定めをしていた。一応の目的を果たしたので1時10分に大学を出発。
大学には独特の雰囲気があります。その国の若者の活力でしょうか。勉強をしている学生もたくさんみました。見学にきている高校生もたくさんいました。明日の自分を夢見ているのでしょう。



