今回が、上海・江南の旅日記の最終回です。いろいろありましたがグダグダ書いているうちに21回にもなってしまいました。何しろ小学校の時の作文授業が大嫌いで、どうしたら文章が何とか書けるようになるのか悩んだものです。今はあきらめていますがね。だからあれこれ考えずに思いつくままに寺を並べることにしたのです。そうしたらズルズルと長くなってしまい、こんな感じになってしまったのです。次はもう少し良くしたいといつも思っているのですが。



3月22日(木)


 5時10分になったので起きだし出発の準備を始めた。昨夜のうちに荷物を詰めすぐに出られるようにしてあったから作業は簡単だ。5時50分になったので食事に行くことにした。起きた時はうっすらと白んできている程度だったが、部屋を出る時は明るくなっていた。空は曇りで空気はひんやりとしている。

朝食
庭のもぐら-朝食  相変わらず牛乳を飲むのには気合いが必要
 1階のレストランで食事をしていると、他の人たちもケースをロビーに持ってきて食事をしている。

メニューは①うどん、②おかゆ、③牛乳、④ヨーグルト、⑤まんじゅう、⑥野菜炒め、⑦鴨のロースト、⑧チーズ、⑨ゆで卵、⑩スイカ

6時に食べ始め25分に完食。軽めだが、時間に追われているので慌ただしい朝食になってしまった。

出発

 食事を済ませて歯磨きなどをして一段落したら6時35分になっていた。チェックアウトも済ませ、しばしロビーの椅子で時間を待っているとバスが来たので荷物を運び乗り込んで定刻通り7時に出発。渋滞の中を空港へノロノロ走っていく。そのうち車内で栄さんが撮ったアルバム写真の販売が始まった。これが彼女の収入になるという。1枚1000円だと言うがあまりに高すぎるし、撮って下さいとお願いしたわけでもない。こちらがスナップ写真を撮っている脇で勝手に撮ったものだから、その写真はほとんどの人が、自分のカメラの中に持っているものだ。このビジネスモデルはカメラが普及していない時代のもので現代には合わない。

バスは上海郊外の新興地を進んでいくが、植えられている木もまだ小さいから、開発されてからまだ数年しか経っていないのだろう。浦東空港に近づくが長江の対岸は霞んでいるのか曇っているのか幅が広すぎるのかよく見えない。上海中心部と浦東空港との間にディズニーランドを建設中だという。2015年には開園予定だそうな。

浦東空港

 7時52分空港に到着した。荷物を降ろしここで曹さん達とはお別れになった。

59分にANAのカウンターでチケットをもらったが、NH922 42D・Eと書いてある。日本語の上手な中国人受付嬢はこちらの話が良く理解できず、窓側の席だと言ってよこしたチケットは中央の最後尾の席だったのだが、気が付いたのは飛行機に乗ってからだったので文句も言えない。8時13分出国審査。この時、入国カードに対応した出国カードの提出を求められた。手荷物検査では又引っかかりピーピー鳴ってしまう。搭乗は75番ゲートなのでそちらに移動して空いた席を占領して時間を待つことにした。8時25分にトイレに行くと便器はTOTO製だが便座が安っぽいプラスチックだったのはなぜだろう。TOTOはそのような製品も作っているのだろうか。外を見るとどこまでが飛行場でどこからが長江か分からない。この空港は最初の滑走路は住民を強制的に立ち退かせ水田と畑を造成して建設した。その後揚子江側に拡張していくのだが、川岸に飛行場分の堤防を作り、その中に揚子江の泥水を引き込み沈殿させて土地を作ったことは有名である。とにかく広い。ただ、埋め立て地だからあちこちで地盤沈下が起きていることは確かだ。

離陸

 1時間半も待って9時50分にようやく搭乗が開始になり10時に着席。この時自分の席が窓側でないことが分かり、受付嬢にだまされたことが分かったのだ。機はB777-300で10時18分にスポットを離れたが滑走路が混んでいるのか43分になってもまだ待機している。45分にようやく40秒滑走して離陸した。成田までは2時間の飛行だから速度を上げないようだ。本当なら西風に乗って時速1000kmで飛ぶところを900km以下の省エネ飛行をしている。

機内食

庭のもぐら-機内食  短い飛行時間内での機内食です。

 11時30分に機内食が配られた。メニューは①豚肉とブロッコリー、人参の弁当、②牛肉とサーモン、ハム、エビ、③鶏肉サラダ、④茹でたそら豆、⑤デザート(スイカ、パイナップル、メロン)飲み物はビールと白ワインをいただいた。

11時50分に食べ終えて、ふとモニターを見ると機は既に長崎上空に来ているではないか。
着陸

 三宅島上空通過が12時30分だったので、時計を1時間進ませ1時30分に変更。機は九十九里浜へ出てから左に旋回し成田空港に1時58分に着陸した。機長が成田の気温は12℃だと言っていたので、上着を一枚着なければならないだろう。放送で54番ゲートに着くという。2時20分に入国審査、30分にB-6のターンテーブルからケースを取って、32分に税関通過。2時50分発のYCAT行きのバスに5分遅れで乗ると、「今日は道路が混んでいるから時間がかかる」という。とにかく乗ってしまえば横浜までは連れて行ってくれるからかまわない。その通り4時42分に横浜に着いた。ところが最後に電車を降りるときに事件は起こった。手荷物を電車の網棚に置き忘れたのだ。すぐに駅員に話して保管しておいてもらい、その後受け取りに行く羽目になってしまった。その結果、家にたどり着いたのは7時10分になり、ゆめゆめ油断は禁物であると肝に銘じさせられた結末であった。



後書き

オプショナルツアーの料金

 今回は9種類のオプショナルツアーが組まれていた。そのうちの「黄浦江ナイトクルーズ」の料金を調べてみた。パンフレットではツアー料金は一人270元となっていたが、調べてみると遊覧船のチケットは一人100元だ。ガイドは皆さんを案内して乗船チケットを買い乗せるだけだから、今回の場合は一人当たり170元の儲けになる。他のツアーについても料金はだいたい100元程度のもので、ツアー全体の延べ参加者が50人ほどいたから、そこから得られた利益は日本円にして10万円は下らないはずだ。そのほかにも販売店、車内販売、アルバム販売などのマージンも入ってくるからどのくらいの利益になるのだろう。

中国交通事情 その2

 乗用車については既に状況や問題点を書いてあるので、その他のものを見てみよう。

「バス」バスは我々が考える以上に重要な交通機関であることは中国全土でいえることらしい。それは発展途上国共通だ。たくさんの定期路線を運行しているが、バス停にはどこでもたくさんの乗客が待っているし、走っているバスを見ると多くの乗客が乗っている。朝晩のラッシュ時のバス停は人が道路にあふれている。

「鉄道」通勤電車のイメージはとても低い。それらが走っている様子はほとんど見ることが無く、市民の足にはなっていないようだ。地方からのお上りさんにとっては、上海の地下鉄が観光の目玉になっているという。「新幹線」外国の資本と技術で導入したが、運転手を短期間で養成し運行に問題があることはマスコミも報じている。乗車する場合は“ボディーチェック”をされるなど手間がかかること、運賃が高いことなどから庶民には関係ないもののようだ。




中国はいろいろありますね。何しろ人口が日本の10倍以上いるのですから、出てきた数字は10分の1にして考えないと驚き桃の木になってしまいます。

ですから格差も日本の10倍有ってもおかしくはないのですが何とも常識的には理解しがたい国でありました。


明日からちょっと海外旅行に行きますので、このブログはお休みさせて頂きます。戻ってきたら再開をいたします。