小龍包を食べたあと、隣にある古猗園という庭園を見学した。昔貴族の権力を手に入れた人はいかに膨大な財を築いたのかがよく分かるが、その伝統が現代中国にも脈々と伝わっているようだ。
古猗園
古猗園の入口・チケット購入 古猗園内の庭園・想像以上に広い
日華軒の前の路地を左手に進むとすぐに1000年以上前の井戸や塔が遺跡として残されていた。もと来た道を「留雲禅寺」の正面に戻ってから表道路を10分ほど歩くと1時37分に「古猗園」という公園に着いた。
ここはかつての貴族のお屋敷だったが今は史跡になっているのだ。チケットをもらって中に入ると左手に「望鶴楼」という建物がある。何でも昔の文人は鶴に乗って飛んできたらしく、望鶴というのは文人をお迎えするという意味もあるのだそうだ。実は文人といわれた人は、いつも酔っぱらってフラフラしていたのでそのように形容したらしい。園内を散策していくと池やあずま屋が配置され、庭園となっている。貴族と結婚した昔の良家の娘は必ずてん足をされていたので侍女の助けがなければ歩けず、散歩は庭園内に限られていた。もちろん日常生活も侍女達の助けがなければならなかったのだ。園内を歩きながら曹さんが博打の話をした。「昔の中国人は大きな博打をしました。自分の全財産をかけておこなったのです。負けたら無一文、勝ったら財産倍増になります。財産の中には自分のお金・所有地・邸宅・奥さん・使用人全てが含まれます。ですから博打に勝った人はその瞬間から奥さんの数が2倍になることもあったのです。博打の方法は単純で、麻雀パイのようなものをめくるだけです。大きければ勝ち、小さければ負けです。」ということで、2時20分に「古猗園」を出発。
車内販売
バスの中でお菓子が2種類配られた。なかなか美味しいもので、気が利いていると思っていたらそれは車内販売の試食だったのだ。希望する人は申し込むのだが半分くらいの人が購入している。1つ1000円くらいで5つ買うと1つおまけするというのはどこでも行われる定番だ。3時頃に高速道路に乗ったのだがノロノロ運転で道路が駐車場になってしまった。アイドリングで消費されるガソリンの量も膨大なものだろう。
ラテックス店 鴻泰
3時30分にラテックス店の「鴻泰」に着いたが、これでラテックス店は6回目の経験だ。40分からデモンストレーションと説明を受けるが話の内容は既に耳にタコができているからどうでも良い。説明は4時04分に終わり、その間に購入した人の経験談のプリントがまわってきたが、見ると誤字脱字の連続で明らかに嘘だということが分かる。おまけにそこに記されていたメールアドレスは「株式会社リコー」の社内用だったからあきれてしまう。他にもトラピックス主催の旅行団も来ていた。4時30分終了、出発。
預園商城
預園商城という観光ショッピングパーク 預園という貴族の庭園入口
10分ほど走り、昨夜の中山南路から1kmほどの所にある「預園商城」という古代中国の町や庭園を模した場所に4時40分に着いた。ここ預園は明清の時代に作られた庭園で、園内に多くの建物が配され観光スポットになっているという。「預園」という庭園は「預
園商城」の北東を占め、西・南に商店街があり東西200m南北300mの大ショッピングパークになっている。南側でバスを降りてから少し歩いてショッピング街に入っていくと、なぜかスターバックスのコーヒー店がある。その場所に5時30分集合となり、40分間の自由散策になった。目の前にある「荷花池」にかけられた九曲橋を渡ると遠方に森ビルがちらりと見える。
橋を渡り終わってから池に沿って左に曲がると、「預園」の入口があったが入場料を払って観光する時間がないので入ることが出来ない。ショッピング街には上海周辺のあらゆるものが売られている感じがする。南翔小龍包も16個24元で売っていた。一つのお店に入るとお茶屋さんがあり「一葉茶」が50g10元で売っていたので2袋買ってスターバックスの下に戻り、5時30分出発。
明浩大酒店
夕食レストランに移動するわずかな時間に、明日の連絡があった。「明日の出発は7時です。6時から食事が出来ますので、6時45分にロビーに集合し、荷物をバスに積み込みます。」と話している間に「明浩大酒店」に着き、5時45分から食事が始まった。
ビールはチンタオ純生 600cc 4% 30元
メニューは①酢豚、②春雨の甘酢あんかけ、③豚肉とタマネギのあんかけ、④まんじゅう、⑤マントウとからし菜、⑥野菜炒め、⑦ナスの煮付け、⑧魚と野菜のスープ、⑨野菜と卵の白身のスープ、⑩チャーハン、⑪ジャガイモとピーマンの千切り炒め
油分は多いが味付けは全体にしつこくない。味は少し濃いめであったが疲れているから良かったのかもしれない。6時30分に終了。40分に出発。
スーパーマーケット・超級生活広場GMS江湾店
閉店間際の超級生活広場GMS江湾店 スーパー付近の路上のお店
途中「上海雑伎団」を見る人と、足裏マッサージの人を降ろしたので回り道をし、ホテルに戻ったのは7時40分だった。部屋に荷物を置きホテルの前の道を歩いて、コンビニへ行くことにした。それらしいものはあったがとても小さくてつまらない。路上には小さな屋台や路上販売の店がいくつも出ているが、どう見てもバッタ屋でしかあり得ない。しかしそのバイタリティーはすごい。車のクラクションに追われ、さらに進んでいくと前方からビニール袋を持った人が何人も歩いてくる。何となく良い感じなのでさらに進むと、「超級生活広場GMS江湾店」というネオンサインを光らせた3階建ての大きなスーパーマーケットがあった。中に入るとあまりに広すぎる。1階は生活雑貨・電気・自転車など、2階は衣料、3階は食品売り場になっていた。売り場は幅70~80m奥行きは40mくらいあろうか。品物はあふれているが価格はそんなに安くはない。お菓子なども見たが安くはない。日本円に換算すると日本と大差がないのだ。やはり中国はインフレなのだろうか。スーパーは9時に閉まるというので、あちこちのブースで店じまいを始めている。
8時48分にスーパーを出てホテルに戻ることにした。戻ってくる路上には先ほどより多くの屋台が出て声を張り上げている。そのバイタリティーはやはりすごい。
上海粤海酒店
9時少し過ぎにホテルに着くと足裏マッサージの人たち戻ってきたところだった。明日の出発は早いので、ケースに荷物をしっかり詰め、さっさとシャワーを浴びて寝なければならない。でもやはり11時になってしまう。
海外に旅行に行くと可能な限り地元のスーパに行くことにしています。やはり地元のスーパーにはその付近も含めて、人々の日常生活があるからです。
すでに中国のスーパーに売られている品々は安くありません。ものによっては、日本円に換算すると、日本の方が安いかもしれないと思いました。インフレなのでしょうか。






