最後の日は、コロンボ観光になりました。スリランカの首都はスリジャヤワルダナプラコッテと長いので有名ですが、実質的にはコロンボが首都だそうです。また、地元の人は普通コッテと呼んでいました。

仮面の町アンバランゴダ

庭のもぐら-仮面工房  仮面を手彫りしている職人さん

 11時15分に、アンバランゴダという町に入った。この町は仮面の製作を行っているようで、22分にその中の1つ「アリヤパラ アンド サンズ」という工房に着いた。そこで仮面の材料や製作風景を見てから販売店に入ったが、良い作品だと思ってもそれを飾る場所が家にはないから、手を出すことが出来ない。皆さん同じ心境であろうかと思う。トイレをすませ、工房の前にあるマンゴーの木を見上げて49分に出発。

昼食

庭のもぐら-アシスタントのカスン君  右手を使って食事するカスン君。

左手は絶対に使いません。レストラン内には手を洗う場所があります。

 12時18分。何と、昼食レストランと思って入った場所が間違っていたため再出発。念のためだがこのレストランの名前は“ビベカンガナ”といった。24分に本当のレストランに着いた。セイロンホテルコーポレーション系列の“ベントータ アバンハラ レストラン”という名前で、平屋のごく普通のレストランだ。もちろんビュッフェスタイルだったが、パンも何種類か置いてある。ところがそれは有料だったのだ。

庭のもぐら-昼食  基本的なスリランカ料理です。美味しいです。

 メニューは①赤米、②サフランライス、③ダールカリー、④インゲンのカリー、⑤ナスのカリー、⑥チキンカリー、⑦野菜サラダ(キャベツ、ニンジン、タマネギ)、⑧空芯菜の野菜炒め、⑨チキンスープ、⑩フルーツミックス

まだ昼のことでもあるしビールは我慢。味は今までよりもスパイシーでおいしい。これが最後のスリランカ料理になるかもしれないので、様々なカリーを取り込んだらグチャグチャになってしまい、どれがどの味なのか分からなくなってしまった。全体に味はスリランカ風になっているようだが、それでも辛さは低いようだ。今まで、カピラさんは辛い調味料を入れて食べていたみたいだ。今回は運転手のウプルさんやアシスタントのカスン君も別のテーブルで食事をしたので見ていると、カスン君は右手だけを使って上手にカリーを混ぜてご飯を食べている。1時に完食したが、この後に紅茶が出るというので待っていたがなかなか出てこない。ティーカップがこないのだ。11分も過ぎてやっときた。お茶は癖がないからおいしいのだが、ティースプーンを見たら汚れがこびりついていて、いつ磨いたんだと文句を付けたいくらいだ。スプーンを使わず16分に飲み終わる。レストランの隣が仮面の工房だったので、そこをちょっと見学し、1時25分に出発。

コロンボへ

 コロンボまでは62kmあると標識に書いてある。鉄道と絡み合いながら道は進んでいくが、景色に変化はない。2時20分に7差路という変わった交差点を通過。ところがここで居眠りをしたようで、このあとの30分ほどは記憶がない。気が付いたら2時55分で、海岸道路を走っていた。3時にバンバラピティヤ駅のそばを通過すると、そこはもうコロンボ3丁目で市の中心部になっていた。さすがに町中なので信号も多く、高層ビルもたくさんある。市内の一方通行の道をたどって行くと、中国友好文化センターという、ザルを3つ並べたような何に使用するのか分からない建物があった。中国はこういうところに自国の存在感を見せつけることが多い。またここに拠点を置いて、インド洋に進出する目的も持っているのだろう。この建物はスリランカのためでなく中国のためなのだ。コロンボの7丁目にはビクトリアガーデン、シナモンガーデンなどがあり、一番の高級地域となっているようだ。それでも交差点はクラクションのオーケストラで鳴りやまない。その中を3時20分にコロンボ国立博物館に着いた。

コロンボ国立博物館

庭のもぐら-コロンボ国立博物館  ヨーロッパ風建築の国立博物館

 敷地内は大都市の真ん中にあるとはいえ、ユーカリやマンゴーの大木と芝生の広い庭があり、その間を鳥が飛び鳴き声を響かせている。博物館の庭にあるトイレには鍵がかけられていたので、カピラさんが係員に掛け合って鍵を開けてもらい使用したら、すぐにまた鍵をかけてしまった。博物館の中には25分に入った。中にはスリランカの発掘品がたくさん並んでいるのだが一貫性がない。シギリヤで発掘された6000年前の人骨、紀元800年の石の釈迦像、シギリヤで発掘された鉄製の農具、紀元800年ごろのお金、2~3世紀の仏足石、ヒンズー教の像、パゴタの中のストゥーバ等が隣り合っているのだ。次の部屋にはヒンズー教のシバ神、パゴタ、剣、玉座、17~18世紀の仏像、象牙の櫛、占い道具、装飾品、石造りのトイレ、水フィルター、ヒンズー教のガニーシャ像等々。確かに貴重なものの数々だが、おそらくこれらを管理整理する学芸員がいないのだろう。その人たちを雇っておくほどの経済力もないのかもしれない。何しろ2009年までLTTEとの内戦を行っていたのだから。4時に博物館を出てバスは出発。

ギャンガラマヤ寺院

庭のもぐら-ギャンガラマヤ寺院  町中にある寺院で寄進物がたくさん

 4時16分に、ギャンガラマヤ寺院についた。この寺は、国立博物館の北西数百mにあるのだが、一方通行が多いので到着するまでに時間がかかってしまう。幹線道路も通るのだが、スリランカでは路線バスが重要な足であることがよくわかる。どのバスも満員のギュウギュウ詰めで、中心街の通りなどを見通すと、同じ形のバスが同じ方向に10台くらい走っている。さてこの寺院だが、地元からも世界からも信仰が篤いようだが、名前を聞いたのは今回が初めてだ。寺院はコロンボの中心街にあり、植民地時代の車や印刷機なども保管されている。本尊の釈迦像や石造りのたくさんの釈迦像があり、展示場には世界各地から寄進された品物が並べられている。日本からのものもあり、東京の方の名前や百人一首などもあった。中庭には象が飼われているが、なんとなく見世物にされているような感じだ。45分に出発。

プレマダサ アンド CO ジュウェラー LTD

庭のもぐら-もっとも気に入った宝石  一番気に入った宝石です。でも買えません。

 5時ごろ、博物館から南西1500m位のところの土産物店に到着。数日前に宝石を買った商店と同じ系列だ。ここには宝石のほかにランチョンマット、Tシャツ、壁飾りなども売られている。ろうけつ染めだろうか大胆な構図のものもあり、いいなと思ってもやはり飾る場所がない。ここからは歩いて次のレストランへ行くことになった。


時刻も夕方になってきました。このあと夕食をとってからいよいよ帰国の途につきます。でも事件はいつ起こるか分かりません。油断は禁物です。