気づいたら今日は12月26日でした。年末なのです。でもスリランカはそんなの関係ありません。
ごくごく普通の一日として人々は生活をしているのです。旅行に行くと可能な限り地元のスーパーマーケットへ行くことにしています。その国の日常生活を見ることが出来るからです。
とても面白いです。
12月26日(月)
朝
2時30分頃に目が覚めてしまうのはいつものことだ。寝ぼけた耳に何となく雨音のような音が聞こえていたような気がする。これは困ったなと思ったのか思わなかったのか、ウツラウツラとしていると、5時頃に読経の声と音楽が鳴り始めた。実はホテルのすぐ隣が仏歯寺の表山門で、朝のご開帳に合わせてたくさんの信者がやってきているのだという。6時には目も覚めてしまったので起きることにした。ふと壁を見るとヤモリさんが這いずっているではないか。ここは熱帯スリランカなのだ。
朝食
荷物の準備などをして6時50分にレストランに向かった。
メニューは①ミルクライス、②フレンチトースト、③野菜カリー、④魚カリー、⑤豆の煮物、⑥ソーセージ、⑦パン3つ、⑧オムレツ、⑨スクランブルエッグ、⑩ゆで卵、⑪オーツのスープ、⑫オレンジジュース、⑬スイカ
フレンチトーストは正直に言ってうまくない。ミルクライスは半煮えで芯が堅くいわゆる「がんだ飯」になっている。カレーは相変わらずマイルドであったが、ホットのスパイスが準備してあったので、それを少々ふりかけてみたら、なかなかよい味になったので幸せ。以前も感じていたが、スリランカの卵は黄身が白っぽいので、味は同じでも見た目で卵を食べた気がしない。ニワトリには何を食べさせているのだろうか。
少量多品種の方針で食べてはいるのだが、ついつい食べ過ぎているので今だけでも反省をし、パンとゆで卵はバスの中で食べることにしようとバッグに詰め込んだ。
ウェイターに、“アーユーボアン”と“エストゥティー”を繰り返して7時30分に完食。
スーパーマーケット
スーパーFood City入口 野菜果物コーナー 量り売りコーナー
ホテルの出発は10時だから、キャンディの町中を歩いてみることにした。目的はスーパーマーケットだ。ホテルの玄関を出ると、目の前には道路を挟んでキャンディ湖がある。道路を右にとり、町の中心部に向かって歩いていくと、「Food City」というスーパーがあった。“ここの開店は8時からだ”と、地元のおじさんが教えてくれたので、店先で待っているとマネージャーらしき人が5分前に開けてくれた。“エストゥティー”といって中を見学。品揃えは日本と同じだが、商品を雑に陳列してある。まだ、準備中なので、店員さんが野菜など商品を並べるのにバタバタしているのは万国共通。陳列棚の間を歩きながら見ていくと、お茶のコーナーは、幅2m高さ2m位もあり、ぎっしりと並べてある。リプトンなど聞いた名前のものはあるが、ハイグロウンという高級なものは置いてない。リプトンのティーバッグは200gで320ルピー。米売り場に行ってみた。米は袋入りと量り売りがあり、もちろんインディカ米だけである。野菜売り場は7~8mの幅の棚が3列も占めているが、その3分の1はバナナなどの果物である。野菜は全て量り売りで、自分が必要な分だけ“計り”に載せ単価を打ち込むとシールが出てくる。そのシールを、品物を入れた袋に貼ってレジでお金を払う形式だ。油のコーナーをみた。パームオイル、ヒマワリ油、大豆油、トウモロコシ油、ココナッツオイル、ごま油、なぜかこのコーナーに醤油が置いてある。油の消費はずいぶん多いようで、陳列棚も大きめに取ってある。香辛料は熱帯料理の命だから、もちろんこの棚も大きく、幅が3m・高さが2mもとってある。
魚売り場へ行ってみると、その種類は多くない。イカ、キビナゴ、ワタリガニ、小ダイ、大ダイ、イシモチ、サバ、ムロアジ、サヨリ、コノシロ、イワシ、エビ、マグロのぶつ切り、ボラのぶつ切り、サメのぶつ切り、マグロの卵。このように書くと魚であふれているように見えるが、それぞれ数匹ずつだから売り場は貧相なものだ。温度管理は少し冷やしてある程度で氷はない。隣が肉売り場。牛と豚肉も売ってはいるがその量は少ない。ソーセージや、鶏肉の売り場が広く取ってあるのだ。肉屋や魚は、調理をして売るのではなくブツ切りで売るか、そのままの姿で売っている。
水は500ccが20ルピー、1リットルが45ルピーととても安い。
お土産にするためにお菓子売り場をみると、Marieのビスケットが1つ100ルピーで売っていたので3つお買い上げ。そこにいた女店員さんに、貴方はどれが好き?と聞いたら、恥ずかしそうにMarieを指したので決めたのだ。
そういえば、ボールペンが壊れていたので、1セット70ルピーで買うことにし、レジへいったらレジ袋をただでくれた。それに、ワゴンとカゴが別々になっていたので、この国の人はモラルが高いと感じさせられ、8時57分に買い物終了。スーパーを出るとその隣が何とケンタッキーフライドチキンと鳥繋がりだ。9時08分にホテルに戻り、一休みしてから買ってきたものをスーツケースに詰め込んで出発準備は完了。
出発
ベッドでごろごろしているうちに9時45分になったので、ロビーに降りてチェックアウトをし、バスを待つことにした。10時03分乗車、06分出発。出発すると早速、今日のランチボックスと水ペットボトル1本とカピラさんがおごってくれた“カレーパン”1つを、アシスタントの「カスン君」が配ってくれた。ホテルの前は1号線が通っている。600mほど進んでから左折して、42号線に入るとすぐにキャンディ駅前に出たが、この辺りは昨日通っているので見覚えがある。時刻も10時を過ぎているので、車の通りも少なくなりバスは順調に進んでいく。
キールススーパー
キールススーパーの魚売り場 ギー お米の量り売り・袋入りもあります
キャンディ駅を通過してすぐのところに「Keels Super」というスーパーマーケットがあった。列車の時間との調整もあるのだろうか、10時15分~45分まで一般の人の生活を体験すべくスーパーマーケット観光ということになった。
朝もスーパーに行っているので、ここでは分かる範囲で値段を調べてみた。100g単位で価格はルピー。イワシ13.75、エボダイ57、アジとムロアジ37.5,エビ231,カイワリ25、トリ肉40,マトン142,ブタ80~100、牛100といったところだ。油は「Food City」で売っていたものの他に、オリーブオイルとギーを売っていた。ギーとは牛乳から作られるバターのことで、インドでは日常的に食べられ、ナンなどに塗られている物だ。バター生産はインドが世界の3分の1を占め、圧倒的に世界一ということを知っている人は少ない。だからギーの容器のラベルには乳牛が印刷されている。
スパイスコーナーは幅9m、高さ2mととても広く取ってある。水は少し高くて500cc31.5ルピー。野菜売り場は少しおしゃれにレイアウトしてあり、変わったものとしてはバナナの花、サボテンの茎、各種のマンゴーなども売っていた。10時46分出発。
スーパーで日本と大きく違うところは、食用油をたくさん売っていることでしょうか。それも4リットル程度の大瓶がレジのすぐそばにたくさん置いてあるのです。
熱帯の国ですから、高温の油で良く火を通し、スパイスを効かせて食べるというのが基本的スタイルだと感じられたのですが、間違っていますでしょうか?



