今日は忙しかったので、1回しかアップロードできませんでした。

サンマリノを出発して、2時間ほど走り、船でベニスへ着きました。

まず、裏町のレストランのイカスミパスタで腹ごしらえをします。


車窓より

庭のもぐら-国境  サンマリノとイタリアの国境

ところで国境はどこにあるのか分からない。するとGPS付きの携帯電話を持っている人がそばに来てくれ「まだです。まだです。ここです。」と教えてくれた。そこで振り返ると道路に鉄のアーチがかけられている。急いでシャッターを切ったが、ピンぼけ。でもなんとか写っているからそれで良しとしよう。それにしても現在の機械というのはすごいものだ。またその機械で情報を教えてくれる気持ちがうれしい。やはり人間は気持ちや感情・情緒で生きているものだ。

9時45分に、サンマリノの山から下りきった。空の雲は相変わらず厚く、また雨が降ってきた。道をボローニャにとって、9時54分に高速道路に乗った。

イタリアの家についてみてみよう。ほとんど家は煉瓦造りか石造りで、必ず煙突を持っている。それも複数で5~6本も立てている家もある。炊事用や各部屋の暖房用なのだろうか。ということは煙突が多い家は部屋数が多い豊かな家なのかもしれない。しかしイタリアの煙突にはコウノトリの巣は一つもなかった。10時45分バスは快調に進んでいる。

畑の土が黒っぽくなってきた。土地も平坦なので生産力が豊かな地域なのだろう。ビートの畑もちらほら見える。そういえばトウモロコシの育ちがとてもよく畑の地肌が見えないし、背の低いトウモロコシが全くない。

休憩

11時12分、アレマグナ“ALEMAGUNA”というドライブインでトイレ休憩。ここは有料トイレで1人50セントだ。このあたりにくると水が豊かになってきているようで、トイレの水の出がとても良すぎる。このドライブインで布製のイタリア地図を売っていた。一つはチーズの地方別種類、もう一つがパスタのものだ。パスタの方を購入。4ユーロなり。我が家の壁にでも貼っておこう。

ついでにトイレの蘊蓄

 イタリアのトイレは実にまちまちだ。ドライブイン、お土産屋、ホテル、空港、教会、美術館などのトイレを使用したが、同じ形式のものはほとんどない。30~50セントの有料のところもあれば無料のところもある。有料だからといって綺麗だというわけでもない。男性の小便器の位置が高いことはすでに述べたが、160cm以下の男性は困ってしまうのだ。また小便器がとても小さく、幅も40cm程度しかないものがほとんどである。男子トイレであってもすべて個室というところもあり、その場合は便座を取り外してある。いざの時にはどうしたらいいんだろう?男子トイレの入り口から入ると、個室が手前にあって小便器が奥にあるケースもあった。男女一緒というトイレもあり、個室のドアに男女のマークを貼り付けてあるだけであった。そこでは、男子個室のドアノブが壊れていて、次の人が押さえているという笑ってしまうケースもある。トイレットペーパーのないトイレ、トイレットペーパーを流してはいけないトイレもあった。ペーパーの幅が10cmであるのは外国での常識だが、それより狭いのがあったのはイタリアだからだろう。ホテルのペーパーは、グレードが高いところほどその紙質が良くなっているのは当たり前だ。ちなみに日本のペーパーの幅は、11.4cmが基準となっている。また、ペーパーホルダーの取り付け位置は、たいてい後ろにある。だから用を足した後にペーパーを取るときは体を180度回転させなければならない。イタリアの人は体が柔らかいのだろうか。ビデについては、鈴木さんがあり得ない笑い話をしてくれた。最高なのは、そこで素麺を洗って食べたお客さんがいたということだろう。洗濯をしたなどは常識的な間違いだ。手洗い水道も様々だ。センサー反応式、蛇口プッシュ式、蛇口レバー式、足のペダル式とその都度頭を働かせないと、手を洗うのにも戸惑ってしまう。その中でも、足のペダル式が最も清潔でよいアイデアだ。

再び車窓より

 11時30分にドライブインを出発。再び道の左右は延々とトウモロコシ畑が続く。時々ピーナツ畑、大豆畑も出てきた。相変わらずブドウ畑はあるが、オリーブ畑はほとんど見えなくなってきた。1時00分に長い「メストレ・リベルタ橋」を渡ってベニスに入ることになった。今は観光シーズンだから、道は大渋滞でなかなか進まない。この橋には鉄道線路も併設されていて、時々電車が走りベニスの「サンタ・ルチア駅」と往復している。

ベニス

庭のもぐら-ジョルジャさん  ベニスへの案内役ジョルジャさん

 1時20分、ようやくベニスの駐車場に到着した。そこにはベニスのガイドの「ジョルジャさん」という灰色系のワンピースを着た、背が170cmくらいの女性が待っていた。どことなくおっとりとした感じで、がさつなところや、パキパキしたところがない。

ここからは歩いてベニス市街へ連絡する船の船着き場へ向かった。チャーターしてあった連絡船に乗って、ジュディッカ運河を進んでいく。周辺の岸壁には地中海クルーズやお金持ちのリゾート船、大型のフェリーなどが停泊している。どの船もしゃれていて、お金に糸目をつけない方々のものだということがわかる。唯一“CLUB MED”の大型船だったら我々でも貯金をはたけば可能かな、というくらいのものだ。ベニスの建物を運河側から見ながら進んでいくが、建物は水面すれすれに建てられ、今にも沈没しそうな感じだ。

ベニスは、元々湿地帯だったところに人々が逃げてきて作った町だ。湿地帯に太い材木を何本も杭として埋め込み、その上に建物を建てたので、その基礎はきわめて弱いはずだ。教会の塔は傾いているし、建物も肩寄せ合っているのがはっきりと分かる。1時52分にサン・ザッカーリアの船着き場に着いた。

          庭のもぐら-傾いた塔

        この塔は明らかに傾いていませんか?

ベニスの裏道

   庭のもぐら-ベニスの裏道  裏道は実に狭いのです。

 「ジョルジャさん」の案内で、サン・マルコ広場裏のレストランに行くことになった。鈴木さんが「皆さん、これから裏路地などを歩きますから、貴重品をしっかりと押さえ、はぐれないようにしてください」と注意を受けてから出発。

船着き場からサン・ザッカリーノ教会の前を通り右折して、運河沿いを歩き「ため息橋」を渡ってから、2人がやっとすれ違えるような細い路地を15分ほど歩いてようやくレストランに着いた。もちろん路地脇は運河で、ゴンドラが櫂さばきよく観光客を運んでいる。「ジョルジャさん」は生まれついてのベニスっ子なので道は全部わかるそうだ。道が観光客でごった返しているのはシーズンだからで、このところ毎日この状態だという。もちろんスリの稼ぎ時でもある。

昼食

 2時09分、レストランのプラネット“PRANET”に着いた。ちょっと場末のイタリアのにおいが濃厚なレストランだ。

庭のもぐら-イカスミパスタ  庭のもぐら-ピザ  庭のもぐら-舌ビラメのムニエル

イカスミのパスタ    ピザ         舌ビラメのムニエル

メニューは

①グラスワイン(白)  4ユーロ  ②イカスミのパスタ  ③ピザ

④舌ビラメのムニエル、キャベツ、ニンジン添え    ⑤デザート(アイスシャーベット)

ワインは癖もなく、さっと飲めてしまう感じのもの。イカスミパスタは、今回の旅行の中で一番のアルデンテで、塩味がとても強い。もちろん皆さん口の中から周りまで真っ黒。あえて日本でこれを食べようとは思わないものだ。ピザは本物だ。クラストが薄く中央は5mm・外側は1cm弱しかない。パリッと焼き上げ、トマトソースの味もあっさり系でいくらでも食べられそうな感じがする。舌ビラメは肉質があっさりしていておいしい。野菜のオリーブオイルがけも馴れてきたせいだろうか、しつこさを感じなくなってきている

アイスシャーベットは、レモン味がとても強く、口の中をさっぱりさせてくれた。

3時04分終了。


このレストランではウエイターが料理を運んできたのですが、味はどうかと言っていたようだ。もちろん「ボーノ」といったら違うと指を振る。「ボニッシモ」だろうと冗談を言うので、皆さん大声で「ボニッシモ」といいました。

そうです音楽でフォルテ、フォルテッシモと習いました。ですからボーノの強調はボニッシモなんです。