一昨日はクリスマスだったらしい。
サンタクロースが実在するのか否か、という議論はMFCオーナーのblogによると、日本人のほとんどが、ほぼ中学生の頃までに終えてしまっているようだが、結論としては実際に存在する。
なぜなら幽霊もUFOも雪男もツチノコもネッシーも見たことがない私が、この目で見たのだから間違いない。(河童に関しては、先日テレビでミイラが公開されていたので議論の余地がないだろう)
今年の秋頃だったか。豪雪地帯ならともかく、関西ではさすがにトナカイは目立つと思ったのだろう。彼は(男だった)真っ赤な外車(日本製ではないという意味)に乗って、深夜のコンビニにタバコかなにかを買いに来ていた。サンタさんと言えば、赤い服に赤い帽子に赤い鼻のトナカイ。(赤が好きなんだな)おきまりの衣装を着ていないと逆変装で分からないと思ったのだろうが、あの髭と赤い車が何よりの証拠。周囲の人たちは気づいていなかったようだが、こういう分野には滅法強い私と相棒が同時に「あ、リアル・サンタ!」と叫んだのだから、プロの目は誤魔化せないということだ。
と言うわけで、見てしまったものは信じざるを得ない。故にサンタクロースは実在するのだ。しかも日本在住である。
さて、冗談はさておき(リアルサンタ目撃談は実話)、今年はサンタクロースに関していろいろ調べてみたが、これが意外と面白い。
なになに?ユリウス歴?正教会?聖ニコラオスの祭日?
日頃キリスト教とは縁のない私も、こういう話は非常に興味深い。
(ここに書いても、ほとんどWikiの受け売りになるので書かないが)
話は突然ローマからギリシャに飛ぶ。
日本の神様仏様にもずいぶん世話になっているし、日本神話も安部公房が書いたのかと思うくらい相当荒唐無稽で面白いが、やはり西洋の神様、それもギリシャの話が意味不明で子供の頃から好きだった。
しかし子供向けの本やプラネタリウムのおじさんの話は、かなり脚色というか割愛されていたということが大人になってから分かった。
実際にはかなり生臭い話がほとんどである。その中でも美の神アプロディーテにまつわる話は、もう出生の秘密からして18禁だ。まったくどういう発想をしたらこういう話が作れるのだろうと感心する。当然最初は口承だろうから、もう最初の話は原形をとどめていないかも知れないし、時の権力者(そんなひと知らないが)が自分の都合のいいように話をねじ曲げているかも知れない。
でも最初にこれらの話を創作した人に、会って話をしてみたいものだ。
もし実際に会えたら、先ずこう聞く。
『結局何が言いたい?』
宗教も文化も歴史も、ついでに言うと地理も言葉も気候も知らない土地の神話。
意味も分からないのに、日本神話をさしおいて興味を持つのはやはり憧れか。
ブルースやジャズを聴き始めた頃の心境にどこか似ている。