この日はモンジューの原田さんの紹介で、ペチコートレーンの毎月恒例パーティーに参戦!
すごい素敵な場所なんで楽しみにしてましたが、生憎の雨天。雨男本領発揮であります。どうなるスイボク?
8時ごろお客さんが入り始め、なんとなく演奏スタート。相変わらず1曲目に弱いスイボクの面々だが、お客さんと店の良い雰囲気に後押しされたか、出だしからいい感じだ。兄ギター(左)のソロが冴える(自画自賛)。
今日はBGM的な感じだったので、あまり喋ることも無いだろう、兄ギター(左)のMCで失敗する心配は無い。が、そうタカくくっていたのが失敗だった。
「今のなんて曲~?」
ガーン!客席からのつっこみ!3曲目と4曲目の間の、ほんの軽いブレイクでの出来事だった。BGMだから演奏をとぎらせてはいけなかったのだ!いや、そもそも酒の席なのだから、軽いノリでお客さんが質問してくることは珍しいことではなく、ただひたすら自らの不準備を呪うしかなかった。
客席からの意表を突かれた攻撃に、戸惑いを隠せない兄ギター(左)、周囲の耳目が集中する中、立ち上がり、「え~今の曲はですね、70年代のアメリカ映画で使われていた曲で・・・」
などと講釈し始めた。・・・長い。話長いよ、お兄ちゃん。誰か止めてー
えーと、どこまで言ったかな、そうそう、そこでクリストファーロビンはプーさんと・・・じゃなくて、スイボクはなんとか無事一部の演奏を終え、お客さんと和気藹々、パーティーを満喫していた。とその時!
一人の女性が現る。ジャズシンガーの奥土居美可さんだった!ここのお店の人と懇意な間柄であるという、今日もパーティーに来ていたのだった。そして
「さっき演ってたAll of meは、どのキー?」
なんて言ってきた。・・・はは、まさか歌って下さると?スイボクの伴奏で?ダメダメ!そんなん準備してきてないんだから!ましてやプロのシンガーの伴奏なんて・・・。
またしても自らの不準備を呪う兄ギター(左)をよそに、弟ギター(中)が「是非。」とか言っちゃってるしもー。
成り行きでセッションすることになったスイボクは、わずかな打ち合わせで二部の演奏をスタートした。
中盤で奥土居さんをお呼びしてセッションスタート。
さすがプロのシンガー、一声発しただけで店の雰囲気がガラリと変わる。「枯葉」と「意味ないね」を歌っていただきましたが、ぶっ飛びました。とても素敵な歌声が店内に響き渡り、その場にいた誰もが、彼女の歌の世界に引き込まれてしまった。
あー緊張した。けど間近で歌を聴けてすごい良かったー。奥土居さん、ありがとうございました!また一緒に演りましょうねー。
ってな感じで、無事演奏も終わり、パーティーも無事終了。なんだか色々あったけど楽しかった~。暖かいお店の人とお客さん、そして美味しいお酒と料理。千駄木ペチコートレーン素敵なお店です。皆さんも是非一度行ってみてね!
ヒロヤスウィング
この日のサンクス
企画:大野さん 撮影:ヒントンちゃん 画像提供:クニカタさん パーティーの皆さん ありがとうでしたー!