今回は車高調整キットを組む時のポイントについて
私なりの経験から話してみたいと思います。
まず車高調整キットの条件については
①全長調整式
②減衰力調整式
の物とします。
因みに私はこれまで湾岸ダウンサスから始まりTEIN、Buddyclub、LARGUSと全長調整式車高調整キット使ってみて各社それぞれ
特徴があり、良い面も悪い面も一長一短だと言うことを知り
乗り心地はメーカー純正チューンの上を行く物は無い
ということも確認出来ました。
しかし車高調整キットの魅力はダウンさせた時のスタイリングだけでなく重心を下げる事による走行安定性、ハンドルの切れ味など
純正では味わえない楽しみがあります。
但しそれも入念なセッテイングを施してこそ得られることで、
ただ単に付ければ天国のように気持ち良い
世界が待っていると言うような事は有りません。
【セッテイングを無くして車高調整は語れない】
といっても過言ではないのです。
第1章
1・構造について
車高調整キットの構造はすでに他の各サイトで公にか書かれていますので省略します。
2.・スプリングの硬さについて
レガシィのBP/BL用純正荒巻スプリングはフロントが3,9k
リアが4,9k位だったと思います(大体です)
初期型よりも後期型は軟らかく成っています。
一方車高長キットは各社直巻きでフロント、リアとも多くが
5~9k位で好みにより10k以上も選べたりしますが
ボデイー剛性が伴わないと硬い物は車体に対しても乗り心地に対しても良いことは無いと感じます。
サーキット走行やジムカーナをメインとするならばボデイー剛性UP(スポット溶接)を施した上で12kなど硬めが良いと思いますが一般道メインであれば出来るだけ純正に近い硬さに止め、路面のギャップをいなせるセッテイングに持って行った方が
【安全で疲れず気持ちよく乗れ飽きない】と思います。
3・ダンパー(ショックアブソーバー)について
ダンパーは単筒式、複筒式、更に別タンク式、倒立式などあり、
予算が有せば単筒式で倒立タイププラス別タンク式減衰力調整式が最高峰と思いますが
セッテイングをしっかり決めればシンプルな単筒式で充分気持ちよく乗る事が可能です。
多くの方はせっかく高価なキットを購入し装着してもセッテイングが決まら無いまま使用され乗り心地が悪くて乗っていられないと外してしまう方が多いと思われます。
第2章
1・確認しておきたい装備環境
そもそも車高調整キット、(スプリングとダンパー)は
サスペンションシステムの一部であり
これだけで乗り心地やハンドリングをしているわけではなく、
システム全体が機能して初めて正常な機能を発揮すると言う事を見逃しがちに成りますので要注意です。
特に重要なのはスタビライザーがしっかり機能していないと車の挙動が安定しませんのでチェックが必要です。
スタビライザーそのものが正常かどうかはもちろんですがしっかり確認しておきたい部分は
【スタビリンクとスタビブッシュ】
まずは第一に確認しておきたいところです。
スタビリンクも長く使っているとガタが来ます。
症状としては路面の凹凸を拾うとコトコトまたはゴトゴトと音がするようになったらすでにスタビライザーが正常に機能しておらず車両の上下の動きが大きくなり常にボヨンボヨンした動きで収まりが悪くなりますのでそうなったら交換が必要です。
純正品は安価で否みにリア1セットで14,000円位です。
社外品で造りも材質もよく調整式というのも有りますが30,000円以上で高価です。
純正品で充分ですので純正品がお奨めです。
また普段のメンテナンスでナックル部分にスプレーグリスを塗布しておくと動きが良くなり固着も防げますのでお奨めです。
もうひとつはスタビブッシュです。
因みにわたしはクスコのOEMで前後共【湾岸】のスタビライザーと
ブッシュのセットを装着しブッシュは10万キロ位走破した時に
交換しています。
ブッシュはスタビライザーをしっかり固定し、スタビライザーを更にスタビライズするような役割をしておりヒビが入っていたり硬化していたら機能不全になっていることが多いので交換時期です。
ブッシュを交換しただけで大きく違いが体感できます。
これも安価ですので足回りのメンテナンスでは手軽に交換できますので長距離走行車であれば交換をお奨めします。
ここまでは車高調整キットに着手する前の環境準備です。
重要ですので必ず確認必須です。
往々にして
ここを見逃し車高調整キットにばかり目が行きそうになりますが後々悪くない車高調整キットが悪者となり、せっかくの性能を味わえないまま外してしまう事に成ったりしますので大切なポイントです。
長文と成りましたので今回はここまでとします。
次回第2回は第3章からと成ります。
いよいよ車高調整キットそのものに触れポイントをお話いたします。
自分の所有している車高調整キットや使用工具、ケミカル品の
写真を添付しながらお話していきたいと思います。



