こんにちは!SAO2020パーカッションの広明です。
気温もどんどん高くなってきていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私はソリティア(パソコンに入ってるトランプのゲームです)にハマって、ベストタイム更新に励んでます。1ゲーム数分で終わるので、課題の合間の気分転換にもいいですよ!
でもずっと画面に向かっていると疲れてしまうので、最近は読書をすることも多いです。
というわけで今回は、おうち時間で読んだ本を2冊紹介させていただきます!
・『烏に単は似合わない』 阿部智里
人と烏の二つの姿を持つ八咫烏達の世界を描いた和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の第1作です。
まず、世界観がめっちゃ綺麗!全体的に平安時代っぽい雅な雰囲気で、想像するのが楽しいです。歴史や政治的な仕組みもすごく考えられていて、それがどんどん分かっていくのがワクワクします。
そしてストーリーも面白い!
この「烏に単は似合わない」がシリーズ1作目で、若宮(八咫烏の世界の皇太子的な立場)のお后選びを中心とした話です。主にお后候補の一人の視点からの話になっています。様々な思惑が絡み合い、謎めいた事件も起きたりと、ミステリー要素もあると思います。私は最後のどんでん返しにキレイにひっかかりました。
そして2作目「烏は主を選ばない」は、同じ時期の話を若宮サイドから描いた形になっているんです!なので2作目を読むと「あの時のはこういうことだったんだ!」っていう発見があって楽しいので、ぜひ合わせて読んでみて下さい!
ちなみに個人的には2作目が好きです!若宮に仕える(そして若宮に振り回される)ことになる少年・雪哉が主人公なんですが、この若宮と雪哉のコンビが、コミカルなやり取りが多くて微笑ましいです。
・『双頭の悪魔』 有栖川有栖
この本は「学生アリス」シリーズの一冊で、山奥の村にやってきた英都大学推理研のメンバー達が、川で分断された村の双方でそれぞれ事件に巻き込まれていく…というストーリー。
推理研の江神二郎がホームズ、後輩で同じく推理研の有栖川有栖(主人公)がワトソンの役回りです。
この本、というよりも有栖川有栖さんのミステリーに最近ハマってるんですけど、個人的な一番のおすすめポイントは、クライマックスの謎解き直前の「読者への挑戦状」です!
つまり「この挑戦状までの物語で与えられた情報をよく考えれば、読者は犯人にたどり着けるはずだ。わかるかな?」ということなんですが、分かった時めちゃくちゃ気持ちいいです!!分からなくても、色々悩んだ上で謎解き部分を読むので「そういうことかー!!」っていうスッキリ度が格別です。
ミステリーってとっつきにくいなと感じている人でも、この「学生アリス」シリーズは青春要素もあるし、推理研のメンバーがそれぞれの推理を話し合う所では自分も一緒に話し合っているような気分になれて、読みやすいんじゃないかなと思います。
以上、オススメ本紹介でした!
長々と書いてしまいました。。。全然まとまりませんでしたが、おうち時間のちょっとした暇つぶしになれば幸いです。
お付き合いいただきありがとうございました!次回もお楽しみに!