東スポより
全日本プロレス新体制の“鎖国方針”にいきなり牙をむくかのように、3冠ヘビー級王者・船木誠勝(43)のドラディション5・29後楽園ホール大会参戦が28日に発表された。AKIRA(46)と組み、新日時代の大先輩となる藤波辰爾(59)、初代タイガーマスク(55)組と対戦する。
藤波、初代虎とも初対決で、藤波の付け人を務めていた船木は「何年たっても付け人という感覚は抜けない。まさかリングの中で試合をするとは…」と緊張気味。一方の藤波は「自分の中で刺激のある、ゾクゾクする大会になる。久々にゾクゾクしている」と目を輝かせた。そんな師弟の緊迫感をつぶさに感じ取った初代虎は「藤波さんの試合は家庭的でほのぼのしていたが、随分変わった。勝負に入っている」とドラディションの進化を実感した。
一方、企業再生支援会社スピードパートナーズに買収された全日プロは、白石伸生新オーナー(40)が新方針を打ち出したが、これに船木は猛反発した。
新オーナーとは2回しか会ったことがないといい、会見で発表された鎖国政策や総合進出について「どことも交流しないのは無理。総合は自分自身もそういう団体(パンクラス)をつくっている。総合で勝つにはプロレスはできない。総合は技を受けないし、プロレスは受けて強さを見せつけた上で技の攻防をする。違うってことは一番ファンが分かってますよ」と自身の経験も交えて反対。来年からの選手契約を白紙にする可能性も示唆した。
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新たにかじを取る白石氏は大胆な方針を打ち出す。「2年以内に東京ドームに進出しなさいと厳命している。3年以内に4大ドームツアーができるようになって、ボクのお手伝い終了となる」。最速では来年3月のドーム大会開催を目指すという。
また、選手たちのメディアへの露出の少なさを危惧しており、来年4月からは地上波テレビによる定期放送開始にこぎつけたい考え。関係者によると、かつて全日プロの中継をしていた日本テレビに加え、TBSとも水面下で交渉しているという。まずは深夜枠などで単発で中継してもらい、実績を積み上げていく方向で調整している。
一方で、総合格闘技進出のプランもある。「選手の感情もあるので簡単にはいかないと思うけど、総合格闘技もできてプロレスラーだと思ってる」と白石氏。所属のレスラーには厳しいノルマを課すつもりで「KENSO君も今のスタイルだったら容赦なくリストラします。近藤(修司)なんかにもヘビー級に行けと言ってる。人数調整のための無意味な試合もナシ!」と断言。リング上では一切の甘えを排除し、過酷な下克上スタイルを貫く。その一環として、今年4月からは他団体への選手貸し出しを認めない“鎖国”に入るという。
すべては理想とするプロレスを実現するため。白石氏が描くのは全盛期の全日プロを支えた「四天王プロレス」を超えること。「プロレスは人間の限界値だと思ってる。リングマット(の構造)や鉄柵などを見直し、選手も壊れない限界値を超えたプロレスを目指している」と力説した白石氏は、王道プロレスが再び天下を取る日を確信している。
メディア露出はいいと思いますが、2個めと3個目はあまりに逆方向かつ突飛で何をしたいのかちょっとわからない。
そして、プロレスラーが総合格闘技に出る必要もなければ、何よりも今現在は総合格闘技の重い階級の場がDEEPのメガトンしかないです。
PRIDE全盛期なら勝てばメリットが有りましたが、正直、現在は勝ったとしてもメリットが有るとは思えないですね。
また、KENSO選手や近藤選手への意見は、「え?マジで試合観てるの?」と思えるようなもの。
ということで、新オーナーの人は無茶なこと言って、エリック・ビショフみたいにヒールになろうとしていると勝手に考えておきます。