UFC123をWOWOWで観ましたよ | スイミングアイ

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全試合結果はスポーツナビで

11月20日(土・現地時間)、米国ミシガン州アーバンヒルズのザ・パレス・オブ・アーバンヒルズでは、UFC123「Rampage vs Machida」が開催された。

 王者マウリシオ・ショーグンが長期欠場中で復帰は来春と目されているライトヘビー級戦線において、今大会のメインイベントでは、リョート・マチダとランペイジ・ジャクソンが再起を懸けて激突。5月のUFC113でMMA初黒星を喫し、ショーグンに王座を明け渡したリョート、そして、同じく5月のUFC114で、現No.1コンテンダーの呼び声高い元王者ラシャド・エヴァンスに敗れているランペイジ――、前試合での敗北を経て、更なるパワーアップに成功しているのは果たしてどちらか。

 サウスポーから左のローを当てていくリョートに、時折、大きな左のフックを返していくランペイジ。2Rにはリョートからテイクダウンを奪うも、終了間際には左のストレートを被弾した。3Rには、リョートがパンチのラッシュでランペイジを一気にケージまで押し込むと、左ハイからサバ折りでテイクダウン。マウントから腕十字を仕掛けると、上下を入れ替えたランペイジがスラムで抱え上げたところで立ち上がったリョートがバックからヒールを狙うも、ここで試合終了となった。

 ジャッジの裁定は、29-28、28-29、29-28の2-1でジャクソンに。その瞬間、目を見開き驚きを隠せないジャクソンは、すぐにリョートの傍に駆け寄ってリマッチを約束。一方のリョートは、ジャッジの判断に何もいうことはないという意見を貫いたが、表情は当然納得のいっているものではなかった。

 また、セミファイナルでは、04年と06年に戦い、1勝1敗のマット・ヒューズとBJ・ペンが3度目の対戦へ。とりわけ06年以降、ヒューズ、ジョルジュ・サンピエール(2敗)とウェルター級では結果を残せていないBJは、ライト級でもフランク・エドガーに目下2連敗中と、かつてない逆境の中でヒューズ戦を迎えたが、試合は開始21秒、BJが右ストレートで呆気なくダウンを奪い、パウンドで完勝した。

 その他にも、気になるライト級戦では、アグレッシブな仕掛けをみせたジョージ・ソティロポロスがジョー・ローゾンからキムラアームロックで一本勝ち。同級の新鋭ニック・レンツは連敗中のタイソン・グリフィンから判定勝利を挙げている。


 ということだったわけですが、メインの判定は正直微妙。2Rはテイクダウンとヒット数でランペイジさんが取り、3Rは圧倒的にリョートさんが取ったように見えたものの、1Rは正直ドローが妥当(でもUFCはラウンドマストだからそうはいかない)。ジャッジ2人は前に出ていたランペイジさんを取ったのかなあ…。ラウンドマストとは別に、3R通しての印象だとリョートさんの勝ちでいいんじゃないかって思いますが、判定基準はあくまでラウンドごとなのでそうは行かない、と。

 セミではペンさんが秒殺。「なにそれ?」ってくらいあっけない幕切れでした。開始直後から左フックをヒットさせ、最後は左のフェイント入れてからの右ストレートを顎に入れてダウンを奪い、そのまま綺麗にパウンドを2発入れてKO勝利。

 また、連勝中のソティロボロスさんは今回はキムラで一本勝ち。スタンドでもグラウンドでもアグレッシブに攻めていくのは素敵。
 その次の試合ではフィル・デイビスさんが相手の腕を背中の後ろで片手で固定しながら上四方に回るキムラで勝利。こ載技は昨年大晦日で青木さんが廣田さんに仕掛けた技と同一ですね(青木×廣田の場合は最後に正調のキムラの形になりましたが)。

 セミの秒殺あり、テクニカルな試合あり、メインの接戦ありと面白かったです。また、ランペイジさんが入場のテーマ曲にPRIDEのテーマを選んだのも印象的。