スポナビより
総合格闘技パンクラスの東京・ディファ有明大会が29日に開催され、メーンではミドル級暫定王者・近藤有己が同級正規王者・金井一朗との同門対決を判定3-0で制し、同級統一王座に就いた。近藤は無差別級、ライトヘビー級に続き3階級制覇を達成。“不動心”の完全復活をアピールするとともに、試合後には「こんな自分ですがこれからも1試合、1試合一生懸命やっていきます。もっとパンクラスが盛り上がるような活躍をしていきたい」とファンに誓った。
パンクラスでは8年ぶりとなる同門対決。それを勝利した近藤からは言葉が出てこなかった。
「うーん……ちょっと何て言ったらいいのか分からないですね。考えがまとまらないです」
切磋琢磨してきた後輩との頂上決戦。試合も「覚えていないというか、真っ白だった」と近藤。しかし、この真っ白な状態を「“無の境地”に近づけたのかな」と表現したように、リングの上での動きは確かに冷静だった。
「これはもらうわけにはいかない」という金井の鋭い打撃をことごとくかわしていくと、逆に近藤は1発、2発と的確にパンチをヒットさせていく。さらに、パンチ主体の単調な攻撃になりがちだった金井とは対照的に、近藤はローキックで相手のフットワークを鈍らせていくと、パンチのコンビネーションに加えてミドル、前蹴り、接近戦ではヒザと、ラウンドを追うごとに攻めのバリエーションが広がっていく。
最終ラウンドには圧力をかけながらのパンチの交換にも打ち勝ち、金井から出血させるなど攻勢をアピールして終了のゴング。これがモノを言ったか、ジャッジ3者ともに30-29をつける判定3-0で統一王座を手中にした。
「やっぱりベルトはうれしいです。何度も巻いてきましたけど、その時、その時で違った喜びがありますね」
今年はデビュー15年目の節目、パンクラスを引っ張ってきたエースも7月には35歳になる。一昨年にはスランプから約1年の休養もあった。だが、どん底からはい上がり、再びつかんだ頂点のベルト。
「復帰してまた獲れたということがうれしいですね」
そう笑顔を見せ、腰に巻いたベルトを感慨深げに見つめると、これを新たなスタートしてまた先頭で走って行くことを約束した。
「今後も一生懸命、1試合1試合、いい試合をしていきたい。それでパンクラスがもっと盛り上がっていければ……そういった活躍をしていきたいですね」
不動心はまだ死なない。再びエースとして、そして象徴として、近藤が老舗団体パンクラスを活性化させていく。
■「PANCRASE 2010 PASSION TOUR」
4月29日(木・祝)東京・ディファ有明 観衆:1802人(満員)
<メーンイベント/ミドル級 キング・オブ・パンクラス タイトルマッチ/5分3ラウンド>
[王者]●金井一朗(パンクラスism)
(3R判定0-3 29-30、29-30、29-30)
[暫定王者]○近藤有己(パンクラスism)
※近藤が第9代ミドル級キング・オブ・パンクラシストに
<セミファイナル/フライ級戦/5分2ラウンド>
○砂辺光久(同級2位/TEAM reversaL)
(1R2分31秒 TKO)
●佐藤ハヤト(パラエストラ松戸)
ということで、昨日はパンクラスもありました。
近藤さんが同門金井さんとタイトルマッチ。
ここ最近の試合を見ていると、金井さんの方が有利だろうなあと思っていたら
近藤さんが勝利したようです。
そして、記事を読む限りではかなりいい試合だったようですね。
スカイAを楽しみにしつつ、おめでとうございます、と。