スポナビより
立ち技総合格闘技シュートボクシングの年間シリーズ最終戦となる「武志道-bushido-其の伍」が18日、東京・後楽園ホールで開催された。
前回9月大会の「武志道-bushido-其の四」ではエース宍戸大樹がムエタイの“破壊王”ボーウィー・ソー.ウドムソンに敗れたが、今回も元ルンピニー・ウェルター級王者の強豪チョークディ・ポー.プラムックが来日。メーンイベントでデビュー以来10戦10勝のスーパールーキー・梅野孝明が試練の一戦に挑んだ。
しかし、106戦76勝30敗と、梅野の10倍以上のキャリアを持つチョークディはやはり只者ではなく、開始すぐにハイキックから打ちおろしのストレートを見舞い、梅野からダウンを奪う。
初メーンの重責に緊張していたという梅野だが、このダウンを機に「覚悟を決めた」といい、その後はどんどんプレッシャーをかけ剛腕フックを振るっていく自身のスタイルで試合を進める。
だが、それでも歴戦の雄チョークディは前蹴り、首相撲を駆使し、再びカウンターのハイキックを見舞ってくるなど、梅野にパンチのクリーンヒットを与えない。しかし、梅野の日本人離れしたプレッシャーとボディ打ちが効いてきたか、チョークディは次第に失速を隠せなくなってくる。
チョークディの足が止まったところでガードがあるにも関わらずこん身のフックを振るった梅野は続けてアッパーも打ち込み、ガードの上からであったにも関わらずチョークディの脳を揺らしダウンを奪うのに成功する。立ち上がり続行の意思を見せるチョークディだが、足元がフラつきダメージは明らか。梅野はすぐさま右のフックを追加で叩きこみ、2度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップ。
ガードの上からでも効かせる規格外のパワーと逆転によるニューヒーローの誕生に場内は沸きかえった。
梅野さんは同じ大会に出たこともあり、こっそり応援しているのですが、凄いですねー…。
デビュー以来負けなしで王座戴冠、そして元ムエタイ王者をKO…。
パワーの凄まじさはもともとが重量級だっていうのもあるでしょうが、それでもなおパワーを保ったまま70kgまで減量し、戦い抜くスタミナを持っているのは練習の賜物と、素材のなせる技なのでしょうね。
おそらく来年のK-1MAX日本代表トーナメントに出場するでしょうし、本当に楽しみです。