メーンはUFC×PRIDE、レジェンド対決=UFC102 | スイミングアイ

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スポナビより

29日(土・現地時間。日本では31日午前10時よりWOWOWで放映)、オレゴン州ポートランドのローズガーデン・アリーナで開催されるUFC102「COUTURE vs. NOGUEIRA」。イベントタイトルに名前を連ねるランディ・クートゥアーをメーンイベンターに、バラの街にUFCが初進出を果たす。

 2万人以上の収容人員を誇るNBAトレイルブレイザースの本拠地ローズガーデン・アリーナ。そのメインでアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとのMMAレジェンド対決に、46歳を迎えたクートゥアーが挑む。

 ハイスクール、カレッジ、アーミーとレスリングで活躍したクートゥアーは、ポートランドの南に位置するコルバリスに生活の拠点を置き、オレゴン州立大学のレスリング・アシスタントコーチを務めてきた。

 1997年にUFCデビューを飾ると、rAwチームから独立を果たし、ポートランド郊外グレシャムにチーム・クエストを創設。2005年にラスベガスに移るまで、長きに渡りポートランドとは縁のある人生を送ってきた。

 この一戦は、昨年11月にブロック・レスナーに敗れ、UFC世界王座から陥落してなお、高い人気を誇るクートゥアーにとって、ようやく実現した凱旋マッチという言い方ができるだろう。

 一方のノゲイラも、昨年末に暫定王座戦でフランク・ミアーに敗れて以来のファイトとなる。クートゥアーより13歳若いノゲイラだが、UFC参戦以降はPRIDE時代の過酷な、それこそ伝説になるような試合を繰り返してきた反動で、コンディション的には満足いかない状態が続いており、自然とその柔術マジシャン振りは陰を潜めていった。

 ミアーに敗れた試合では、ヒザの負傷で思うように動けなかったことが敗因の一つに挙げられるが、クートゥアーとの対戦でもコンディションは勝敗のカギを握るファクターになる。

 スタイル的にはグレコローマン・レスリングにボクシングを加えたMMAを構築したクートゥアーと、柔術にボクシング+ムエタイを取り入れたノゲイラ。ともに得意分野では、ヘビー級とは思えないスピードを持つといった共通点もある。

 敗れはしたものの、巨漢のレスナーからテークダウンを奪ったレスリング能力に陰りはみられない鉄人。無尽蔵のスタミナの持ち主というイメージを持たれているが、その年齢を考えると毎試合が未知の領域ということもあり、これだけはふたを開けてみないことには分からない。

 そして、過去3つの敗北が打撃によるTKO負けというデータが示すようにダメージの蓄積も考えられる。タイミングで倒す術を持つクートゥアーだが、対戦相手のノゲイラもテイクダウン合戦で対抗するとは思えないので、下から攻めに対するバランスキープでいかに体力を消耗せずにいられるか。

 一方、ノゲイラにとって得意のガードワークも、UFCの判定基準を考えると、極めに至らなければポイント的には不利というもろ刃の剣だ。それでもノゲイラは、極めにこだわる試合を心掛けるだろう。ガードからの仕掛けが、以前のように簡単に極まることはなくなったMMAだが、それは優秀なガードファイターが存在したことで、トップを取るファイターの対応力が身についたからだ。

 となると、ヘビー級にどれだけ優秀なガードファイターがUFCに存在しただろうか。ライトヘビー級時代を通してみても、クートゥアーが戦ったトップ柔術家はガブリエル・ナパォンのみ。しかもナパォンはトップから攻めるタイプで、MMAでは打撃を主力としている。

 つまり、クートゥアーはノゲイラのようなタイプと戦った経験がないことになる。一方のノゲイラは、これまでにエメリヤーエンコ・ヒョードル、ダン・ヘンダーソン、マーク・コールマンというパウンダーとの激戦を繰り返してきた。
 いまだUFCでは、見ることのできないマジシャンぶりを、鉄人との一戦で披露する可能性が十分にあるレジェンド対戦だ。


ということで、タイミングが違えばドリームマッチとなり得た一戦でしたが、どちらかというと生き残りをかけた一戦というような印象が強いですね…。
それでもなお、勝敗は非常に気になります(WOWOWは2日遅れか…)。

また、PRIDE後期に登場したマイク・ルソーさんの試合も楽しみ。
実はハリトーノフさん以外には一本勝ちの山を築いています。
対するジャスティン・マッコリーさんはZERO-ONEや新日本プロレスにも登場した選手(また、パンクラス98年ネオブラッドトーナメント準優勝)。

そして、マイアさんとマーコートさんも楽しみですね。