THE OUTSIDER第七戦に行ってきました(2) | スイミングアイ

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このブログはプロレスと僕、佐野哲也の体験を含めた格闘技が中心です。
以前はDoblogで書いていましたが、こちらに引っ越ししました。

ドクターチェックが進んでいきます。

問診から始まって、眼球運動の検査
そして膝を叩いての膝蓋腱反射の検査、ホフマン検査
目を閉じて、人差し指を顔の左右に行ったり来たりさせるいつもの検査

綱川リングドクターの顔が曇る

綱川Dr「ちょっと…これは…」




え……?



綱川Dr「最近、転んだりつまづいたりすることある?正直に答えて」

佐野「いや、3日に1度もないと思いますが、たまに階段で軽く躓くくらいですけど…」

綱川Dr「ちょっと、後でもう一回話があるからルールミーティング、リングチェックの後で来てください」


混乱。
自覚症状なんて何もない
減量疲れも今のところ感じないし
まさに青天の霹靂


ジャイアンさん=剛田武さんや五十嵐さんらと談笑。
アパッチさんにジャイアンさんの本名を言いそうになると、ジャイアンさんがリアルジャイアンになるw


とりあえず、ルールミーティングが始まったので会場に移動

ルールミーティング終了

サイドポジションだろうと、相手が背を向けたら顔面へのパウンドはなし。


リングチェック

学コングさんがリング下から凝視している。

情報を1mmも与えるつもりはないので
リングに上がって楽しくなったので、トップロープに飛び乗ったり、コーナーに向かって側転エルボーからフェイスクラッシャーやったり、コーナー使ってのシャイニングウィザードを練習したり、五十嵐さんとロープに振ってのタックル合戦をやったり合間に真面目に打撃やタックルの練習をしたり。

リングチェック終了後

本部に呼び出される


そこには前田日明さん、綱川ドクター、斎藤ドクターに加えリングスの偉い人達が。

斎藤ドクターも僕をチェック
やはりおかしいらしい。
前田さんもその様子を見る。

途中からトモタカさんが部屋に入ってくる

結論から言えば、今回の試合は出られません、と。
反射に異常があり、身体になんらかの異常がある可能性があるためMRI検査を要する、と。

前田さんから三沢さんの事故を例に10分ほどお話を受ける。
「選手として凄く買ってるから、試合内容もファイティングスピリットも」という一言は正直うれしかったです。

佐野「仕方がないですよね。事故があったらリングスにさんにも学コングさんにも、大会に出ている人全員に迷惑かかりますし……」

言葉は出ているものの、何の感情もこもらない。
ただ、空虚ながらも言うべき言葉だけ並べているだけ
どんな思いを込めたらいいのかよく分からない。

残念とか申し訳ないとか落胆とか色んな負の感情がまとわりつくものの
言葉の中には入らない。

で、スポナビ等でも報道がありました通り
検査結果に異常がなかったら、トーナメント一回戦に推薦するとのお言葉をもらいました。

呼ばれた学コングさんが入ってくる
まっすぐに僕の前に歩み寄り10cmの距離で僕を睨みつける
リングチェックの時の鋭い眼光そのまま
アマチュアシュートボクシング大会後に談笑した時の顔とはまるで違う
申し訳なさから僕は学さんの目を正視できない。

リングスの人に促され、僕は学さんから離れた所に座る。
リングスの人、綱川ドクターから学さんに説明
本当に申し訳ない。

学コングさんは不戦勝としてトーナメント本戦に上がることに
落ち着いた学コングさんと握手して僕は一礼して部屋を出る。



佐野「あー、終わっちゃいましたね」
トモタカさん「……うん」


もう少し続く