こんにちは、春日市の司法書士、YUKAです。
今日は、だんな様の「おこづかい制」にいて、思うところを書きます。
しっかり者の奥様が管理・節約して家計を切り盛りしている、というご家庭も
多いかと思います。
そんなご家庭に時折見られる、だんな様の「おこづかい制」。
一見、だんな様の無駄遣いを防ぐことができ、堅実にお金を貯めることができる!
ようにも見えるのですが、、
この「おこづかい制」、実は結構危険だなーと思うのです。
例えば、だんな様のおこづかい2万円。
お昼食べたり、タバコ買ったり、夜飲みに行ったり、、
2万円なんてあっという間になくなります。
おこづかいが足りなくなっただんな様、、いったいこの後どういう行動に出るでしょう?
奥様に、足りないから、と追加のおこづかいをもらえるだんな様は良いでしょう。
しかし、奥様に言えない、、もしくは言っても追加のおこづかいをくれない、、という場合、、
そうなったらもう、消費者金融へGO!銀行カードローンへGO!
そういう方が一定数はいらっしゃいます。
自由になるお金は少ないけれど、そもそもの収入はあるので、お金は借りられます。
でも!2万円のおこづかいの中から返さなきゃいけない、、って無理ですよね??
返せないからまた借りる、の悪循環で最終的に何百万もの借金に膨れ上がった
ケースを何度も見てきました。
そんなになっても、というか、そんなになってしまったからこそ、奥様にも話せず、
一人悩んで債務整理のご相談に来られる方もいらっしゃいます。
奥様はしっかり家計を切り盛りしている、と思っていて、全く気付かない間に、
だんな様が数百万円の借金を抱えている、、なんてケースは少なくありません。
なので、あんまり厳しく管理しすぎるのは、逆効果ですよー、と思うのです。
それに、そもそも自分で稼いできたお金を「おこづかい」として渡されるのって、
なんかおかしくないですか?とも思います。
あなたのだんな様、大丈夫ですか??