栃木での一連の儀式が終わり、帰宅しました。

こんな時しか一族が集まれないのは寂しいですが、みんなそれぞれの生活があって忙しいので仕方ありません。

 

 さて、本日のテーマは、筑前/古賀の消印検査簿に現れた便号欄三日月 です。

 最近のヤフオクで入手しました。

 明治41年6月24日イ・ロ・ハ・ニ・空欄

 明治41年6月25日イ・ロ・ハ・ニ・空欄

 明治41年6月26日イ・ロ・ハ・ニ・空欄

 明治41年6月27日便号欄三日月・イ・ロ・ハ・ニ・空欄

 

 ポイントは便号欄三日月ですね。

 こういうことがあるから消印検査簿は必要なのですが、通常に配備されていた丸一型日付印の印顆で、簡単に(人為的なミスで)便号欄三日月が発生する証左です。

 

 したがって、便号欄三日月は偶発的に発生したものがほとんどですが、経験的にはいくつかの局で意図的に使っていました。この辺りは津田沼徒然草NEXTのテーマですね。

 

 

 いずれ丸一型日付印作品で活きるアイテムだと思います。