やっと今週が終わりました。あと2週間、走り抜けなければならないので、週末はゆったりしたいところです。

 

 さて、本日のテーマは、北見/湧別屯田の丸一型日付印 です。これも余り見ませんね。

 

 

〔湧別屯田郵便局の沿革〕

 

国会国立図書館デジタルコレクションで検索して出てきた「通信区画便覧付録」P132に郵便局の住所が出ていました。

 

これを頼りにネット検索すると、サロマ湖の西側に該当住所

がありました。

 

もう少し引いてみると、以下のような感じです。

 

 屯田兵の歴史を調べてみると、湧別には南湧別兵村と北湧別兵村があり、明治30年から31年に全国35府県から399戸の入植があったようです。そして辛酸の末にリンゴ栽培に成功し、後に北見薄荷(はっか)もこの兵村が発祥の地となったそうです。

 なお、明治35年頃から生産が始まった北見ハッカは昭和14年に全盛期を迎え、当時世界薄荷市場の約70%を占めるまでに成長し、現在の北見の礎(いしずえ)を形成する重要な産業となりました。このため平成19年11月30日、経済産業省より日本近代化産業遺産として認定されました。この薄荷産業の発展に大きく貢献したのが昭和9年に開業したホクレン北見薄荷工場でした。翌年同工場の研究所として建てられた施設が、昭和58年その役目を終えた工場が解体されると同時に、ホクレン農業協同組合から北見市に寄贈され、昭和61年北見ハッカ記念館として新たな役割を担うべく公開されています。→北見ハッカ記念館 ~Kitami Mint Memorial Museum~ (kitamihakka.jp)