おはようございます
昨日は久しぶりにご近所散策に出かけてきました
その画像はまた編集したら載せますね
桜という言葉がそろそろ聞こえ始める3月になると、毎年、必ず思い出すことがあります
母の妹(私にとっては叔母)は難病で亡くなりました
母の一番下の妹なので、病気を知った時の母の気持ちは測り知れません
その後10年以上の時間をかけて、叔母は徐々に病気が進行していき、ついに大きな病院に入院しました
親族間による骨髄移植もしました
成功して元気になるものだと思っていました
桜が咲く時期にはきっと退院できるとだれもが信じていたのですが。。。
叔母が入院した翌年の4月上旬、その年の桜が咲き初めました
ある日、叔母が入院している病院の看護師さんから電話があり
電話口には、代わって叔母が出ました
どうしても桜を見たいと言った叔母を
看護師さんが車いすに乗せて病院内の夜桜を見せてくれたそうです
ほんの少しの時間だけ・・・
そのことをとてもうれしそうに話していました
その電話から1週間以上過ぎてお見舞いに行ったときには、叔母はもう話せなくなっていました
私を見てただ泣くばかり
「大丈夫。今は辛いけど、もう少ししたらきっと元気になれるから」
ほかには言葉が見つからなかった・・・
春が、桜が、どんなに待ち遠しかったのだろうかと
叔母はその年の5月に亡くなりました
今年は十三回忌になります
昨日の散策で見かけたソメイヨシノのつぼみもそろそろ膨らんでいました
その叔母の子供、私のいとこTちゃんは今年の秋、結婚が決まったと連絡がありました
このブログにもたまに出てくる私の一番下の妹のようないとこです
誰かの分まで生きるなんて無理だろうけど、その人の思いはずっと忘れないでいたいと思っています
私は強く優しく生きていきたいです
今日は重い内容ですみません