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宗教学からアプローチ4-6からの続きです。爆笑


『仏教の宗派の違い』について


仏教には派閥が13個あります。

菩提寺というのが先祖から受け継ぐお墓の管理をしてくれる寺のことです。皆誰しもが関わる仏教のお墓です。まず、13個の宗派を表面的にですが書いていこうと思います。



【浄土宗】


法然というお坊さんが始めた宗派です。これが1番有名かもしれません。

法然は国から「円光大師」という称を授かります。素晴らしい功績を残した、偉いお坊さんに贈られる勲章のようなものです。

教えは簡単にいうと、悟りを開くことです。悟りを開くこととは、世の中の仕組みを全て理解して成仏することです。成仏できるのは、死んでからだそうです。極楽浄土に行ってから修行して学んで、成仏がやっとできる!という教えです。

「南無阿弥陀仏」がご本尊です。



【浄土真宗】


親鸞というお坊さんが始めた宗派です。親鸞は法然の弟子です。浄土宗と違うのは、極楽浄土に行って修行しなくても成仏できるそうです。

「他力回向」という教えもあって、南無阿弥陀仏を唱えていれば成仏できるという教えです。



【真言宗】


空海というお坊さんが始めた宗派です。

国から「弘法大師」という称を授かります。弘法も筆の誤りはここからきます。密教というものがあり、信者だけに直接伝えているので秘密に満ちているかもしれません。

即身成仏という教えで、この身このまま生きている間に成仏できる可能性がある!という教えです。もちろん皆が簡単に成仏できるとは言いません。諦めない、逃げない、投げ出さないが大事。そして自分自身の中に悟りを開く可能性を秘めていているという教えです。



【天台宗】


最澄というお坊さんが始めた宗派です。

国から「伝教大師」という称を授かります。

空海の弟子で、天台宗は密教という教えを継承しています。



【日蓮宗】


日蓮というお坊さんが始めた宗派です。

国から「立証大師」という称を授かります。

妙法蓮華経という教典ひとつのみです。

全ての人から苦しみの根本を取り除いて解決できるという教えです。

「法華宗」→「日蓮法華宗」→「日蓮宗」に移り変わってきたそうです。



【臨済宗】


栄西というお坊さんが始めた宗派です。

座禅をして悟りを開くという教えです。成仏のために経典を頼るのではなく、人間の心の質を大切にしています。そもそも「仏」と「人間」は同じだという教え。

公案禅という座禅の仕方を教えます。



【黄檗宗】


臨済宗の元となる教えで、唐のお坊さんが始めた宗派です。



【曹洞宗】


道元というお坊さんが始めた宗派です。国からは「常陽大師」という称を授かります。

修行の中に悟りがあるという教えです。

臨済宗や黄檗宗に対抗して、黙照禅という座禅の仕方を教えます。何も考えない、無になるという教えです。



【法相宗】


真言宗の即身成仏とは真逆な教えです。成仏できるまでにはものすごい時間がかかり、修行も大変です。葬儀を行わない宗派のひとつです。



【律宗】


こちらも、葬儀を行わない宗派のひとつです。

戒律を守るということに関しては1番です。

貝足戒という戒律があり、男で250個、女では348個もあります。



【華厳宗】


スピリチュアルでいう、ワンネスと同じ意味の教えがあります。「1がそのまま多であり、多がそのまま1である」という教えです。ワンネスが分からないのでしたら、スピリチュアルからアプローチのところを読んでいただけたら幸いです。



【融通念仏宗】


ものとものは、融通しあっているという教えです。



【時宗】


一遍というお坊さんが始めた宗派です。国から「証試大師」という称を授かります。

念仏を唱えるだけで信じていなくても大丈夫だそうです。阿弥陀如来、踊り念仏があります。


以上13個の宗派をサクッと紹介しました。


ずっと昔から信じ続けられた教えがあるのだから、仏教の宗派の違いから、自分の道しるべを見つけられることもありますよね。自分の思想と比較してみても良いのではないでしょうか?


私はスピリチュアルの思想に傾倒していますので様々な宗教(五大宗教)の思想を学ぶとより一層自分の思想や観念に厚みが出ます。


しかし宗教は、禅VS資本主義 な感じがしてしまいます。


かの有名なアレクサンドロス大王の家庭教師をしていたアリストテレスが書いたニコマス倫理学は『禅』のなり方を説いていて、世界中で昔から『心のあり方』について極めていこうとしていたのだと私は思います。


どの宗教でも、欲を断つということを良いこととしている場合が多いと思います。昔は欲しいものが手に入りづらく、欲望を抑えることで、幸せな気持ちになれるという感じがします。今は欲しいものはほとんど苦労しなくても手に入りますよね。今は欲望を出すことにより自分を表現することが良かれという時代に入りました。美しい表現(美しさにはいろいろありますが)をどんどんしていきましょう。


でも、統合失調症の人は『欲望』を捨てて周りにある小さなことに感謝して生きていった方が良いと思います。


次回は『六道輪廻』について書いていこうと思います。


次回、統合失調症についての論文の宗教学からアプローチ4-8から続きを読んでいただけるとありがたいです。ニコニコ


宗教学からアプローチ4-8 

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