特別な日ですか? では、特別なボルドーはいかがでしょう?
Chateau La Cabanne 2006
土壌:砂利質粘土
ブドウの樹齢:28年
樽:新樽を60%使用
マセラシオンの期間:3週間
発酵の温度:29~32度
樽熟の期間:18~20ヶ月
清澄:卵白
フィルターの使用:軽い
葡萄品種:92%メルロー、8%カルベネ・フラン
Price 6100(税別)
歴史ある高級シャトーです。
5世紀ごろからワインづくりが行われていた土地で、14世紀ごろにはラ・カバンヌと呼ばれるワインを作っていました。
カバンヌとは掘っ立て小屋のこと、当時はこの辺り、作業者たちが建てた粗末な小屋が点在していたようです。
ポムロールの土地は粘土質で、粘土質に植えるブドウと言えばメルローほぼ一択。
ラ・カバンヌはポムロールの中心地あり、砂利まじりの粘土質土壌を持ち、
栽培状況は、メルロー90%、カルベネ・フラン10%。セパージュもほぼこの比率ですね。
ボルドーの樽はバリックと呼ばれる225ℓ樽が標準。さほど大きくありません。
カバンヌは新樽使用率が100%なので樽の風味が相当強い。これに入れるワインも相当強い酒質。 でないと味のバランスが壊れます。
色調は、メルロー種らしい、落ち着いた赤と黒。
開けてすぐより2日、3日後に、力強い、デリケートなブーケとアロマのうわだちがあり、アプリコットやキジ、鹿の肉などの甘味のある香りがあり、強烈で、肉感のある口あたりで、こくがあります。 後味は渋みがあり、強烈な芳香がいつまでも残り、そのブーケと繊細さは、調和良く結びつき、強力なボディを作り上げています。
非常にバランスのとれたワインで、熟成のためのすぐれた素質をそなえ、
ポムロールの最高級ワインのひとつとしてランク付けされています。
大事な人がワイン好きなら、大事な日にご一緒にどうですか?
購入後、10日ぐらい静かに寝かせてから開封してくださいね。