就活のES(エントリーシート)には、必ずといっていいほど、

【趣味・特技】を書く欄があります。

 

 

「旅行」「読書」「料理」・・・。

 

 

ザクっとした言葉で書いていませんか?

 

 

 


 

 

 

本物の声で自分を語り

自分を好きになる人を増やしたい

フリーアナウンサー&自己PRアドバイザーの内山久美子です。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

とりあえず埋めるのではもったいないアピール欄

 

 

これは、アナウンサー受験に限らず、

就活のES(エントリーシート)全般に言えることだと思いますが、

 

 

ESには、かなりの確率で

【趣味・特技】を記入する欄があります。

 

 

 

 

 

 

記入欄が狭かったりするので、短くまとめなきゃ、と思って

 

 

最短の単語で

 

 

「映画鑑賞」

「料理」

「読書」

 

 

などど書いてしまいがちなのですが、

 

 

実は、この【趣味・特技】欄は、

 

 

その人の「人柄」をアピールするのにとても重要な項目です。

 

 

 

 

 

具体的にどういうことか…をイメージできるか?
 

この【趣味・特技】欄は、

 

面接のときの「会話のネタ」として、非常に重要なポジションを占めることがあります。

 

 

 

 

 

面接官が具体的にイメージできる言葉で書かれているかどうかで、

 

質問が来るかこないかが決まる!

 

といっても過言ではありません。

 

 

 

 

 

 

旅行・・・と聞いて、イメージするものは人それぞれ
 

 

例えば・・・。

 

「旅行」

 

 

 

 

 

何となくイメージはつきますが、

 

正直、たくさんのESを見ている面接官からすると、

 

「旅行」と書いてくる受験生は非常に多く、

 

ハッキリ言って、質問をしたくなるか・・・といったら、

 

かなり微妙なのではないかと思います。

 

(私が面接官だったら、しないかな~)

 

 

 

 

 

 

 

 

これがもし、

 

「旅行の何が好きなのか」を明確にしてあったら、話は違います。

 

 

 

 

 

 

 

深堀したら、面白い話がザクザク
 

 

これまで私は、7000人のES添削をさせていただきましたが、

 

「旅行」と書いてきた学生さんに、

 

追加の深堀の質問をすると、

 

意外と面白い返事が返ってきたります。

 

 

 

 

 

「貧乏旅行なので、寝袋持参で行きます」

「海が好きで、断崖を見るのが好きです」

「温泉の成分を見るのが好きでメモを取っています」

「現地で必ず友達を作ることを目標にしています」

 

 

などなど・・・。

 

 

 

 

だとしたら、

ただの「旅行」ではなく、

こんな書き方にしたほうが、

絶対に興味を持ってもらえます。

 

 

 

内山添削例

「寝袋持参の貧乏旅行」

「断崖・絶壁巡り」

「温泉成分 分析旅行」

「見知らぬ土地での友人作り」

 

 

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

 

現に、アドバイスを受けて、上記の内容に書き換えたあとの面接では、

 

必ず面接官が質問してくれた・・・という嬉しい報告を受けています。

 

 

 

 

 

 

同じ「旅行」でも、

あなたが思っている「旅行」と

人が考えている「旅行」は

根本的に違う、ということを覚えておいて下さい。

 

 

 

 

だからこそ、

 

 

どんな旅行なのか、

相手がイメージできる具体的な言葉で伝えることが大切です。

 

 

 

 

 

「読書」「料理」も同じこと
 
 

上記の例でいくと、

 

「読書」

 

なら、

 

●特に好きなジャンルはあるのか?

●読破している作者がいるのか?

●読んだ「数」がすごいのか?

●いつ読んでいるのか?

●ルーテインなのか?

●読んだあと、何か行動に起こしたのか?

 

 

といったところを深堀していくと、

 

 

ただの「読書」が、

 

 

あなただけの「人柄が伝わるアピールポイント」

 

に変わる可能性があります。

 

 

 

 

 

 

 

「料理」も同じです。

 

 

●料理を作るきっかけは?
●得意ジャンル

●あなただけのレシピ

 

などはありませんか?

 

 

 

また、料理には、

その人の「生き方」「考え方」が現れる場合も多々あります。

 

 

 

 

 

かつて、「料理」と書いてきた学生さんに

 

●誰のために作るのか?

 

と質問したときに、

 

 

 

忙しく働く両親に変わって、

兄弟の食事を作る かいがいしい学生さんの本音が聞けて、

結果、その話が共感されて、内定に至ったケースもあります。

 

 

 

 

何が、共感されるかわかりません。


【趣味・特技】欄は抜かりなく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

【実例】「筆ペン」のこれだけのイメージギャップ
 
 
 

最後に、最近添削をさせていただいた学生さんの例で、

 

非常に典型的な例があったので、ご紹介させていただきますね。

 

 

 

 

ある就活中の学生さんの「特技」欄に

 

「筆ペン」

 

と書いてありました。

 

 

 

「筆ペン」・・・と聞いたら、

みなさんはどんなイメージを持ちますか?

 

 

私だったら、綺麗で達筆な文字が書ける人・・・を想像します。

 

 

でも、話を聞いたら、全然違いました。(笑)

 

 

 

 

「筆ペン」を使って、自由に字を崩したり、絵を書いたりして、

たとえて言うなら、絵手紙のような作品を作るのが特技だということだったんですね。

 

 

 

でも、私もなかなか、それがイメージできなかったので、

試しに

 

 

 

「じゃ、私がお伝えしている『舌トレ』というトレーニングがあるのですが、

これって、どんな風に表現するんですか?」

 

 

 

と尋ねたところ、

 

 

「はい、わかりました。ちょっとお待ちください」

 

 

と言って、

 

 

ささっと書いてくれたのが、こちら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【舌トレちゃん】

 

 

 

 

 

え、これ、

凄くないですか?

 

 

念のため 解説しますと、

ペロっと出した舌が、「舌」という文字の一画目になっています。

 

 

おお、斬新!(笑)

 

 

絵心のない私は、

一瞬のひらめきと感性で描けてしまう、

その完成度の高さに

素直に感動しました。

 

 

 

ですので、

 

 

この能力は、やっぱり

 

「筆ペン」

 

の一言では伝わらないと思うんですね。

 

 

この場合、評価されるべきは、

 

学生さんの

 

「独創的な感性」

「アレンジ力」

「思い切りの良さ」

 

なわけですね。

 

 

 

 

ですから、私としては、

 

「創作 筆ペン絵文字(その場でお描きします!)

 

くらいのことは書いても良いのでは、と思います。

 

 

 

 

 

どうでしょうか。

 

 

「筆ペン」

 

と書かれているのと

 

「創作 筆ペン絵文字(世界で一枚、その場で描きます)」

 

 

と書かれているのでは、

 

 

全く違いますよね?

 

 

 

 

 

これは、昔から言われていることですが、

 

面接の場で、

 

その場で披露できる、オリジナルの特技、というのは、非常に評価が高いです。

 

 

例えば、

 

面接官の似顔絵を一瞬で描くとか、

今の気持ちを俳句にする・・・など。

 

 

 

 

 

 

あなたの「趣味・特技」、

面接官の前ですぐに見せられるものだったら最高です。

 

 

 

 

逆に、

 

見せられない、作品のようなものがある方は、

写真などを隠し玉として

持っていくというのも、一つの手です。

 

 

 

 

 

相手にどれだけのメリットがあるかを伝えられたら最高!
 

 

【趣味・特技】欄は、とにかくイメージできる言葉で書こう!

 

というお話をしてきましたが、

 

 

 

つまるところ、

 

あなたの趣味や特技が

 

相手のメリットにまで及ぶような伝え方が出来たら合格です。

 

 

 

 

必要な方に届きますように・・・。

 

 

 

 


フリーアナウンサー

内山久美子

 

 

こちらもおススメ!


字数制限のある場合の「趣味・特技欄」の書き方のポイントに

ついて解説しています。

 

 

 

 

 


 

 

 
 

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