また一人、アナウンサーが誕生しました。
『内山さんのZOOM面接特訓を受けると内定がもらえるという伝説は本当でした!』
とのメッセージ、最高のご褒美です。
最終面接の前日。
『ZOOM面接練習』から見えた、
「内定する学生さんに共通する特徴」などを書いてみます。
本物の声で自分を語り、自分を好きになる人を増やしたい
フリーアナウンサー&自己PRアドバイザーの内山久美子です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
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先日、また一人、アナウンサーが誕生しました。
アナウンサーになるという事だけでも、大変だと思いますが、
それが、第一志望の局に内定となったら、その確率たるや・・・。
キー局・準キー局と呼ばれる、いわゆるみなさんがご存知の東京や大阪のテレビ局のアナウンサー試験は、本当に採用時期が早いんです。
2021入社でいえば、もう今年の春にはいくつかの局で事実上の内定が出ていますし、
大学3年生のうちに内々定を出す・・・という局がほとんどです。
そんな中、自主マスコミ講座の快進撃も続いていますが、
そんな、早期に『内定』をつかむ学生さんにはある特徴があるな~と常々思っていたので、
思いつくまま、書いてみようと思います。
決して早く「内定」を手にすることが「良いこと」と言うつもりは毛頭ありません。
けれど、総じて、「第一志望」に内定する・・・ということは、「早期決戦」であることが多いようです。
そんな中、先日、第一志望のテレビ局にアナウンサーとして内定したA君。
「最終面接」の日程が急きょ知らされたこともあり、前日にZOOMを使って「面接対策」をしたのですが、
ZOOMをつなぐと、画面の先に懐かしい顔が・・・。
「内山さん、ご無沙汰しています。その節はお世話になりました!」と
それこそ、ちょうど去年の今頃、がちんこで面接練習をやって、見事アナウンサーに内定した現4年生のO君が、部活の後輩のA君のために、寮の部屋を訪れていたところでした。
※恒例の「内定した瞬間」をイメージしてポーズを決めたスクショです。
「ホント、毎晩のようにESや面接を見てもらっています」・・・とA君。
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う~ん、泣ける。
素晴らしい先輩・後輩関係じゃないですか。
受けた恩は、後輩に返す・・・という『恩送り』
A君にとっては、さぞかし心強かったことと思います。
もしかしたら、「先輩、こんなに頻繁じゃなくてもいいんですけど・・・」と思った日もあったかもしれない・・・(笑)
でも、きっと、それだけお節介を焼いてもらえたからこそ知りえた
●先輩の失敗談や成功例
●貴重な情報
●アドバイス
があったんだと思う。
落ち込んだ時のメンタルケアとかも・・・。
そう、だから、仲間や先輩、大人などからの「第3者チェック」をいかに沢山受けているか、これ大事です。
自分一人じゃ、絶対に行きづまるから・・・。
そして、そのアドバイスを素直に聞き、取捨選択し、修正する力。
早期に内定する学生さんは、この能力が非常に高いと感じます。
アドバイスをもらえる環境をいかに作るのか・・・。
アナウンサー受験に限らず、就職活動においては非常に重要な要素です。
①色んな年代や立場の違う人のアドバイスをもらえる環境にいること
②アドバイスを素直に聞き、取捨選択できること
③修正し、「動ける」こと
※イメージです
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さて、A君の場合、「体育会系であったこと」は、間違いなく有利な条件ではあったと思いますが、
私がアドバイスをさせてもらったことの一つに
本人が思っている以上に、
「寮生活」を乗り切ることができている・・・という事実は
「高く評価されている可能性がある」ので、そこを「言葉」で伝えられるようにしておく・・・ということでした。
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私が、寮生活について聞いた時、A君は
「先輩との相部屋だったので、消灯時間とか、色々自由にならないことも多くて正直、面倒だな~って思うこともいっぱいあったんですけど、でも、その代わり、先輩には、ホントご飯とかよく連れて行ってもらいましたし、悩みとか聞いてもらって、感謝しかないです。寮生活じゃなければ、ここまで仲良くは、なれなかったかもしれません。」
・・・と答えてくれたのを聞いて、
私は、この会話から沢山の「可能性やイメージ」が浮かびました。
●基本的な先輩や大人との接し方が出来ている
●理不尽な縦社会や環境にも適応できる可能性が高い
●多忙な環境を乗り切ることのできる「自己管理能力」がある
●チームや集団行動、といったチームワーク精神を大事にしている
●先輩に可愛がられる素養
●先輩から受けた恩を後輩に還元してくれるのではないか、という「指導力」
そして、大前提としての
●基本的体力や気力の強さ
こういったものが、会話から推察できると、採用側からすると、入社後のイメージが湧きやすいので、「内定」に、ぐっと近づくことができるのではないかと思います。
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実際、テレビ局の最終面接でも
◎今でも寮生活なのか?
◎なぜ辛くてもやめようと思わなかったのか?
◎なぜそのスポーツ?他のスポーツ経験は?
・・・を聞かれたそうなので、
聞きたいことは「皆、同じ」だな~と思った次第です。
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また、A君に限らず、早期に「内定」している学生さんの特徴として、
●試験報告が迅速かつ丁寧で、1回1回の反省や分析が、しっかりできていた。
という印象が強いです。
これが、「体育会系であること」と、どこまで関係があるかは定かではありませんが、
特にスポーツをやっている学生さんの場合、
「負けから学ぶの敗因分析」
「次に勝つための目標&行動設定」
などの行動が、日常的に出来ているため、それが、就職活動などの他の行動に関しても、生きているのだと思っています。
また、以下↓については、別の機会に詳しく書きたいと思っていますが、
体育会系の学生さんが、アナウンサー受験で有利だな~と思うことの一つに、
「写真」や「動画」が、映える!
というのがあります。
(あ、個人的にそう感じるだけ・・・かもしれませんが・・・(;'∀'))
背景やユニフォームから、一瞬で「何を得意としている人かわかる」というわかりやすさ。(´▽`*)
これ、大事です。
そして、概して・・・
爽やか!!!(´▽`*)
ちなみに・・・
↓
A君の動画のからのワンショットです。↓
(ご本人の許可をいただいています)
体育会系の皆さんは、こういった「本人が思う以上に有利に働いていること」が色々ありますので、そのアドバンテージにあぐらをかくことなく、「謙虚」に、そして、「言葉」や「写真」・「動画」できちんと内容を伝えられるようにすると、良いと思います。
本日のまとめ:
①色んな年代や立場の人のアドバイスがもらえる環境にいること
②アドバイスを素直に聞き、取捨選択できること
③反省を生かして修正し、次の成功に向けて「動ける」こと
④爽やかで好印象な勝負できる「写真」や「動画」が早い段階で準備できていること
⑤自分の「軸」や「強み」がきちんと「言葉」で表せていること
フリーアナウンサー
内山久美子
合わせてどうぞ♡
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就活講師歴22年の内山がズバッとお答え!
・アナウンサー受験はどこを見られてる?
・今からどんな準備をしたらいいの?
・受験にまつわるコネ・学歴・容姿の謎
基本、本音しか書いていません(笑)
あなたの背中をそっと押せたら幸いです。