アルバムリリースツアーが終わってすぐのPitch441ツアー。

グランドピアノがある会場でのアコースティック編成でのライブ。

 

遠征できるタイミングをうかがっているうちにやってきた体調不良のため

彼らが各地で素晴らしいライブを繰り広げている間は身動きが取れずぐすん

結局のところ参加できたのは6月12日の代官山と6月13日の横浜のみ。

 

すでに素晴らしいレポがUPされていますので

https://spice.eplus.jp/articles/241421

 

私は印象に残ったシーンと感想を。

 

 

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ステージ上にはグランドピアノ、アコギ、カホン、ベース。

 

 

いきなり4人のアカペラでライブが始まった時、

ああ、コーラスがバンドツアー以上にバリバリにブラッシュアップされている!と。

その曲はエド・シーランの「Thinkin' Out Loud」だったのだけど

彼らが歌うと伝統的なモータウンっぽい香りがするから

とても素敵でね音譜

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

良いライブになる予感しかなかったですね。

 

続く「Weekend」ではGottiさんとKASH君がかけ合いながら

カホンを叩いているたかとんを包囲して圧をかける(笑)

横浜でのGottiさんのオラオラ加減がけっこう激しくて

たかとんの苦笑い?とかめっちゃビジュアルが面白くて

エヘエヘ笑っちゃいました。

 

しかし、このかけ合いのシーンでもGottiさんのアコギ、KASH君のベースが

めっちゃ歌ってましたよね♪

そして一緒に歌いたくなるほど楽しい気分になってくる。

のっけからナイスグルーヴでございました。

 

たかとんはカホンとシンバルとツリーチャイム?くらいのシンプルなセットで。

あと、シェーカーも使ってました。

曲によってはカホンを竹さらら(語彙力)のようなブラシ状?のもので叩いたりして

音に変化をつけてましたよね。

 

 

音の構成としてはとてもシンプル。

それなのにバンドセットと見劣り、聞き劣りしない豊かな音で

終始楽しませてくれました。

 

Oto君のピアノはジャジーでしかもキレが良い。

昨年の二子玉川のアコースティックライブではしっとりとした音色に

心と耳がもっていかれました。

今回はしっとり感というよりも

あらゆる場面で調和し浸透していく‥そんな感覚をおぼえました。

各会場でのピアノそれぞれに個性があって

音の鳴り方も異なる、というお話もありましたのでね、

その辺はすごくわかるんです。

 

ピアノはメーカーによっても弾いた時に鍵盤が跳ね返ってくるその感触が

全く異なるんですよ。

浅かったり、深かったり。

軽かったり、ちょっと重かったり。

 

感触だけでなく、響き方も異なってくるわけで。

それは会場によっても、その日の気温や湿度によっても

差が出てくるところだと思います。

 

それをライブごとに合わせていくのは

かなり大変な事だと思っています。

 

Otoくんは各会場のグランドピアノとも向き合っていたと思うのです。

 

ピアノを弾きながら首を客席側に笑顔を向けて…

 

あの体勢はほんとうにキッツいハズ。

 

そうやってお客さんとも向き合っていましたよね。

 

いろいろ、ほんとうにいろいろ頑張っているのが伝わってきました。

 

 

 

前半では「Sexy」の4人の真剣勝負の演奏が

熱を帯びて高まっていく。

それこそがまさにSexy!

とーーーっても素敵な演奏でした♡

 

 

代官山でのAre You Gotti ?のコーナーは

スタッフさんがやんわりと「こういった場所(代官山)なので中にしましょう」と誘導。

Gottiさんは「え?オレは…」って‥なりますよね。

遠い目になっちゃいますよね。

わかります~。

 

その代官山で行列しているらしいタピオカのお店の話になりまして

お客さんからもそのお店の名前を教えてもらう等々。

(THE ALLEY)

Otoくん「みんな、タピってるの?」

(ソレ言いたかっただけやろ!?とメンバーからツッコまれてましたw)

大阪出身の彼らは何時間も並んでまで買わない、と。

 

それでもタピオカドリンクが飲んでみたいから、ということで

たかとんとKASHくんに買いに行ってもらい、

その間はOtoGottiでMakes You Move~Night Drivin'を演奏。

ここも2人だけとは思えない音の圧とグルーヴで

ひたすらかっこよかったです。

 

ちなみに横浜では崎陽軒のシウマイ弁当を買いにいかされていたリズム隊。

(シウマイはたかとんが食べたかった)

たかとんから渡されたお弁当の中身は空っぽ(笑)

兄さん達の仕込みはバッチリでした(笑)

 

リズム隊のお買い物の様子をチェックしに行かされるGottiさんがはけて

ステージ上に一人きりになったOto君が向き合ったのは

グランドピアノだけではありません。

レオン・ラッセル作詞・作曲で

ダニー・ハサウェイや多くのアーティストがカバーしている

名曲「A Song For You」をソロで弾き語り。

 

 

Oto君のお腹から出している深い、深~い声にドキリ。

こういう声や表現って、この曲でピアノの弾き語りだから感じ得たのかもしれません。

エモくて深い。

歌とピアノと一体になった演奏にしばし聞き惚れました。

 

演奏が終わるとピアノの脇に立って

満面の笑みをたたえて一礼。

 

この一連の流れはとても素敵でした。

完璧に会場がまるごとOto君のものになっていた。

 

ラスト3曲はもう座っていられないほどのグルーヴで

横浜は待ちきれずに立ち上がったファンの方がチラホラ。

徐々に立ち上がり全員総立ちに!

 

「Aurora」のイントロのGottiさんのギターはトリハダ立つほどかっこよかった!

 

アンコールの「Baby Girl」のアレンジが好みな感じでとても良かった!

 

横浜のみアンコールの一曲目が「There For You」

 

暗いステージに4人が出てきて

シーンと静まり返った中で始まった演奏。

沁みました。

とても良かった!

 

彼らの息づかい、アイコンタクト。

化学反応が起きて火花が散る…そんな瞬間にゾクゾクする

スリリングでエモいライブ。

距離が近い分、ナチュラルプレイである分、

自分の気持ちが音の深い所で同調しているような

そんな不思議な感覚をおぼえました。

クセになるわあ!!!!!

 

アンケートに書けなかった分、こちらで感想等書いておきました。

 

 

横浜はツアー千穐楽だったので

メンバーそれぞれからツアーに関するひと言コーナーがありましたよね。

 

 

アコースティックギターが大好きになった、というGottiさん。

ドラムでなくカホンだけで周る初めてのツアーだったので

叩ききれるか不安があった、というたかとん。

ドラえもんの手の様になっていたのが(腫れた?)

だんだん慣れてきて手の皮が厚くなってきたそうです。

適応能力&戦闘力がバリ上がった、ということですね。

若いってすごい!

 

KASHくんだけは「いつものベース」と言われてました(笑)

謎のナチュラルプレイフィンガーズチョキ

エモくてSEXYなベースが随所で炸裂していましたよね。

九州で彩雲を見たらしく、「妖精にしか見えない!」と。

 

 

来年のツアーが決定した、とのお知らせも嬉しかったですね。

みんな予定を空けておいてね♡ということでしょ?

こういったお知らせは早ければ早いほどありがたいのです。

詳しくはNBCPのHPでご確認ください。

 

ライブが終わってからだいぶ時間が経過したので

憶えているのはこのくらいで申し訳ない。

 

 

またこういったツアーをやっていきたい、とのこと。

私もまたこのスタイルでのライブを楽しみたい!

 

 

以上。

 

 

セットリスト

 

Thinkin’ Out Loud(Ed Sheeran)

Weekend

モノクロノユメ

Kiss ‘N’ You

Moonlight

Sexy

Escape

Gotcha Feelin'

 

Night Drivin’~Makes You Move  ☆Oto&Gotti

 

A Song For You(Leon Russell) ☆Otoくんソロ

 

LST/D

Sha la la Disco

Aurora

 

アンコール

 

(★There For You は横浜のみ)

Baby Girl