森広隆さんのバンドワンマンが近づいてきました♪

 

昨年夏の終わりの海辺でのワンドワンマンについての記事は

ずっと下書きしたままでUPしませんでした。

今更感たっぷりすぎ!ですが、

何事にも予習復習は大事じゃないですか~というヘリクツをこねまわし

UPすることにしました。←

 

 

 

8月25日土曜日。

台風一過の鎌倉駅周辺は人出が多く賑わっていた。

さすが観光地!

バスで材木座海岸へ。

 

 

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眩しい陽射し。

風に乗って運ばれてくる海の匂い。

 

まだ暑さが残っていたものの心地良く感じる。

 

お天気が味方しているよね。

 

これは、もう、素敵なライブになるに違いない!

 

そんな予想の遥か上をぶっ飛んでいくような

素晴らしいライブだったのです。

 

 

 

 

 

整理番号順に入場の際、来場者特典のCDをいただく。

開演前BGMは海辺に合うAOR系。

大好きなホール&オーツの「Wait For Me」を聞いてはやくもグッときてしまう。

いかん、いかん。

グッとくるのはこれから…とそわそわしているうちに開演!

 

 

 

「キラキラ」で始まり、次の「I Got My Passport」では軽快なサンバ調のリズムに合わせて

宮川剛さんのドラムが炸裂して沸くお客さん達。

気持ち良い!

楽しい!

あまりにも楽しい!

お客さん達も皆さんが思い思いに揺れて踊って楽しんでいる。

夏の海辺に相応しい選曲でステキだな~♡と思っていると

そろそろ夕暮れ時。

どうしてもこの時間にライブをやってみたかった、という森さんは

グーグル先生でこの日の日没時刻を調べたそうです。

そんなシチュエーションにピッタリの「Pebama」を演奏。

森さんはこの曲ではエレピを演奏しながら歌っていたのですが

凄まじいほどの声量と歌ヂカラに圧倒され

歌の世界に吸い込まれていくようにも感じ…。

森さんは窓の向こうに広がる景色を見ながら歌っていたようで

「すごいきれいですよ!」と。

後ろを振り返ると、すでに陽が落ちて薄暮に。

この会場は演奏者もお客さんも窓から見える景色を共有できるたり楽しめるところが

素敵ですよね!

 

 

今回はスリーピースバンドだったのですが

それぞれの音がものすごくクリアに聞こえたので

特にソロまわしのところではより立体的な音を楽しむことが出来て

終始お耳が幸せでした。

 

 

宮川さんのドラムでは気持ちが浮き立つような高揚感を味わい

岡さんのベースは生き物の様にしなやかでセクシー。

森さんのギター、ヴォーカル、(時々鍵盤)と重なり合うと

とんでもなくカッコイイ!のですよ。

バンドがカッコイイ!

森さんがカッコイイ!

 

森さんは終始笑顔で「楽しい」と。

宮川さん、岡さんとアイコンタクトするたびに

三人とも笑顔。

会場も笑顔で満ちている。

 

「Abalanche」「コーラナッツウィルス」「Rabbit Hole」の流れは

ひたすらかっこよかったのでキャー!と叫んでみたかったほど。

…自重しましたけどねw

 

 

MCでは来場者特典CDの「MOTTAINAI ANTHOLOGY VOL.4」について。

太陽誘電の空きメディアが生産中止になり他のメーカーのものを使用。

油性インクのステイズオンはティールブルーを使用。

この組み合わせのせいなのか、インクを盛り過ぎたせいなのか

メタリ化したものが何枚か混ざっていたそうです。

ファンとしてはそちらがレアアイテムなので

受け取ったら嬉しいわけで。

その辺の気持ちを汲んでくれているんですね。^^

 

 

色気がこぼれ落ちてくるような「密室」。

エレピを奏でながらの「不思議な模様」では

陽が落ちたばかりの水平線の向こうに想いをはせる。

ガットギターに持ち替えての「愛に満ちあふれる島」

では会場が愛で満たされていくような

すごく楽しくて幸せなのに泣けてくる感じがして。

それぞれの楽曲の世界を浮遊しているような気分。

各曲を演奏するごとに心を揺らしてくるものがあって

一曲一曲に想いがこめられているのが伝わっているのに

それを言葉で、文章で表現できない事がちょっと悔しいw

 

まっすぐに響いてきた「Waterdrops」も良かったな~。

 

お客さんからリクエストがあったそうで

カバー曲はマーヴィン・ゲイの「What's Going On」を。

ダニー・ハサウェイのバージョンが有名らしいけど

オリジナルに忠実に、ということでした。

 

 

 

 

本当にその通りで、気持ち良く響いて浸透してきましたね。

森さんの洋楽カバーは「カバーしています感」が無いのでとても聞きやすいと思うのです。

ものすごく歌いこんでいるのでしょうね。

クオリティが高くて本当に素敵!

私もこの曲が好きなのですが

よく言われているのは「反戦ソング」だということ。

歌詞・和訳など参照してみるとたしかにそうなんだと思います。

森さんのオリジナルの「Abalanche」の歌詞を読んでみると

平和への願い、想いが伝わってくる。

今回のライブは海辺に良く合う選曲がされているというロマンチックな一面がありながら

それだけではない芯を貫いている物があって

その一つが平和への願いなのかな?と思ったのですが…どうなんでしょね?

 

 

宮川さんのドラムロールによってタイトルが発表された新曲の「Groove Caster」

バンドバージョンでは初めてのお披露目。

素敵すぎる!

続く「ディスペル・マジック」もどんどんブラッシュアップされてきているように感じました。

アルバムが楽しみでシカタナイ!

 

森さんの「グルーヴしようぜ~!」という掛け声で始まった「英雄の誕生」。

ラストでCDと同じような爆発音を鳴らす岡さん。

お客さんが「おおっ!」と沸いたのでさらに爆発音を2つ3つ鳴らしてくれました。

これだけのために仕込んできたモノが岡さんのTwitterにUPされていましたよね。

集った者としてはこの日のための特別な何かがある事がとても嬉しいわけで♪

 

森さんが自分の声を重ねてルーパーを使ってコーラスとして使う、という

「Everything Is For You」も新曲。

「ディスペル・マジック」でもこのコーラスの使い方をしていた、と

足元で操作して解説付き。

 

「2DSTAR」では岡さんのベースソロにシビレマシタ。

 

「ゼロ地点」はものすごい速さ!スリリングでエキサイティングな演奏にトリハダ。

 

「メガロポリタンズファンク」では♪幅きかせていこうぜ♪のところで

森さんが三度上をいったり下をいったりするのに対応してコーラスするお客さんにビックリ!

…って、私はほぼお口ポカン状態でしたけどw

 

 

本編最後に「Cyclone」てシビレますよね。

最後のしんどい時間に高い音域の曲を声がよれることなく歌ってしまう

森さんの喉ってどうなってんの?と。

しかも曲の途中、森さんはギターを弾く手を止め、バンドは音を絞った瞬間の

森さんの歌のなんとグル―ヴィなこと!!!

ひたすらカッコイイ!気持ち良い!まま本編終了。

 

 

アンコールはニャコパス黒Tシャツにお色直し。

今回の鎌倉でのワンマンライブは初めてだったので

誰も来ないんじゃないかと思ってた、なんていう発言も。

一人でガットギターで「愛のBeat」を弾き語り。

ここまでぐわーっとパワーと疾走感のある曲が続いていたので

ホッコリと気が緩んでなんか泣きそうになってしまいました。

手を繋いだらあたたかい♪のところでは最前列以外のお客さんとも握手。

かなり時間をかけて多くの方と握手を。

すてきな光景でした。

 

そして宮川さん、岡さんが戻ってきて「Lover」を。

ライブで聞いたのは初めてでしたが

色気が“こぼれいくら”のようにドバーっとこぼれ落ちてくる感じがして絶品でございました。

また聞きたい!

ぜひ聞きたい!

 

いくつかのライブの告知の後、

ずっと先だけど、という前置きがあって

 

「2月15日…絶対空けておいてね!」

 

ということでした。

 

なんぼ先でも日にちさえ教えていただけたら

その日を空ける準備だの根回しだのできますので

早めの告知は大歓迎。

ありがたい。(^人^)♪

(それから半年があっという間に過ぎ去り、もう目前に迫っているなうw)

 

 

オーラスの「Rainbow Seeker」では

熱演に次ぐ熱演のラストらしからぬ爽快感と疾走感に気持ち良く身を任せ。

最高のエンディングでございました。

 

 

フルスロットルで駆け抜けていった森さんバンドに惜しみない拍手がおくられまして

森さんはステージを去る前にお客さんに向かって「LOVE」と言って投げキッス

 

(灬ºωº灬)(♡ >ω< ♡)

 

最高や!

 

 

このライブのセットリストのもう一つのテーマがあるとするならば

「LOVE」だったのかもしれません。

 

LOVEも小さな愛から大きな愛まで、振り幅大きいですからね。

いろいろひっくるめての「LOVE」だとは思いますけど。

 

 

このライブのセットリストのテーマ、というよりも

彼の伝えたいことが夏の海辺のライブハウスというシチュエーションで

このセットリストで演奏することによって

より明確に伝わってきたのかもしれません。

 

 

平成最後の夏・8月の終わりに

自分の記憶に残る素晴らしいライブを体感することが出来て良かった。

 

 

終演後、乾いた喉を潤していると物販に森さんが登場!

長時間のバンドワンマンの後なのでちょっとビックリ(☆。☆)

でもね、サインしていただけるとわかって嬉しゅうございました♡

 

 

今回のライブタイトル「Seaside Groover」に合わせて作られたこのライブだけの限定グッズの

トートバッグは長ネギを折らずに入れることができる優れもの。

(森さんは葱の頭が袋から見えてると「あ、葱!」と注目してしまうそうです。)

その「Seaside Groover」のGrooverはグルーヴする人、の他に

素敵な人、という意味もあるらしく、

「それはあなた(お客さん)のことですよ!」という森さん。

そんな殺し文句を浴びせられちゃったら買わずにはいられない(笑)

終演後は買い求める人の列ができてました。

一人一人に丁寧にサインしていた森さん、

本当にお疲れ様でした!

 

 

 

 

 

浮かれ気分で鎌倉から帰ってきて以来、

長く続く余韻に浸る日々を送っていました。

 

文字であらわすと

 

「( ̄▽ ̄)よい~~~~~~~~~~~~~~~ん( ̄▽ ̄)」

 

こんな感じ。

 

…アホですいません。。

 

このグルーヴ、クセになる!

 

最高!

 

また、ぜひ!この場所で!

 

 

Hirotaka Mori Summer Live 2018『Seaside Groover』

 

Drums:宮川剛

Bass:岡雄三

Vocal/Guitar:森広隆

 

 

※この3人が正真正銘のSeaside Grooverだった!

 

 

キラキラ

I Got My Passport(ガットギター)

Pebama(エレピ)

Abalanche

コーラナッツウィルス

Rabbit Hole

密室

不思議な模様(エレピ)

愛に満ちあふれる島(ガットギター)

Waterdrops

What's Going On(Marvin Gaye)

Groove Caster(新曲)

ディスペル・マジック(新曲)

英雄の誕生

Everything Is For You(新曲)

2D Star

ゼロ地点

メガロポリタンズファンク

Cyclone

 

アンコール

 

愛のBeat(ガットギター/一人で弾き語り)

LOVER

RAINBOW SEEKER

 

 

MCの鹿児島弁講座もおもしろかったな~。

 

 

以上。

 

 

 

下書きしてあったものを読み返し、ちょいと手直ししましたが

自分はこれであの時の感動が蘇りまして

やはり良いライブだったなあ、としみじみ思うのであります。

ん~~~、やはり2月15日への期待値がドーンとあがってしまうな💦

落ち着け、自分!

 

 

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※開演前に立ち寄ったカフェ