私の転落人生~始まりはDV~ -37ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…



「…カオルコ、ごめん。」


私もごめん。

桜井さんの言う通り、私は桜井さんを見てなかった。
元カレを思ってた。


けど、桜井さんの優しさに触れるうちに、段々と元カレへの気持ちは薄れて…

桜井さんが大好きになった。


桜井さんに会えないときは、今何してるのかな?って考えたり、

1人で美味しいもの食べてるときは、桜井さんと一緒に食べたいなー、って思った。

1人で眠るときは、寂しく て、なかなか眠れなかった…




「…うん。」




上手く、気持ちを伝えられなくて、不安にさせてたね。


ごめん。




「…俺が悪いんだ。ごめん。」



違うよ。




本当にそう思った。
綺麗にサヨナラしたいからじゃなくて、、

怒りとか、そういう気持ちはいつの間にか無くなっていて…

こんな風に悲しそうな顏をさせてしまった事を申し訳なく思った。









「…俺達、もう一度やり直せないかな?」


予想外な言葉に驚いた。




「…俺、そんな風に思ってくれてたなんて知らなくて。今回は魔がさしたっていうか…やっぱりカオルコが好きだよ。」




…。




「本当にごめん。許して欲しいなんて言ったら、むしがよすぎるけど…大切にする、約束する。」

真剣な顔でそう言ってくれた。





何と答えていいか、分からなかった。

正直、嬉しかった。

でも、、、

【やり直す】
とは言えなかった。



それは桜井さんを許さない、とか
信用できない、
とかではなくて…






何故か

潤さんの顔が浮かんでいたから。








何も言えない私に、桜井さんは、

「すぐに返事は難しいよね。気持ちが決まったら連絡して?待ってるから。」












はぁ、、

家路を急ぐ帰り道、可愛いケーキ屋さんが目にとまった。


甘い香りに誘われて店内に入る。



うわー!

美味しそう!!

見た目も可愛い!!


あ!

潤さんに買っていってあげよ!


てか、何が好きなんだろう…

ショートケーキ?
いや、チョコかな?
んー、でもチーズ系も捨てたがたい!!



結局、たんまりケーキを買って家に帰った。





御裾分けしたくて、潤さんに電話した。

が、出ない…



仕事中かな?






…1人でケーキを食べた。



とっても美味しい!!


そう、美味しいのに…





潤さんの笑顔を思いだし、なんだか寂しくなった…