眠れずにいた。
モヤモヤとした気持ちが心を支配していた。
Ruuuuuuuuuuuuuuuuuuu
もしもし?
「俺。どうした?」
潤さんからだった。
え?
なにが??
「さっき電話したろ?何かあったか?大丈夫か?」
少しばかり慌てた口調。
「彼氏と話したんだろう?大丈夫なのか?」
・・・あ、心配してくれたんだ。
胸がキュンとした。
あ、彼氏と話しした。
思ってる事、伝えられたと思う。
「そうか。。。まだ、仕事してるからスグに出られるか分かんねーけど、何かあったら電話しろ。」
とても優しい声で、そう言ってくれた。
・・・ん。
ありがとう。
「おー。じゃあな。」
電話が切れて・・・
嬉しさと同時に、切なさが込み上げる。。。
・・・モヤモヤの正体は、潤さんだったんだ。
彼の事が好き。
だから、桜井さんとの別れも決意できた。
桜井さんからの「やり直したい」という申し出も、即答出来なかった。
こんな短期間で恋に落ちることってあるんだな、と驚いた。
期間なんて関係ない。
きっと、初めて出会った時から・・・彼の事が気になっていた。
そして・・・
好きになった。
彼の笑顔が、もっと見たい。
切ないのはどうしてだろう。。
それは、桜井さんに別れを告げなくてはならないから。
これ以上、傷つけたくない。
でも、このままの状態を続ける方が・・・キツい・・・と私なら思う。
すぐに桜井さんに電話をした。。。
『あのね、もう一緒には居れない。ごめんなさい。』
桜井さんは、「分かった。」とだけ言った。
桜井さん・・・
お互いの気持ちが、すれ違ってしまった。
彼はずっと待っていてくれた。私の気持ちが歩み寄ることを。
ようやく私の気持ちが彼に追いついた時には、彼はどこかに行ってしまった。
私が壊したのに。
・・・・ごめんなさい。。
ただただ涙が出た。