私の転落人生~始まりはDV~ -13ページ目

私の転落人生~始まりはDV~

DV夫との結婚・離婚、不倫、水商売、風俗嬢…昼ドラ並にドロドロ感満載な私の人生を綴ります…


過去を思い出し、この場に立っていられないほどの苦しい気持ちに襲われる。



そんな中、石川さんが口を開く。






「前に言ってた。君は酔って覚えていないかもしれないけど・・・」


私は何のことか・・・混乱した。




「ここは大切な気持ちが詰まった場所だって。」


そんな事を彼に話していたんだ。。。

そこまで深い話をしていた事に急に恥ずかしくなった。





「・・・今、君は誰に会いたいと願うの?」





考えたことは無かった。



むしろ考えないようにしていた。









・・・遥介に逢いたい。


強く思った。







・・・でも、それは無理な話で。。。



やっぱり、遥介への想いには蓋をしなければならない。













『・・・私、彼氏に会いたい。』


咄嗟に嘘をついた。


・・・嘘というより、、、逃げだろう。




遥介への想いが再燃し、苦しい。


誰かに傍にいて欲しかった。










「・・・俺じゃダメ?」








え?


突然の申し出に驚くしかない。。。





「俺が傍にいるから。代わりでも構わない。」


そう言われ強く抱きしめられた。







・・・潤さんは、遥介の代わり?



石川さんは潤さんの代わり?










きっと石川さんは分かっていない。



石川さんは潤さんの代わりではなく・・・



遥介の代わりと言う事を・・・







私は遥介しか見ていない。


誰と一緒に居ても、誰かを通して遥介を見ているんだ。。。












・・・もっと驚いたことに、


私は、石川さんの背中に腕を回し、抱きしめ返していた。










・・・独りは嫌だ。。。



今日だけは誰かと一緒に居たい。










『一緒に居て。』



言ってはいけない言葉を囁いた。