ポプラ社の未来の大人へ語るシリーズ、やなせたかしさんへのインタビューです。
正義というテーマについてはもちろん、その解釈に至った経緯(生い立ち)も語られていて、伝記好きにはとっても読みやすい本でした。
印象に残ったのは
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正義のための戦いなんてどこにもないのです。
正義はある日突然逆転する。
逆転しない正義は献身と愛です。
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という箇所。戦争を経験されたからこその言葉だと思います。
やなせたかしさんと言えば、アンパンマンが有名ですが、絵だけでなくステージやテレビのお仕事など色々なところで活躍されていたそうで。
三越の包装紙のカリグラフィーや手塚治虫さんのアニメ千夜一夜物語の美術&キャラクターデザイン、♪手のひらを太陽にの作詞などもやなせたかしさんだったんですね〜初めて知りました!
アンパンマン(とその仲間たち)も、出来た背景や込められたメッセージを知ると、深い!これから見る目が変わりそうです。
特に初期のあんぱんまんは、
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自分の顔を食べさせるのではなくて、あんパンを配るおじさんだったんです。自分でパンを焼いているから、マントには焼けこげがある。太っているし、顔もあんまりハンサムじゃありません。非常に格好の悪い正義の味方を書こうと思ったのです。正義の味方は自分の生活を守ってくれる人ではないかと思っていた。子どもから見れば、おなかをすかして泣いている時に助けてくれる、地味な正義の味方を書きたかったんです。
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というところからのスタート。
子どもたちには少々難しいテーマにも触れて欲しいので。説明を求められた時には平易に語れるよう自分の引き出しも増やしていきたいと思います。
