ごぼうの塔〜受け継がれる意志〜 | ボクシング原理主義

ボクシング原理主義

ボクシングの原理原則に則っとりながら技術論や方法論を分析考察。技術や意識の向上を目指したい、いちボクサーの見識メモ。
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宗教は宗教だが人間性は泥棒だ

人間が人間をやる為に様々な宗教だとかの
力を借りて道徳を形成し
他者を赦すのだ


芸術とは何だろう

我々が芸を消費するのか/芸が我々を消費するのか

芸は無形であるからおそらく後者であるが


そもそも芸というのが
何処からどのようにしてやって来るのだろう

自然や人間は神の芸術品と称えられたりするが

それが本当なら
人間が芸術と戯れているわけではなく神が芸術と戯れていることになる。

そうなると芸の扱いの悪い人間に何が降りかかるのかはわかりきった事で、
つくづく不遜で不敬な事である。



それは我々が築いたり、構えたり、飾ったり、身につけたり、売買するような資産からは生まれてはこない

芸術が媒体にするのは常に人間であり

自らを犠牲にしない人間には芸術は宿らない

それは

どんな人間でも必要とする事になる真剣さであるが

例えば

刀を抜かない真剣さのような

反転が効いたものでなければならない


だからこそ

我々はそれを必要として
それを不必要とする


やがて
賢明な人間は
必要以上の芸術を回避する

さもなければ

到達するか/破滅するか

なのですな。






おまけ