梅の花のような一世の姉妹 | shutdown-r 再起動

shutdown-r 再起動

shutdown-rコンピュータを再起動すること。

JW(エホバの証人)の頃のコントロールされた考え方、思い、傷を手放して再起動しよう!

{972766E3-DA0C-4C30-9656-7C5CCA6C16B7}


サンドイッチを作っていて、パンの耳だけ余る。

遠い昔の記憶が蘇る。
不思議と嫌悪感は無く、懐かしくそして切ない気持ち。



とても田舎で王国第一にしていた、何人もの一世の姉妹たち。


まだまだバブルの名残があった時期なのに、みんな貧しくて、とても、とても貧しくて。

「あそこのパン屋さんで、耳をもらえるわよ」なんて口コミが広がったりして。


みかんや桃の缶詰と混ぜて、パンの耳ケーキを作ってくれた姉妹がいた。


亡くなったと聞いた。


とにかく熱心で、エホバ第一だった。
当時40代半ばくらいか。

きついアルバイトに文句を言うことなく、ひたすら奉仕をして、わたしたちみたいな、「若い」「都会的な」二世の姉妹たちが、長老からひいきされても、嫌味を言うことも無く、ヤキモチ妬くこともなく、エゴがとても少ない立派な姉妹だった。


春になって、梅の花が咲いていると、

「姉妹〜^ - ^梅の花が咲いてるわ」って、屈託のない笑顔で。
 
清貧を重んじる、修道女のような人だった。

待ち望んでいた楽園は来なかった。でも、幸せだったのかな。わからない。


一度も結婚せず、子どもも持たず、ただひたすら奉仕をし、楽園を待っていた。


春になると真っ先に咲き出す、忠実な梅の花のような
人だった。

{3CC0D534-2846-4931-9B08-1864AC82AEDB}