これで膵臓癌ステージ4が確定しました。
典型的な膵臓の腺がんです。
ここから治療に向かうわけですが
放射線治療も手術もできません。
「抗がん剤治療」だけです。
膵臓癌に対する抗がん剤治療は
現在のところ大きく2つしかありません。
「ナブパクリタキセル・ゲムシタビン」と
「オキサリプラチン・5FU」です。
後者はいわゆる
「フォルフィリノックス療法」といわれています。
先生と相談した結果
さすが神奈川県立がんセンターです。
いろいろな抗がん剤の
臨床試験があります。
臨床試験とは
まだ公に有効性が証明がされてないのですが
製薬会社がお金を出すことで
どれくらいの効果があるのかを確認するための実験です。
臨床治験に参加する利点は
最新の抗がん剤を使うことができること
またお金は全て無料となります。
私に提案された臨床実験も全て無料
入院費から抗がん剤代まで全て無料です。
!(^^)!
ただし問題点は
現在の標準治療と比べて良いかどうかが分かりません。
微妙な感じです。
今回の臨床治験では
「フォルフィリノックス療法」に加えて
抗体薬を投与すると言う方法なので
標準治療と比べて良さそうではあるのですが
よく解りません。
先生にどうしますかと聞かれますが
ここからは少し情報が必要です。
すぐにアメリカの厚生労働省の論文サイト
パブメドPubmedにアクセスし
この臨床治験の標的となっている分子に
有効性があるのかどうかの論文を探しました。
出てきました。
ネズミのデーターですが
それなりに有効性はありそうです。
しかし
論文を見るとこの分子の数が
患者さんによってかなりばらつきがあります。
しかも値が高くなってる人では効果はありそうなのですが
低い人では全く効果はなさそうです。
私の場合
高いのか低いのかがさっぱり解りません。
まずはその分子の値を調べてからであれば
少しは参加する意欲も出るのですが
「危険じゃね?」と直感が言っています。
しかも今回の臨床実験はフェイズ1です。
つまり
まだ誰も試したことがないことがないと言うこと。
副作用がもっと強くなる可能性もあります。
病院のコーディネーターの方と
話す時間が設けられたのですが
15分でやめの決断をしました。
続く。
