どうも、「モンブラー」のあまいけいきです。…モンブランマニアをそう呼びますが、あまいはケーキの中でもモンブランが特に大好き!和栗・洋栗問わず、通年美味しいモンブランがあると買って食べていますが、そんなあまいけいきがなんと!都内30店のモンブランを審査し、ランキングにさせて頂きました。それが間もなくOAされます!では、この関東圏で食べれる美味しいモンブランってどこのどんな物なんだろうか?と。これから始まる番組コーナーの予備知識として覚えておいて頂けたらなと思います。ホント、今まで何百種類も食べてきたから、今さらどれが特に美味しいとか難しいですが、あまいの好みでいきますね。
まず、モンブランには大きく分けて『和栗系』『洋栗系』があり、食べられる時期や見た目・味など、お店それぞれの個性が大きく出る物でもあり、それを知った上でモンブランを楽しんで欲しい!そう思います。
『和栗系モンブランの特徴』~和栗の要素として「甘露煮」「渋皮煮」「和栗のクリーム」等で構成されている物が多く、秋の初めは九州から「和栗前線」が西へ、北へ、と日本を駆け抜けます。そんな、9月~12月頭位まで食べられる旬栗のモンブランが「和栗系」の魅力の一つです。皮を剥いた栗を潰してペーストにし、それを独自のクリームに仕立て出来上がる物は正に鮮やかな黄金色!反して、渋皮付きの栗をクリームにした褐色のモンブランも近年ではよく見かけるようになりました。どちらも栗の季節「秋」が食べ頃!ただ、最近では冷凍技術が発達してきているので、甘露煮・渋皮煮・ペースト・クリームなどを冷凍保存し、和栗のモンブランを通年楽しめるようになってきたのも昔と違う特徴の一つです。でもやっぱり、四季がある日本の魅力として、素材の旬と共に楽しめる「秋モンブラン」を僕はオススメしたいです。
『洋栗系モンブランの特徴』~ずばり「フランス系」と「イタリア系」の二つに分かれます。とはいえ、フランスやイタリアの栗を丸ごと使う訳ではなく、それぞれの国で加工されたマロンペーストをバターやクリームで伸ばした物を絞った物が洋栗モンブランの大きな特徴と言っても良いでしょう。フランス産マロンペーストで代表的なのはクレマンフォジエ社製・サバトン社製、イタリア産ではル・クロドゥマロン等です。洋栗系モンブランには、甘露煮や渋皮煮よりもマロングラッセを合わせる事が多いですが、クリームと他の要素(シャンティ・土台)をシンプルに楽しんで欲しい場合は栗がない事もあります。ちなみに…甘露煮とマロングラッセの違いは「糖度」だそうです。より砂糖で甘く煮、ブランデーなどで香りづけした物がマロングラッセです。うんちくもういっちょう!呼び名について、モンブランの発祥(原型は氷菓?)と言われているイタリアでは「モンテビアンコ」、それを今の形にし広めたフランスでは「モンブラン」と呼ばれています。
なんとなくモンブランの全容が見えてきたかと思いますが、例えが悪いかもしれませんが、モンブランには「ラーメン」のようなお店ごとに異なる個性を持った物が多く、上記要素の他にも、土台にメレンゲ・タルト・スポンジ・パイ・アーモンド生地~など、クリームの要素に合わせて土台の種類も豊富です。食感フェチなあまいはやはりメレンゲが好きです。ただし、メレンゲを使ったからって美味しい訳ではありません。むしろこれはタルトが良い!これはアーモンド生地の方が良い!など、その構成によって生地とのバランスや相性は様々です。だからこそ、食べ歩き・食べ比べる事が一番楽しいお菓子だと言えるかもしれませんね。ちなみに「イモ、カボチャは好みじゃないが、栗は好き!」という男子が多いことを知ってますでしょうか?女子はどれも大好きでしょうけど(笑)そんなどうでも良いデータはさて置き…
ではいよいよ、あまいけいきが好きなモンブランを、和栗系・洋栗系それぞれ発表したいと思います。おまけに、和栗系に含まれますが「その場でしゃっしゃ系」という今風のモンブランもご紹介します。このネーミング…?それは、和栗のマロンクリームを食べる直前に「しゃっしゃっ」と絞ってその場で食べる「生モンブラン」とも言いましょうか?形もキレイで空気を含ませた絞りでふわっとした状態の内に食べて欲しい~そんな鮮度の高いモンブランが楽しめるお店が都内を中心に何件かありますので、その中の一部もご紹介します!ちなみにこのモンブランが楽しめるのは秋の数か月だけなので…(これ、特にあまいの大好物です!)是非ご参考ください!
☆和栗系モンブラン
武蔵浦和 アプラノス
大山 マテリエル
金町 ラ・ローズ・ジャポネ
紀尾井町 パティスリーSATSUKI
日本のモンブランの発祥といえば…自由ヶ丘モンブランですね。栗きんとんの様に真っ黄色なクリーム、トップにはこれまた黄金に輝く甘露煮、僕らが子供の頃に慣れ親しんだ物がこれです。そして、アプラノス・マテリエル・ラローズジャポネは、和と洋が融合した技ありのモンブランです。スーパーモンブランで有名なSATSUKIのモンブランは和がぎっしり詰まった超優等生なモンブラン、どれも美味しくてオススメです!
パティスリーSATSUKI スーパーモンブラン
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☆洋栗系モンブラン
要町 エコール・クリオロ
新宿高島屋 ル・ジャルダン・ブルー
巣鴨 フレンチパウンドハウス
ふじみ野 ブロンディール
六本木 パスティッチェリア イソオ
中目黒 カカオエット・パリ
ジャンポールエヴァン
きっと現在の様々なモンブランが生まれるきっかけとなったのは、フランスの有名店が日本に上陸した「アンジェリーナ」のモンブランでしょう。自社製のフランス産マロンペーストに洋酒を効かせ、シャンティとメレンゲを合わせた究極の洋栗系モンブランです。これと似たのがブロンディール(こっちの方が好きw)・カカオエットパリのモンブラン、タルト生地が抜群なルジャルダンブルー・フレンチパウンドハウスのモンブラン、その美しい絞りに心奪われるエコールクリオロのモンブラン、数少ないイタリア菓子店(パスティッチェリアという)イソオのモンテビアンコも必食です!余談ですが、ブロンディールで昔特別に作っていたことがある「モンブラン・セゾニエール」の美味しさは今でも忘れません!あと、ジャンポールエヴァンの週末限定モンブランも一時期ハマりました。どれも通年食べれるのが嬉しいですね!
カカオエット・パリ
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☆その場でしゃっしゃ系モンブラン
四谷 ラ・プレシューズ
江田 ナッシュカッツェ
金沢文庫 オ・プティ マタン
千歳烏山 キャトルセゾン
荻窪 ラブリコチエ
茨城結城 アルチザン・パティシエ・イタバシ
とにかく秋に外せないのが「その場でしゃっしゃ系モンブラン」なのだ!注文を受けてからふわっと絞る和栗の香り豊かなクリームと、シャンティ(生クリーム)の調和、そしてメレンゲのサクッと心地よい食感にしゅわーっと口溶けがクリームとあいまって絶妙です!その場で食べるか、テイクアウトができたとしても30分以内に食べて欲しい~など、ハードルは高いが是非秋の間にお試し頂きたい。そして…このモンブランはラ・プレシューズが元になっていて、ここで働いていたお弟子さんが独立して、このモンブランを受け継いでいる…というストーリーもあり、美味しい物が毎年そこで戴けるという幸せを感じられる素敵なお菓子なのです。
キャトルセゾン
栗は剥いてから本当に痛むのが早く保存には適さず、更に皮を剥く、煮る、磨く…など工程が多く、それぞれの調理も本当に大変なのです。職人がひと粒ひと粒の栗を丁寧に下ごしらえし、やがて僕らの目の前に現れる美しく気高くそびえ立つ峰は、きっと貴女を魅了するでしょう。お菓子職人、パティシエの晴れ舞台がるとしたら、その峰の頂なのかもしれない…
僕はモンブラーあまいけいきです!
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