初めまして、こんにちは。

兎子尾 英実子(としお えみこ)と申します。

1時間でできる失敗しない魔法のマカロンお菓子の教室を

オンライン大阪でしています。

毎月30~40名の生徒さんと楽しくレッスンさせていただいています。2021年からスタートした魔法のマカロン®オンラインレッスンは、120名以上の方が受講してくださっています。

 

少し長くなりますが、私について書いてみました。

ご覧いただけると嬉しいです。

 

 

子供時代

私が初めてお菓子作りに興味を持ったのは、

小さい頃、母が、手作りで私たち子供にお菓子を作ってくれていたことにさかのぼります。

 

歳上の姉と4人家族。

公務員の父と専業主婦の母のもとに生まれした。

 

料理好きだった母。

おやつにクッキーを焼いてくれました。

お菓子の空き缶に、どっさりと入っていたクッキー。

あと何枚?

と姉はしゃぎながら食べていたこと思い出します。

誕生日にはケーキを焼いてくれ、友達を呼んでパーティをしました。

 

 

母が私に焼いてくれたケーキの

今でも鮮明に覚えています。

ごく平凡ですが、幸せだったと思います。

 

そんな母は、私が小6の時に入院します。

そのまま私が13歳(中2)の時に他界しました。

病気が分かった時、余命3カ月だった、

と後に父から聞きました。

肺がんだったそうです。

 

母と仲良しだった女性が、

喫茶店に連れてくれケーキを食べながら

「つらいけれど、大切な人を亡くした人の気持ちが分かる人になるよ」

と言って励ましてくれたことが心に残っています。

悲しくてつらけれど、いつも笑顔でいようと思いました。

 

 

学生時代

人になったら、お父さんとお母さんがいて、おいしいご飯が出てくる家庭を作りたい

私も子供を持つ母になったら 、いつか子供にお菓子を作ってあげたい。

母がしてくれたように

「子供と一緒にクッキーを作りたい」

ささやかだけど、それが私の夢でした。

 

今思うと母がいない寂しさを紛らわしたかったのかな?

中学時代は勉強をがんばり、地域で1番の校に進みます。

そして、大学へ進学。

住宅メーカーに就職します。

(食品メーカーが希望だったけれど叶わず)

 

家庭と仕事

3年ほどして、お菓子作りがが好きだった私は、

いずれ食に関わる仕事がしたいと考え

仕事をしながら夜間の調理師専門学校に通います。

製菓学校でなく調理師学校にしたのは、料理全般に触れてみたかったらです。

専門学校を卒業。結婚を機に退職。

 

お菓子作りが好き

結婚後、食の道に進むことなく

派遣で働きながら

時間を見つけてはお菓子を作っていました。

美味しく作りたいただそのためだけに、作っては試食。

ノートに記録して、お菓子作りを楽しんでいました。

 

その後出産を機に、専業主婦に。

初めての子育て。

晴れの日は、毎日のように公園へ。

小さな娘中心の生活でしたが、時にはお菓子作りをする時間をっていました。

 

 

一般家庭にインターネットが普及しはじめた当時。

お菓子作りや暮らしを発信してる人のページを見るのが好きでした。そこで、自分もやってみようと思い立ちます。

 

2001年頃ホームページビルダーというソフトを購入。

簡単なホームページを作り、

日々のおやつやご飯の写真を載せて

日記のようなものを書いていました。

 

 

そろそろ仕事をしたいなと考えていたころ

バレンタインのお菓子キットの会社のパートの求人を見つけます。仕事内容は、バレンタインのお菓子のレシピ開発でした。

 

え?こんな仕事の募集があるなんて!

やってみた

 

と思い接を受けます。

 

ホームページに載せていた

たくさんのお菓子の写真をまとめて印刷して持参。

なんの経験もなかったけれど、

それを見て社長さんが採用してくださいました。

ちょうどその頃、導入された幼稚園の2歳児保育。

その制度を利用して娘は、3歳を待たずに幼稚園に入園
延長保育を利用して、

専業主婦からレシピ開発の仕事をスタートしました。

 

まわりは社員さんで、今から大事な打ち合わせという時に退社する私。

幼稚園では最後の1人になっている娘。

現実が厳しくて、新しくスタートした仕事を断念しようと相談すると、社長さんが

「初めての試みだけど、在宅でやってみないか?」

と思いがけず提案してくれます。

 

試作品を持参して試食してもらうなどしましたが、

今とは違いスマホもない時代です。

やりとりも難しく一定期間で区切りをつけ終了することに。

その時にいくつかのレシピを、仕事として購入しくださったことは、私にとって非常に嬉しいことでした。と同時にパートであっても、子育てしながら仕事することの難しさを痛感した経験でもありました。

 

その後次女を出産。

次女の入園を機にお菓子教室を始めることになります。

 

 

野球好きの夫とお菓子作り

野球が好きな夫。

所属していた会社の野球チームは、お花見バーベキュー夏に合宿、そして忘年会

家族参加OKのイベントも盛んでした。 

 

 

食べてくれてありがとう

お菓子作りが好きな私は、

大勢の人が集まる野球チームのイベントに、
お菓子を作っては、持って行きました。
子供がまだ小さかったので、

子供が眠りについてから、夜中に作ったりしていました。

 

たくさんのお菓子があっという間になくなる。

喜んで食べてもらえることが、

ただただありがたく嬉しかったです。

いつの間にか

私は”スイーツ担当”みたいになっていました。

私が参加しない時には、お菓子だけを夫に持って行ってもらう、ということもありました。

 

 

思いがけない一言

そんなある時、野球仲間の奥さんのHさんが言ってくれます。

 「お菓子作りを教えて欲しいな。お月謝を払うから、考えてみてくれない?」

思いがけない一言でした。 本当に嬉しかったです。

 

初めてのお菓子教室

ちょうど下の子が幼稚園に入園した5月の連休明けから、

Hさんとのお菓子教室がスタートしました。

 

そのうちにブログを始めます。

ブログを見て来てくれるようになった方と、

毎月数名の生徒さんとレッスンをするようになりました。

レッスンの後は、いつも一人反省会。

試行錯誤の始まりでした。

 

兵庫県に住む彼女は、片道1時間45分の距離でしたが、

職場復帰までの2年近く、毎月お菓子を習いに私のもとへ来てくれました。

 

いつか自宅でお菓子教室が出来たら、という気持ちはどこかにありましたが、漠然としたものでした。

「お菓子作りを教えて」

彼女の一言が、大きなきっかけを与えてくれました。

 

 ”食べてくれる人がいるからこそ”のお菓子作り

また、私にとって大きな存在だったのは、

子育てを通じての友人達です。

機会あれば、お菓子を食べてもらっていました。

喜んで食べてくれる人が居てくれたからこそ、

お菓子作りを続けることができました。

そして、自信につながっていきました。

目の前で友達が喜んでくれる。

一緒に食べるそのお菓子も

そのひと時も、かけがえいないものに感じられました。

 

お菓子を渡すと「ありがとう」と言ってもらうのですが、

”食べてくれる人がいるからこそ”のお菓子作り。ありがとう。”そんなふうにいつも思っています。

 

お菓子教室をする。

そこに至るまでには、お菓子を喜んでくれた方々の存在、

家族の理解がありました。感謝しています。

 

 

2025年 少しでも快適にお菓子作りを楽しんでいただきた自宅の一室を製菓専用室に改装。何もなかった部屋に電気・ガス・水を新たにひいたので、結構大がかりな工事になりました。

 

それを機に、レッスン内容を再検討し、単発だったレッスンを、コースレッスンのみにリニューアルします。

 

 

 

 

 

お菓子作り 教室への思い

 

楽しみにしてました~

と笑顔でレッスンに来てくださる生徒さん。

 

「家族があっという間に食べてくれました♪」

「また作って、と友達が喜んでくれました」

 

生徒さんが話してくださいます。

 

そのときの気持ちは手に取るように想像できてしまい、

そんなお話を聞くことが、何よりも嬉しいです。

 

手作りのお菓子というのは 不思議なパワーがあることをいつも感じます。 

 

「こんな手作りの美味しいケーキをいつも食べれて、先生のお子さんは幸せですね。」 

 

生徒さんが、私に対して度々くださる言葉ですが、このことこそ、私が生徒さんに感じていただきたいことだったりします。 

 

周囲の人にも”ささやかな幸せ”を感じていただけるけるお菓子作り。

 

"甘くて綺麗で、見ているだけで、幸せな気分になれるお菓子を手作りできる喜び" 

 

"そしてそのお菓子を誰かが食べてくれて喜んでくれること"

 

市販のお菓子では難しい手作りのお菓子作りの魅力を伝えたくてこれまでお菓子教室を運営してきました。

 

お菓子作りを通じて、誰かを幸せにして、 

喜んでもらった時の幸福感を共有できる方を

一人でも増やしたくて。 

そんな思いでお菓子作りをお教えしています。 

 

お菓子作りの魅力、私と一緒に感じてみませんか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。