子供のビジネス | 妻・母・学生 キャロンのブログ2

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コミカレから編入し、4年制の州立大学で会計学を専攻しているパートタイムの学生です。パートタイムでお仕事もしています。

娘が3年生の時、学校で「ビジネス」というものを学んできている。子供相手なので何かを売ってお金も貰うとかそういう簡単な説明なんだと思うけど、あの時に学んだビジネスにかなり刺激を受け、当時のクラスメイトでもあり同じアパートに住むDと娘の2人で、このアパートで住人相手にビジネスしようと思っている。 というか、している。

前住んでいた町で見かけたことあるけど、アメリカでは子供たちが路上で(正確に言うと、一応敷地内にお店を構え、道を通る人や運転手に対して)レモネードを売っていることがある。そう思うと、アメリカでは子供が勝手にビジネスしちゃってもいいのかなって思える。きっと子供のビジネスだし、大きなお金を稼ぐこともなく、ちょっとしたお小遣い程度の金額だから、周りの大人も快く応援してくれ、客となって購入してくれるのかも。

このアパートでは、犬を買っている人がたくさんいて、飼い主たちはよく犬を連れアパートの庭にでておしゃべりしている。そこで、子供たちが考えたのは、手作りの犬の首飾り。2人の家にあるリボンと紐を持ち寄り、リボンにオナーの名前と何か(娘も忘れた)を書いて紐でくくったもの。これを50セント、大型犬には1ドルで売っていた。

いくつ売れたかわからないけど5ドルぐらいは売り上げがあった気がする。そして、売り上げを2人で分けていた。

この日以来、ビジネスの楽しさを知ってしまったようで、2人が揃う日はビジネスを外でしたいと言っていた。でもさすがに住人も子供たちに会うたびに何かを売られたら嫌だろうから、娘に説明して当分お休みしてもらっていた。この時はDのママも同じように思ったようで、Dもママから何か言われていたみたい。

今年の夏から、Dと一緒に過ごす機会が増えた。

昨日は子供たちの学校が早く終わる日だったので、娘とDを迎えに行きDはそのまま家でお泊りすることになっていた。

前から、この日のためにまたビジネスの内容を2人で計画していた。

何かを作って販売する・・・今度はお菓子らしい。

材料がすでにあるもので簡単に作れるレシピということで・・・チョコレートケーキを作ることになった。

で、チョコケーキを焼いて、外に子供用のテーブルを運び出し(子供たちでテーブルを担いで階段を下りて行った)、子供のケーキ屋さんをオープンした。

小さいピースを試食用、5×5cmサイズの1ピースを1ドルで販売。少し高い気もするが、アメリカなら、イヤ、子供たちが焼いた手作りケーキなら1ドルでも買ってくれる人がいるかもしれない(値段も子供たちで設定している)。

アパートの住人はほとんどが独身20代~30代の大人で、子供たちは数人だけ。娘もDもこのアパートでは顔が広く、ほとんどの住人を知っている。

女の子たちに声を掛けられたら、断り辛いというかボランティアしたくもなるのか、買ってくれた人が3人。チョコは嫌いだけど2人を応援する意味でお金をくれた人もいたらしい。

この日の売り上げ約6ドル。

また、味占めてたよ。

一度は2人で山分けしていたけど、やっぱりこのお金を材料を買う資金として、また何かを売りたいと決めたらしい。

そして、今日、2人でクッキングブックを見ながら考えたのが、ゼリー。

私の買い物に2人がついてきて、材料を昨日の売り上げから購入。

2人で青いゼリーを作ってまた外で売ってた。

本日は、4ドルの売り上げ。

子供たちは、自分たちが作ったものを食べてもらえて、イヤ、買ってもらえて喜んでいた。


正直、親としてどこまでさせていいのかわからない。生ものだからとかアパートの管理者が、とかは気にしなくてもいいのかな?庭でヤードセールしてるぐらいだからアパートの管理者側としてはOKなのかもしれない。庭にでて子供に会うたびに何か売られたら嫌だろう。でも、住人の数も多いため、いろんな人が買ってくれるらしい。むしろ、子供たちと親しい大人たちは応援で、ちょっと知り合い程度の人が買ってくれているみたい。

ビジネスの教育としては間違っていない気もする。アメリカ人のDのママも私の夫も子供たちのビジネスに対して売り上げがあって良かったねと応援している。気にしなくてもいいのか・・・たまになら子供がお店を開いてもいいのか・・・

もしかすると私一人だけ悩んでいるのかもしれない。

アメリカで子供がビジネス・・・・私の知識も経験もないため自分の考えがない。こういう時の判断に困る。



ここまで書いて気づいた。そうだ、夫に訊いてみたらいいんだ。そうしよう。