一筋の光が降りてくる

 

ある昔にはそれが蜘蛛の糸のように見えたこともあった

 

天使の羽根のようなものが

 

ふわりふわりとあたたかな波動を携えて

 

目の前に・・・肩に・・・そっと

 

舞い降りてくることを願っていた

 

 

あれは祈りだろうか

 

 

自分自身の魂の声は時を待っていた

 

幾度となく

 

「ああ、今、この瞬間か。」

 

と感じて、繋がったと思っていた

 

それは光の瞬きのように短かった

 

今、その瞬間がその時だという認識はあっても

 

何度も訪れても

 

淡く甘く儚く・・・あるいは切なく消失していった

 

 

だけどようやく

 

そのあたたかいものが真実味を増してきて

 

実態があるように感じ始めている

 

 

私の祈りの波動もようやくここまで辿り着いたのか

 

 

人は縁ある人との出会いがある

 

その出会いは更なる出会いを連れてやってくることがある

 

単なる一時的な学びで過ぎ去っていく時ではなく

 

未来を形作り、描いていくもの

 

お互いのエネルギーの混ざり合いによって

 

お互いのことを思いやって作り上げていこうとする

 

そんな世界があるのだ

 

 

そういう創造的なものを共有し合える人との

 

化学反応はとてつもない威力を有している

 

癒し学び、高め、鎮め、支え、触れ合う

 

運命の糸のように手繰り寄せられていく未来を

 

手にしている

 

 

これはダイヤモンドのような輝きだ

 

 

霊的なものの存在が気になっていた自分

 

長い間、いろいろなものを見聞きした

 

どんなことも中庸の意識で心と頭に蓄積をすることを経て

 

得たもの

 

 

それは・・・

 

視えないものを見ようとしていた

 

だけれど私には視えていたということに気づかされた

 

やはりこれは霊感の強い相手の協力が必須だった

 

私は答えを得るために

 

そういう相手を無意識のうちに求めていたのだ

 

自分の答えを見つけられることを知っていたからなのだろう

 

 

色々な力を持った人は何人もいた

 

でもここまではっきりとした答えにたどり着ける

 

相手には出会ったことがなかった

 

 

ヒントはもらい続けることはできた

 

 

探求心の強い自分は答えが知りたかった

 

 

自分には不思議な力があると信じて疑わなかった

 

しかしこれは人間皆持っている力

 

でも大きく強く放出し

 

為し得なければいけない使命があることは知っていたのだ

 

「魂に刻まれた記憶」

 

その記憶が私を幼いころから突き動かし続けてきたのだ

 

 

ようやくその力をきちんと形にしていく段階に

 

入った

 

準備が整ったということなのかもしれない